「足の爪切り屋」フットケアしろくま+α 爪切りぶろぐ

足の爪切り屋として、日々かかわっている足や爪に関することを書いてゆきます。

足の爪:手術する前にご相談ください!

2016-04-30 | フットケア
1年半前に巻き爪・陥入爪の手術をしたものの、痛みが改善せず困っている
10代の男性がフットケアにいらっしゃいました。

手術後も、1か月くらいすると足爪の痛みを感じるようになり、痛くなるたびに
爪を切除していたそうです。この繰り返しにより、かなりの深爪とそれに伴う
陥入爪の症状が悪くなってしまいました。

「今ある足爪の幅・形が、自分の体に必要なものなのです」

この爪を手術で切除したり、ニッパーや爪切りで無理に切り込んでしまうことで
痛みなどの症状が悪くなってしまうケースが多くみられます。

たかが足の爪で、大げさなことを言うなぁ、と思う方がいるかもしれませんが、
今あるものはすべてが、人間の体に必要なものです。
必要なものを除去してしまうことで、人間の体には不具合が生じます。
特に、足の爪には全体重がかかります。そして、指先にはたくさんも末梢神経が
集まっているために、痛みを感じやすいのです。

「手術をする前に爪のケアができれば、こんな痛い思いをせずにすんだのに…」

どうか手術をする前に、フットケアにご相談いただければと思います

必要です!リウマチの方のフットケア

2016-04-26 | フットケア
「足の爪が切れなくなってしまい困っていました」

リウマチの方は、関節の変形を伴うことが多く、足や手の爪が変形したり、
手や足の関節が変形することで、爪が切れなくなってしまいます。

医者は、リウマチの薬や変形した関節の手術など治療をしてくれますが、
足や手の爪のことまで、気配りをしてくれることはないようです。

悪くなってから治療をするのではなく、日常生活を快適に送るために
悪くならないように「予防」「手当=ケア」するもことが大切です  

スイスからフットケアにいらっしゃいました

2016-04-26 | フットケア
昨年に引き続き、夏休みを利用してスイスから15歳の女の子
(スイスでは8月から高校生らしいです)がフットケアにいらっしゃいました。

前回は、足の爪が痛く困っていましたが、フットケアをしてから
約1年、爪の痛みがなく過ごせたそうです。
爪の状態も、ほぼよくなっていましたので、経過良好です。

前回は、左右第1趾の足の爪が痛く、スイスの病院にかかってもよくならないため、
日本に一時帰宅したときにみてもらおうと、足のケアをしてくれるところをネットで探して、
スイスから日本のフットケアを予約して、いらっしゃいました。

今回も、スイスからフットケアを予約し、来てくれました。
そして、「爪が痛くなると心配だから」と、また来年も、スイスから
一時帰宅したときに、フットケアにいらっしゃる予定だそうです。

なんだか、とてもありがたいです…
スイスに帰ってしまったら、私が足をみることができないのに、
ケア後、トラブルなく過ごせていること、そして、足に痛みがなくても、
予防のために、フットケアに足を運んでくれること… 感謝です  



あなたの足を知っている靴屋さん

2016-04-25 | フットケア
「あちこちみて回っても あう靴がみつからなくて・・・」

その悩み、よい靴屋さんに出会えれば、簡単に解決できます。
でも、そのよい靴屋さんになかなか出会えないのが、現状のようです。
デパートや大型スーパーなどなど、出かけた先でいろいろ見て履いても
見た目だけの靴では、足に合う靴をみつけるのは難しいです。

大切なのは、あなたの足を知っていてくれている靴屋さんです

あなたの足を丁寧にみて、足の状態を記録してくれている靴屋さんがあります。
そんな靴屋さんならば、あちこち靴を探し回らなくても、いつでも、すぐに
足にあう靴に出会うことができます → F&L シカゴさん に、ご相談ください。


妊娠中に発生した足爪のトラブル

2016-04-24 | フットケア
「病院で一度、足の爪をぬきました」

とても痛々しい話を聞きました。
妊娠中に足の爪が痛くなったそうです。
詳しく聞いてゆくと、足の爪が厚くなり、その後、痛みが生じたとのことでした。
厚い爪が指先を圧迫していたことに加え、妊娠中の体重増加などにより爪にかかる
負担が大きくなり、今回の方の場合、爪母付近が強く圧迫され、症状が悪くなって
しまったようです。

実は、以外と多い妊娠中の足爪のトラブルなのですが、足のむくみのほうが
わかりやすい症状だったりするので、足爪のトラブルはあまり問題にされないまま
出産し、忙しい子育ての生活になってしまうようです。

妊娠中は、もれなく体重が増加すること、体系、姿勢が変わるので
足にかかる負担が大きくなるために、トラブルを起こしやすいことが
予測されます。そして、足の先まで、目がいきにくいこともあります。

