「足の爪切り屋」フットケアしろくま+α 爪切りぶろぐ

足の爪切り屋として、日々かかわっている足や爪に関することを書いてゆきます。

抗がん剤と爪のトラブルの関係

2014-02-18 | フットケア
すべての抗がん剤ではありませんが、特定の抗がん剤の副作用として
皮膚障害が高い頻度で出現する
というが気になり調べてみました。

なぜ皮膚障害が出現するかというと、皮膚、毛包、爪の増殖や分化にも関与している部分に
(特定の)抗がん剤が作用するため
だそうです。
副作用ですから、本来はその部分には効かなくてもよいわけですが、薬なので、がん細胞にも
正常な細胞にも作用してしまう
ということですね。

皮膚では潰瘍形成のような症状となり、爪では、爪母細胞の分化以上から爪甲非薄化を引き起こし
一部欠損し、周囲の皮膚を障害し側爪郭に肉芽形成し、約3割の方に爪周囲炎、カンニュウ爪が
生じる
そうです。

爪周囲炎の発現日は、薬を始めてから6週間以後に増悪するといわれていて、爪の痛みや炎症がひどいと
抗がん剤治療を一時中止せざる終えない状況になる
ケースもあるそうです。

病気の治療もさることながら、足の爪の強い疼痛のため日常生活の質を著しく低下させてしまうので
注意しなければいけない、また、もともと爪の状態がおかしかったというケースも多い
そうです。

抗がん剤治療中の方の爪をみさせていただいたことがあるのですが、爪の変形などある方などはやはり
治療する前から、爪の状態がおかしかったと思われる方が多いかんじがします。
ならば・・・副作用で爪のトラブルを発祥しやすい治療を始める前に、
爪のケアをしたらよいのではないでしょうか?または、
爪のケアが必要かどうかを相談していただけるとよいなぁと思います 

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