「足の爪切り屋」フットケアしろくま+α 爪切りぶろぐ

足の爪切り屋として、日々かかわっている足や爪に関することを書いてゆきます。

左右の足の大きさが違うことによる足のトラブル&靴の選び

2012-12-12 | フットケア
「右足の親指だけが痛くなって、靴下が切れちゃんです」

という状況がつづいているという20歳の女性が3ヶ月ぶりに
フットケアにやってきました。

3ヶ月前は、そんなことはなかったので、いくつか思い当たる原因を
きいてみると、夏が終わって靴を新しくした頃からおかしくなった様子。

・・・靴があってないのかな?

爪は、親指の先が靴であたって皮膚が硬くなり、靴をはいたときに
硬い皮膚と硬い爪が圧迫されて痛みを起こしている様子。
幸いなことに、爪の変形や皮膚のトラブルはありません。

・・・そんなに爪はわるくない。

フットケア後、指先があたっても比較的痛みをおこしにくい 
クロックスのフラットシューズを はいてみてもらいました。
すると 親指に痛みを感じることなく、靴をはくことができました。
が、しかし!!
歩いてみると、右足の靴だけがかかとがかぱかぱ脱げてしまう状況・・・
右足だけに中敷を敷いてもらっても、状況は変わらず・・・ということは、

左右の足のサイズが違うことが足のトラブルの原因のひとつとなっている! 
のではないかと予測されます。

靴によっては、大丈夫なものもありますが、根本的に左右の足の大きさが違うので
それをきちんと数値で確認していただくのと、専門家の方に靴を選んでもらうために
☆ F&L シカゴさん に行っていただくようお伝えしました。
(シカゴさんよろしくお願いします。お母さんと一緒に行くと思います)

まだ、20歳  自分の足の問題を今から知っておくと安心ですね 


40歳代から気になりはじめる?厚い爪

2012-12-10 | フットケア
今日は 4人の方のフットケアをしました 

「1年ほど前から急におかしくなって・・・」
40歳代前半の女性 親指の爪が厚く痛みがありフットケアにいらっしゃいました。

たしかに立派に爪が厚くなっています。でも、だいじょうぶ!
今からケアを始めれば、きれいな爪に戻ります。

足の爪の変形を気にするのは、痛みがあってからということが多いのですが、
一度に悪くなるというよりも長年の積み重ねで少しずつ症状が悪くなってゆきます。

60歳代になると筋力が低下し、歩行バランスがわるくなります。
すると、爪に過度の負担がかかり、健康な爪に戻るのに時間がかかります。

きれいな健康な爪に戻すためには、できるだけ早くケアを始めることです!

最近、40歳代でケアを始める方が増えてくれてわたし的には
とてもうれしい  よい傾向!  と思っています 

講演してきました「覚えよう!正しい爪の切り方とマッサージ」

2012-12-05 | フットケア
いつもフットケアに行っている介護老人施設の方に
依頼され、フットケアの講演をしてきました。

テーマ「覚えよう!正しい爪切りとマッサージ」

平日、18:30-20:00と仕事終わりの遅い時間でしたが、
20名くらいの方が集まってくださいました。



はじめに「健康な爪って、どんな爪でしょう?」について話しました。



そのまえに「爪は何でできているか?」という質問をしたら、
「カルシウム?」という答えが返ってきました。
正しくは、「爪は、皮膚の一部で たんぱく質でできている」です。

 健康な爪かどうかの見分け方のポイントは3つ!

①爪の根元から先端までの幅が同じである
②爪の中央がわずかに中高である
③爪の色がピンク色で、真珠のような輝きがある


この話をすると、みなさん「真珠??」と笑います。

次の「ナゼ爪が変形するのか?」について話をしました。



あわない靴をはいたから、ぶつけたから、生まれつき、歳だから・・・
誘引はいろいろありますが、爪が変形してしまうはじまりは
間違った爪の切り方」がきっかけでおかしくなってしまいます。
*詳細は別の機会に・・・

30分位話をして、最後に「正しい爪の切り方の実習」をしました。
2人ペアになって、爪切りをしてもらいました。

爪は 先端部分をまっすぐに切ることが大切なのですが、
全員の方が、爪きりの刃が曲がっているものを使っていたので、
コチラで用意した「まっすぐ爪切り」を使ってもらいました。



言葉で伝えるだけではむずかしいようなので、
デモンストレーションを交えて実習を進めてゆきました。


しかし・・・足のカタチ爪の形足のトラブルは、ひとによってそれそれで
ひとりひとりにアドバイスが必要な状態になってしまいます・・・



実習はいつもばたばたしてしまうのですが、みなさん足や爪に
関心を持っていただけたようでした。

講演会を企画してくださったスタッフ様、講演会に足を運んでくれた皆様、
ありがとうございました  

中学生の足の痛みをサポート!

2012-12-03 | フットケア
今日は、4人の方のフットケアをしました 

「フットケアには来れられないんだけど足が痛いのでなんとかしてほしい」
という相談に来る方が時々いらっしゃいます・・・

痛い足の症状だけで、なにができるの?と思うのですが・・・
その辺は長年の経験を生かして・・・ 

今回は、ソフトボールでピッチャーをしている中学生の女の子が足が痛いと
お母様からのご相談で、症状や生活背景をよくきいて、とりあえず症状にあった
適切なタイプのサポーターをしてもらいました。

それから4日後・・・「痛くなくなったの!すごいねー!」と報告に来てくれました。

話を聞いていると、足の痛みだけではなく、(実際の足はみてないけれど
足の変形もあるようなので、痛みがあるからサポーターをするのではなく、
日常的に足をサポートする必要がある 
ことをお伝えしました。
そして、サポーターを追加でほしいとのことで、準備させていただきました。

足が痛いと部活がんばれないもんねー