足爪ケア…妊婦さんへも、必要そうですね 



とっても大事!グーの運動

2016-04-22 | フットケア
熊本大分方面の地震被害が続いています。
お見舞い申し上げると共に、一日でも早くいつもの日常生活が
送れますよう お祈り申し上げます。

最近の問題となっているのは、健康被害・エコノミー症候群です。
「足の指や足首を動かすだけでも効果がありますよ」と、テレビアナウンサー、
専門家の方が、呼びかけを行っています。

フットケア的には、いつも皆様に「大切ですよ」「毎日やってくださいね」
と、「グーの運動」の必要性を伝えしています。

でも、このグーの運動ができない方が以外と多いのです・・・
これを機会に、一人でも多くの方に「グーの運動」が
できるようにななっていただけるとよいなぁと思っています。
この動きができないと、足のトラブルが徐々に起こり始めてしまうので
要注意なのです・・・

自分の足で避難できるように・・・

2016-04-16 | フットケア
一昨夜、昨夜と熊本の地震で、被害が日々拡大しています。

遠く離れた関東からですが、皆様のご無事をお祈りしております。

まだまだ、余震が続く中、状況が読めないと思いますが、

安全な場所で 身の安全を確保し 正しい情報収集に努めてください。

道路、鉄道、飛行機・・・交通機関が乱れています。

安全な場所に避難するには、まずは自分の足でしっかり歩く必要があります。

東北の地震の時も思いました・・・

「自分の足でしっかり歩けることの大切さ・・・」


最後は自分の足が頼りなのではないかと・・・

そのためにも、日頃の足のケアが大切・・・

そんなことも感じています。




巻き爪ケアも はやめが大事です!

2016-04-15 | フットケア
「30年以上前から巻き爪だったんです」

初めてフットケアにいらした40代の女性
30年前ということは小学校のころから巻き爪だった
ということになります。

自分なりになんとかケアをしていたようですが、やはり…
どうにもならないときがやってきたようです。

巻き爪も、早くケアすると、はやく爪の形が元に戻ります。
早めのケアを おすすめします 

フットケアをすると歩きやすくなる

2016-04-08 | フットケア
2カ月に一度、10年ほどフットケアに続けている70代の女性
はじめは自分で爪が切れない状況だったためフットケアに来ていました。
今は、特に大きな問題はないのですが、フットケアを続けています。

「足のケアをすると歩きやすくなるのよねぇ」

10年フットケアを続けている方の感想です。
足に問題がなくてもフットケアに来ているのは、そういうわけなのです。

フットケアでは、足浴、角質除去、整爪、爪切り、足裏ケア、ケアマッサージと
1時間かけてケアをしてゆくことで、足の指、下肢の関節・筋肉がほぐれ、
血流がよくなり、「歩きやすさ」を感じることができます。
これは、爪を切るだけ、マッサージだけでは、感じることができない
「歩きやすさ」なのです  




足爪が変形する原因は?

2016-04-02 | フットケア
90代の母親の足の爪きりをしているご家族のお悩みです。

「足の爪を切るのが、怖くて仕方がないんです」

痛みはありませんが、足の爪ひとつひとつがいろいろな形に
厚く、変形していて、普通に爪を切るのは難しい状態でした。

足爪の変形の原因は、人それぞれですが、主に

歩き方
合わない靴(きつくてもゆるくてもだめです)
爪の切り方・間違ったケア
病気・ケガ
加齢


などがあげられます。
高齢の方はこれらの原因すべてがあてはまってしまい、
足の爪きりが難しい状態になっていることが多くみられます。

今回ご相談に来た方は、90才代ですが、杖を使って自力で歩ける方ですから、
まだまだ自力で歩いていただかなければいけません。
フットケアで、定期的に足のケアをしてゆくことになりました 

大切です!精神疾患のある方のフットケア

2016-04-01 | フットケア
肺炎で入院した60代の男性の足のケアを依頼されました。

「靴下がはけないくらい爪が伸びているのでみてほしい」

普段、心の病気に苦しむ方の病院に入院されているが、
一般の総合病院に入院して、看護師が足のトラブルに気がついてくれたようです。

普通に靴を履いてフットケアにいっらっしいましたが、
足をみると、爪がひどく変形し、伸びすぎていました。

「これで靴が履けたの?痛くないの?これで歩けたの?」

伸びた爪は、皮膚に刺さり指が赤くはれていました。
伸びた爪が、指にぶつからないように、指の形が変形していました。

心の病院では、足の先まで目が行き届かないのでしょう。
今回、一般病院の看護師が気づいたことで、足のケアができましたが、
もし、このまま爪、足のトラブルに気がつかないまま過ごしていたら

「靴が履けなくなる。歩けなくなる。転ぶ。寝たきりになる。」

などなど、心の病気以外の問題を抱えてしまうことになります。

病気のために、高齢のために、自分の足のトラブルに気づけない方が
たくさんいらっしゃいます。
だれかが、ほんの少し 靴下を脱いだ足をみてあげる気配りを
してあげることが大切です