「足の爪切り屋」フットケアしろくま+α 爪切りぶろぐ

足の爪切り屋として、日々かかわっている足や爪に関することを書いてゆきます。

歩かないで「すごいストレッチ」しよう!

2017-10-04 | 本・雑誌・新聞・テレビ
爪切り屋フットケアでは、たくさん歩くことをすすめていません。
なぜならば・・・たくさん歩くと疲れて、歩くバランスが悪くなってしまうのです。
すると、膝に負担がかかってしまいます。
すると、股関節に負担がかかってしまいます。
すると、足にトラブルを生じてしまいます。
などなど・・・いろいろなところに負担をかけてしまうばかりか、
それをきっかけに、体調を崩すこともあります。

歩く時間を半分にして、残りの半分を「ストレッチ」にしてみてはどうですか?
体に過度に負担をかけることがなく血流がよくなり、体調もよくなります。

本屋さんでこんな本を見つけました。タイトルがすごいですね。
すごいストレッチ
なかは、こんな感じでイラストで解説してくれているので読みやすいです。

筋肉の位置や周りの筋肉とのつながりもイラストで描いてくれていて、
ストレッチしている部分をイメージしやすいのもわかりやすいですね。




わかりやすいイラストで水虫の話:ガッテン!

2017-08-17 | 本・雑誌・新聞・テレビ
「水虫 驚きの感染ルート」
こんなテーマでテレビ放送があり最近 録画でみました。
・・・おどろきじゃないけれど・・・
水虫は「菌」なので条件が整えば、半年くらいは生きることができます。
これが「ウイルス」と違うところです。
「菌」は、芽胞という殻につつまれているので、その中で生き続けることができるのです。
「ウイルス」は、芽胞などはなく、むき出しの状態なので、条件が悪いとすぐに死んでしまいます。

水虫の菌は、皮膚の角質層、爪では爪の間の隙間に入り込みます。
こんなかんじ  白いひものようなものが水虫の菌です。

すごいですよ!戦ってる!
人間の体は、水虫の菌がやってくると、免疫細胞が菌を攻撃するんです!
これが、自己免疫細胞の働きです 

本来人間は、薬などなくてもこうして自分の体を守るために 
菌やウイルスと戦ってくれる自然治癒力がそなわっているのです 

かゆい=水虫=ヤダ・・・と考えてしまいますが、菌と戦っていることがかゆみの原因なので、
かゆみがある=菌と戦ってくれている= 水虫の菌に感染していますよ、という体からのメッセージです。
かゆみによって、知らせてくれているといいうありがたいことなのです。

しかし、薬を塗って症状を抑えてしまうと、もう治った、と勘違いをしてしまいます。
すると、角質が厚くなり、かゆみ刺激がなくなってしまいます。

さらには、角質が厚いために、皮膚の新陳代謝が悪く、古く乾燥した角質が、ぽろぽろと
剥がれ落ちます。←今回の番組では、これが水虫に感染する原因としています(家庭内感染)
もうひとつ・・・水虫はお風呂場ではだしの時に感染する確率よりも、
水虫菌に感染した角質が剥がれ落ちたものと接することで感染する確率のほうが高い、ということです。
イラストでは、角質が厚いことで  免疫細胞への伝達も弱く、菌と戦えなくなってしまう様子が描かれています。

なんとか戦ってくれても、すべての菌を死滅させることができません。

かゆみは個人差や皮膚のダメージによって感じ方が違うので、すべての人がかゆみを
感じるわけではないのですが、皮膚にダメージがあると、水虫の菌に感染しやすく、
皮膚が傷ついているので、菌を殺す力が弱ってしまっていると考えたほうがよい、
ということになります。

