「足の爪切り屋」フットケアしろくま+α 爪切りぶろぐ

足の爪切り屋として、日々かかわっている足や爪に関することを書いてゆきます。

90年間生きていてはじめて・・・

2013-05-31 | フットケア
ウオノメを病院で治療していても しばらくするとまた痛くなり
また病院にいくということの繰り返し手いるという90歳の女性。
杖もなく自分の足で歩けるのですが、ウオノメが痛くなると
「このままでは歩けなくなってしまうのではないか・・・」と不安になるそうです。

フットケアでウオノメをケアした後は、ほとんど痛みを気にせず過ごせるようになり
「90年間生きていて、こんなことは初めてです」と笑顔で話されました。

治療ケア(手入れ)・・・似ているようですが、違います。
ケアで痛みが改善されることもたくさんあります。
足は毎日使います。痛いときだけではなく、ちょっとした毎日のお手入れが大切なのです。

そんな毎日のちょっとしたお手入れ方法をお伝えするのもフットケアの大切な仕事です 


巻き爪だけよくなればいいのではありません。

2013-05-28 | フットケア
巻き爪をケアしてくれるというお店をたずねたら
指1本の巻き爪料金が 18000円 といわれたそうです 
一度でよくなるわけでわないので、何度か通う必要もあるそうです。 

値段もびっくりですが、フットケア的には「悪いところだけケアする」
というのが気になります。
足のどこかに傷みや違和感があると、その部分を避けて歩くようになり
全体的に足の状態が悪くなっています。なので、足をよい状態に保つためには、
痛みや違和感のある部分以外の足もよい状態に整えなければいけません

悪いところだけよくなればいいのではなく、足の健康維持・改善を目的とした
トータル的な足のケアを行う... これが、フットケアの仕事です   




足の親指が痛いのです

2013-05-21 | フットケア
91才の女性が「足の親指の爪が痛いのです」
と、フットケアにいらっしゃいました。

足をみさせていただくと   
すべての爪を切りすぎてしまっている「深爪」の状態で、痛みのある部分は
爪を切りすぎたために爪が皮膚の中に埋もれて痛みを生じる「陥入爪」 
(カンニュウツメ)という状態でした。

フットケア後、爪の痛みを感じることなく歩いて帰りしましたが、
足の裏にウオノメもあり困っているそうなので、次回はウオノメのケア
もすることになりました。

91歳でも杖も使わず、自分で歩くことができるなんて すごいですね。
でも、足に痛みがあることで 歩けなくなってしまうことだってあります。

いつまでも自分の足で快適に歩けるためのケア ・・・
これが、フットケアの仕事の原点です 


足のむくみがとれました。

2013-05-18 | フットケア
80代の女性から「足のむくみがとれない」
ということでフットケアの依頼がありました。
むくみに対しては医師の診察をうけたそうですが、
原因がはっきりしなかったため積極的に治療は行われず、
「フットケアをうけてみては?」といわれたそうです。

足をみさせていただくと、両膝下から指先までむくんでいて、
足部は循環不全のため、紫色になっていました 

足のむくみは、循環が悪いために起こることが多いのですが、
「足、足の指を動かさないこと」でさらに症状が悪くなります。
 心臓から送り出された血液は、足の先まで送り届けられ、
そのあと心臓まで戻ってゆくのですが、足や足の指を動かさないと
筋肉が動かない ので血液がもどれないまま、やってきた血液が
足の指先にどんどんたまり むくみがひどくなってしまいます。
 また、足の指の血管はとても細いので、普通でも血液が戻ってゆくためには
かなりの難関といえます。それに加え「痛みがあって足を動かせない」
となると、さらに血液は戻りにくくなってしまいます。

このむくみを改善するためにフットケア的には、何をするかというと
 「痛みの原因となっている部分のケア」 を主体にケアしてゆきます。
痛みが改善すると自然と指が動くので、足のむくみも改善してゆくのです。

