「足の爪切り屋」フットケアしろくま+α 爪切りぶろぐ

足の爪切り屋として、日々かかわっている足や爪に関することを書いてゆきます。

小学校のころから外反母趾でした。

2015-02-27 | フットケア
「うちの娘が外反母趾なのでみてほしい」

70代の女性が30代の娘さんを連れて、フットケアにいらっしゃいました。
外反母趾は遺伝ではありませんが、足の形、歩き方、爪の切り方など
親子で同じような生活習慣で過ごすことで、足のトラブルをまねいてしまうことがあります。

娘さんの足をみせていただく、両足とも外反母趾+偏平足で、
足の変形は、子供のころからあったようです。
今は事務仕事で歩き回ることはないようですが、靴を履くと足が痛いので
サンダルを履いて仕事をしているそうです。

フットケアでは、足を健康な状態に保つための方法=
外反母趾の予防方法を伝えました。っさらに、

「私、足が小さいので靴が合わないんですよ」

靴の悩みも抱えていました。
自分の足にあう靴を選んでくれる靴屋さん(シカゴさん)も紹介しました。

足を健康な状態に整えること+足にあった靴を履くこと どちらも大切です!

変形した爪を無理に切るのは危険です!

2015-02-23 | フットケア
「9年間介護をしていて、ほとんどのことはできるんですけどね」

90歳代の母親の介護を始めて9年になるという息子さんが
母親の足の爪が切れずに フットケアにいらっしゃいました。

足の爪は指先の皮膚に刺さりこむように伸変形してのびていました。
ぎりぎり皮膚に傷はついていませんでしたが、それも時間の問題です。
爪切りの刃が入るスペースもありません。

「爪を切るときに痛がるんですよ。今日は痛いって言わないな」

変形した爪を無理に切るのは危険です!
9年間すこしずつ切ってくれていたようですが、
ときどききちんと足の爪のケアをすることも必要です。
ひどくなる前に・・・ フットケア にご相談ください 


脊椎損傷の方の足のトラブル

2015-02-16 | フットケア
「親指の爪のわきがあたる感じで気になっていました」

約20年間車いすの生活をしている方がフットケアにいらっしゃいました。
幸いにも、軽度の爪の変形のみで、巻き爪も皮膚のトラブルもなく、
爪の表面を整えることで、健康な爪を保てる状態でした。

障害のある方で、足の悩みを抱えている方は、思いのほかたくさんいらっしゃいます。
「歩かないのに、足の爪のトラブル?」と思うかもしれませんが、、
車いすの生活でも、足の爪のトラブルが発生します。
・・・というか、車いすにぶつけたり、自分の意志で危険回避が困難なため、、
思わぬところで、足をぶつけてしまうことがあります。
また、人間は2本の足で地面に立つことで、足の爪を平らに保つことができるので、
歩けないことで、爪の変形は起こりやすくなってしまいます。

病気だからしょうがないかな…、これくらい大丈夫かな…と、
様子をみてしまいがちですが、自分で、ご家族で足の爪のお手入れが、
むずかしいときは、早めにフットケアにご相談ください 

よくみかけるショートブーツで足と身体を痛めてしまわないように・・・

2015-02-15 | フットケア
向かって左側が7000円 右側が1000円 のショートブーツ


1000円のものは、値段が手ごろで、とても暖かいので、
この季節助かるのですが…足底のそり返しがまったくできないので、
足首の動きまで制限されてしまい30分くらい歩くと足が疲れてきます。
ずっと歩き続けると、足はもちろんのこと股関節まで痛くなってしまうこともあります。
「これは、足に、体によくない靴なのだなぁ」ということです。
そんなことを思いつつ履き続けていると、2か月もたたないうちに
突然、靴底がはがれました!やっぱり値段なりのつくりなのですね 

街でこのタイプのショートブーツを履いている方をたくさん見かけますが、
私が気になるのが、靴の足首のあたりが変形している靴が多いことです。
こんな状態の靴を履いていたら、歩くたびに足関節がずれたまま歩き続けることになり、
体のバランスも崩れてしまいます。注意が必要です!

私は、靴が壊れたことをきっかけに、靴屋さんにむかい、足にフィットするタイプの
ショートブーツを発見!コールマンというメーカーの品で、完璧とはいえませんが、
1000円のブーツよりもかなり歩きやすい!購入しました!

値段が高ければいいというわけではありませんが、自分のはいている靴が自分の体に
どんな影響を与えているのか!?仕事がら そんなことを考えなら、靴を選んだり、
履いたりしています。足に、体にやさしい靴 大切です  

ドイツに住んでいる方のフットケアをします

2015-02-13 | フットケア
「びっくりです。知らないことばかりです!」

ドイツに住んでいる60代の女性がフットケアにいらっしゃいました。
以前から母親が足のケアを受けているのを知って、私もケアを受けたい!
と、ドイツから一時帰国している間に、いらっしゃいました。

何年か前から足の爪が痛くなり、インターネットで調べて、
自分なりにケアをしていたそうですが、年々爪がおかしくなってゆくのが
とても気になっていたそうです。そして、なにより痛みがつらくなってきたので
きちんとしないといけない!と、思ったそうです。
残念ながら、フットケアは予約制なので、いらっしゃった日にケアすることは
できず、帰国は4月とのことで、2週間後の予約を取って帰宅されました。

ドイツのフットケアは、とても有名なのですが、ドイツに住んでいる方でも、
探さないとケアしてくれるところがわからないのでしょうか…
とにかく、日本人には、日本人の足にあったケアの方がよいですね!

そして、前回に引き続き、外国に住んでいた方が続けていらっしゃいました。
なんだか インターナショナルな風が漂ってきているのでしょうか~

フィンランドに住んでいた方のフットケアをしました。

2015-02-09 | フットケア
「足の爪が変だと いやなのよ」

 
大学を卒業するまでフィンランドに住んでいたという70代の女性が
フットケアにいらっしゃいました。

ずっと足の爪の形がおかしいのが気になっていて、やっと見つけた!
と、大変喜んでおられました。
子供の頃から足の爪を気にしていた方が、年齢と重ねるとともに
自分の足の爪をきちんとケアしたいと思っていたそうです。

フィンランドでは、日本よりもフットケアが浸透しているのですね。
日本には、まだまだ普及していないということですね。
がんばらないと 

節分

2015-02-03 | フットケア
暦の上では明日から春ですが、
まだまだ寒い日が続きます。
今週また雪の予報も出ています。
体調管理 気を付けましょう 

寒くて凍えている鬼を発見  
 お大事に・・・ 

「つけまつ毛」「つけ爪」にも大切な役割があります。

2015-02-01 | フットケア
「まつ毛がないと大変なんですよ」

病気の治療でまつ毛が抜けてしまった方が、
「まつ毛がないと、汗が目に入って痛いんです。つけまつ毛しようかと思いました」
と、おっしゃっていました。
つけまつ毛」というと、おしゃれで使うというイメージがありますが、
人間に必要不可欠なパーツのひとつとして、つけまつ毛を使うこともあるのですね。

爪にも「つけ爪」というものがあります。
足の爪がないと、踏ん張りがきかずよろよろしてしまいます。
足の爪がないと、指先が靴にあたって皮膚を傷つけることがあります。
つけ爪」というと、おしゃれのために使うというイメージがありますが、
人間に必要不可欠なパーツのひとつとして、つけ爪を使うことがあります。

まつ毛は、私たちの視界を保ってくれる役割 
足の爪は、私たちの体を支えるという役割 
人間の体で、必要のないものはないのですね