皮膚の表面で増殖する水虫と爪の隙間に入り込んで増殖する水虫とでは対策は少し異なりますが、
基本は、「清潔と保湿」です。番組の中では、薬を塗り続けること と言っていたけど、それは違うかな・・・
自分の自己免疫力で菌と戦える状態にすることが大切だと思います。
清潔とは、皮膚の汚れを水でやさしく落とすこと、保湿とは、クリームを塗ること、です。
私がおすすめする保湿剤は、ヴァセリン です。
ヴァセリンは、薬ではないので、毎日安全に使えることはもちろん、一度塗ると効果が
24時間持続してくれるので、皮膚にいろいろとよいのです。
*爪に関しては、爪の隙間に入った角質を取り除くことが困難なので、
 専門家に相談したほうがよいです ☆ ここなど 


今すぐはだしで歩きたくなる

2017-07-02 | 本・雑誌・新聞・テレビ
はだしで大地にたつと病気が治る」(2017年・ほりやすのり著)

なんだか大げさなかんじ・・・ほんとかなぁ?と思いつつ、
読んでみると、これは オカルト的な話ではなく、
人間の本来の身体の仕組みに基づくはなしでした。

今は、そこがゴムでできた靴を履く生活が日常的になっていますが、
靴を履く生活は、戦後のことでここ100年ほどのことだそうです。

そして、このゴムが大地とのエネルギーを断ち切っているために、
病気になりやすいそうです。

そういえば、癌、うつ病、認知症、アトピー性皮膚炎などなどいろいろな病気が
あたり前のようにきかれるようになったのは・・・

もう少し読み深めないといけない・・・奥深い本です。







足ゆびも大切だけど、足爪のケアも大切!

2016-02-02 | 本・雑誌・新聞・テレビ
先日読んだ足ゆびに関する本の続きです・・・

フットケアでは、足指の大切さは、常に伝えてきているのですが、
足の爪と足の指との関係が、あまりイメージされていないように思います。

「足の爪が変形していると、足の指の力は低下します」

爪の変形があるだけで、指の力は低下しますが、足の爪に痛みがあると
さらに指の力が低下します。痛みがないと、足の爪の変形に気づかない方も多いのですが、
足指の力を最大限に発揮するためには、痛みがあるなしにかかわらず、爪のケアも大切です


大切です!足ゆび力

2016-01-28 | 本・雑誌・新聞・テレビ
2015年12月に発売された本です。
(前略)
 日本は、世界の先進国の中でも屈指のインフラが整っている国です。
我々が歩く道は舗装されており、でこぼこした道を歩くことはほとんどありません。
 我々が意識しているのは、コンクリートを歩いているときにつまずかないことだけ。
そのため、つまずかないように指を反らせて歩く人が増えています

キーワードは「浮き指」です。

フットケアに来る方は、足や爪のトラブルを抱えているわけですが、ほとんどの方が、
足の指もおかしいのです。どんな風におかしいのかというと「浮き指」なのです。
しかし、「自分の足はこれが普通なんだ」と足指がおかしいことを自覚していない人がほとんです。

浮き指の何がいけないのか ざっくり言うと、「バランスがわるい」ということです。
バランスが悪いことで、ひざ、腰の痛みなどさまざまな体の不調がおこってきます。
膝や腰が痛いと、膝と腰が悪いんだ…と、足の指なんて、普通、想像もしないのですが、
実は、足の指がきちんと使えていないことが全身に影響を及ぼしているのです。

あなたの足の指は、だいじょうぶですか? 


産経新聞:子供の爪トラブル

2016-01-13 | 本・雑誌・新聞・テレビ
今朝の産経新聞に子供の爪トラブルについての記事がありました。



子供の爪は、やわらかく変形しやすく、巻き爪などのトラブルも増えてくる。
一度トラブルにナルト、日常生活に支障をきたすことも。
巻き爪の予防のために角は丸く切らない、足の爪は四角くきること。
女の子は、マニキュアに興味を持つこともあるが、除光液によるトラブルが多く注意が必要。

などなど、日ごろ私がフットケアで皆様にお伝えしていることが、たくさん書いてありました。
読んでいると新聞記事では伝わりにくいことを、具体的に説明したくなってしまいます…

そういえば、子供たちの爪のトラブルを心配している御両親、先生方が多いからと、
2年前、千葉県浦安市で講演をしたことがありました。
足、爪のトラブルは、はやめにケアすることが大切なので、やはり、子供たち、若い方に
足・爪のケア方法、足・爪の大切さを伝える機会が増えるとよいなぁと思いました 

本)お母さん!子供の足が危ない!