冒頭に紹介した80代の女性も一度ケアをして、1ヵ月後に伺ったときには
紫色の足の色は普通の肌の色に、むくみもほぼ改善していました。
足の痛みは、まだありますが、1ヶ月前よりもかなり楽になったそうです。

足のむくみをとるケアも、フットケアの仕事です 

右だけ外反母趾なワタシ・・・

2013-05-14 | フットケア
先日、ブログをUP したら、
右だけ外反母趾なワタシ・・・
というつぶやきがきこえてきました

片足にトラブルを抱えていると、痛みがなくても無意識に
トラブルを抱えている足をかばってしまいます。
このため、よい方の足まで悪くなってしまうことがよくあります。
また、歩き方のバランスも悪くなり、膝や腰、首など足部以外にもトラブルを
起こしてしまうこともあります。

外反母趾の予防は、なにかしてらっしゃるのでしょうか?
外反母趾は、痛みがなくても予防が大切です。
何もせず過ごしていると、日々、足の形は悪くなってしまいます。
そして、一番困ってしまうのが、足の形がひどく変形した状態で固まってしまうことです。

外反母趾の予防方法をお伝えするのも、フットケアの仕事です




手のタコもケアが必要なのですね

2013-05-12 | フットケア
モトクロスバイクのレース中 クラッチ操作の繰り返しで
手のマメがつぶれてしまった!と、写メが送られてきました   
痛そう…
手のマメが痛いとスムーズなクラッチ操作ができないので
もちろんレース成績もよいわけがありません。

アクセル開ければバイクが走ってくれるから足は傷まないけど
ライダーの場合、手が傷む ことがわかりました。
ってことは、手のマメもきちんとケアすることが大切ってことですね。
レース中にマメがつぶれないように… 

とにかく痛みがあるってことはよくないので、そうならないような予防と
なってしまったら痛みを抑えつつ、はやく正常な状態に戻るようケア
してゆくことが大切です。
でもレースの時は、 衝撃吸収材入の+テーピング
とかがよいのでわないかと思います。

タコのケア、セルフケア方法をお伝えするのも、フットケアの仕事です  









膝にもやさしい靴選び

2013-05-11 | フットケア
足にトラブルがある方もそうでない方も「楽な靴」を選びがちですが、
その「楽な靴」が、足を痛めていることがあります 

外反母趾で足の幅がどんどん広がってしまって・・・と悩んでいた方が、
F&L シカゴ さんで選んでもらった靴をはいて出かけるようになってから
足首がしっかり固定されて、長時間歩いても膝が痛くならなくなったそうです。
今まで自分で選んで買っていた靴は、足にあってなかったのですね。
そして、靴があっていないと膝にも負担がかかってしまうのですね。

足にあった靴を履いていただくのも、フットケアの仕事です 
 

ヴァセリンは、やっぱりスタンダードバージョンがおすすめです

2013-05-07 | フットケア
ヴァセリンのボディーローションを 使ってみました。
茶色いのは、ココナッツの香り付のためです  

使ってみた感想 → やっぱりこれが  サイコー!です。

ローションタイプはぬりやすいけど持続効果が短い のです。
同じ回数1回ぬって効果があってその状態を持続させるためには、
ヴァセリン に勝るものはないようです。

ヴァセリンについてわかりやすい説明

スピール膏が危険な理由

2013-05-05 | フットケア
ウオノメやタコをスピール膏でとると ふやけた皮膚が一度にたくさん取れてしまうので
急に皮膚が薄くなり、痛みを感じやすくなります。その後、間もなく薄くなった皮膚が急激に乾燥し、
また痛みがおこるという悪循環を繰り返してしまいます。

ウオノメにスピール膏をはって皮膚をふやかして取りの除いた状態
 ←白く写っているのがふやけた皮膚デス

できれば、スピール膏ではなく、フットケア的に硬い皮膚だけを取り除くことが望ましいのですが、
もし、スピール膏を使ってしまったら、その後は、薄くなった皮膚の保護・保湿をしっかりとしてください!
決して、スピール膏をまた貼るということの繰り返しはやめましょう。

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