2014-12-11 | 本・雑誌・新聞・テレビ
外反母趾予防で有名な 笠原先生 の本を久しぶりに読みました。
かわらず 熱い語りです いいたいことすごくわかります

・子供の足は小学1年生までで決まってしまう!
・赤ちゃんのうちに、外反母趾や浮き指、偏平足などを予防してゆくことが必要!
 

日々のケアの中で、予防方法の強化しましょう!
そして、お母さんたちに予防方法を伝える活動もしないと!です。

いろいろ本を読んで思うのは、私は、ケアを提供する人なので、
日々のケアの中で、すぐに生かせることが うれしい!ということです。
話をするだけでは伝わらないことは、たくさんありますからね^ 

本)子供のスポーツ障害・外反母趾は「歩き方」で治る!

2014-12-10 | 本・雑誌・新聞・テレビ
先日読んだ 外反母趾の本を書いた方の本を読みました。

「浮き指」 が大きな問題です。
指が浮いた状態では、足の指自体に痛みを感じることがないことが多いので、
足の指に問題があることに気づかずに見逃してしまうのです。
浮き指を放置すると、さまざまトラブルが発生してしまいます。

浮き指の原因→歩き方に注意が必要です
ペンギンには足の指がありませんが、人間がペンギンのように足の指を使わず
足の裏だけでぺたぺたと歩いていると、指を使っていないわけですから
自然と浮き指になってしまいます。

子供の足の機能が大人と同じくらいに整うのが、8歳くらいといわれているので
それまでに、足の指をしっかりと使って歩くことが自然とできるように
なっていることが望ましいわけですね。

では、学校で、歩き方を教える授業があるとよいのでしょうか?
いえいえ、子供は生まれたときから親のまねをしていろんなことを覚えてゆきますから、
言葉で教えなくて、親が足の指をしっかりと使って歩くことが自然にできていれば
子供も自然と指を使って歩くようになるので、学校で習うことではありません。

しかし!!大人がしっかりと足の指を使って歩いていない現状がみうけられます。
これは、まずは大人たちが 正しい歩き方を身につけない ということですね   

本)歩き方を変えれば外反母趾はここまで治る!

2014-10-14 | 本・雑誌・新聞・テレビ
「痛くないから大丈夫なんです」

フットケアをしていると外反母趾の方からこんな声がよくきかれます。

「痛くなくても外反母趾を放置していると、どんどん悪くなります」

だから、予防をしなけれいけないのですが、
予防していれば大丈夫というわけではなく
日々の生活習慣の改善をしてゆく必要もあります。

「予防(サポーター、靴など)+ 日常生活習慣(歩き方、姿勢、足の指、足のケア)」



そんなことを書いてくれている本を見つけたのでそっさく読みました。
気になった項目(☆)をいくつかあげてみます。

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☆「脚」を鍛えても「足」の退化は進行する
(脚=ふくらはぎ 足=足首から下の足部)

 歩けなくなったら困る!と、走ったり、長距離を歩いたりする方がいますが、
 正しく歩けていないと 足を痛めます。歩けなくなります。
 正しく歩くためには、足の指、足の前足部を使うことが大切です。
     ↓ ↓  ↓
 フットケアでは、足の爪、足部のケアを中心に行いますが、
 まさに…脚部(ふくらはぎ)ではなくて、足首から下の足部の動きをよくする
 ためのお手入れが大切だということがかかれています。

☆外反母趾を根本から改善する歩き方

 歩き方5つのポイント
1.踵からしっかり着地する
2.足の裏から親指方向へ体重を移動させる
3.体の銃身を前方に移動させる
4.足指で地面を押し出す
5.足首をスムーズに動かす
    ↓ ↓  ↓
いつも私がお客さんに伝えていることだけと、
思うように伝わらずmなかなか改善されない感じ…
どんな伝え方をするとわかりやすく伝わるのかヒントをもらいました!