「足の爪切り屋」フットケアしろくま+α 爪切りぶろぐ

足の爪切り屋として、日々かかわっている足や爪に関することを書いてゆきます。

60代になると筋肉量は20代の約60%になってしまいます。

2012-06-05 | フットケア
今日は 5人の方のフットケアをしました 

60代男性 タコ
60代女性 肥厚 変形爪
80代女性 巻き爪 外反母趾
80代女性 ウオノメ タコ 
70代男性 巻き爪

80代の方が歩いてフットケアにいらっしゃいます。
自分で歩こうという意識がきちんとしていて気をつけながら しっかりと歩けています。
しかし、年齢とともに筋力は低下してくるので、バランスが悪くふらふらとしています。
そして、そのふらふらとした歩き方の影響で、足の爪にトラブルが生じてしまいます。
爪の形が変形したり、爪がかけたり、爪が厚くなったり・・・

筋肉が衰えるのは、病気やケガでも起こることですが、筋肉と足のトラブルはとても関係が深いです。

以下、年齢と筋肉の量についてはなしです(健康生活ナビ より) 
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通常、年齢と共に筋肉の量は減っていきます。
特に、40代から筋肉量は年1%の割合で減っていき、60代になると筋肉量は20代の約60%になってしまいます。


まず、以下の方法で自分の健脚度をチェックしてみましょう。

椅子の座り立ちテスト:以下の動作を10回行うのに何秒かかるかをチェック。

1.足を肩幅に開き、両手を旨の前で交差して椅子の前に立つ。

2.そのまま椅子に座り、お尻が座面についたらすぐに立ち上がる。

健脚度の判定は、以下の表を参考にして下さい(数値の単位は秒)。

年齢[男性] 優れている 普通 衰えている
30代 ~6 7~9 10~
40代 ~7 8~9 13~
50代 ~7 8~12 13~
60代 ~8 9~13 14~
70代 ~8 10~17 18~

年齢[女性] 優れている 普通 衰えている
30代 ~7 7~9 10~
40代 ~7 8~10 11~
50代 ~7 8~12 13~
60代 ~8 9~16 17~
70代 ~10 11~20 21~

筋肉量を増やす努力をしないとますます身体が弱くなっていきます。

筋肉量を増やすには、筋トレ を行う必要があります。
健康な脚は、ウォーキングやジョギングでは筋肉量は増えないため健脚にはなりません。

これは、ウォーキングなどで使われるのは遅筋(弱い負荷で持久力がある)で、
健脚のためには速筋(強い負荷で瞬発力がある)を鍛える必要があるからです。

ウォーキングやジョギングは、高血圧や脳卒中の予防には効果がありますが筋肉量を増やすことはできないのです。

筋トレと聞くと大変そうと思うかもしれませんが、ここでは週3回で筋肉量を増やすことができる筋トレを紹介します。

80歳以上(アメリカでは90歳以上)の方でも、この筋トレにより筋肉量が増えたという結果が得られているので、
高齢者の方もあきらめずに是非試して下さい。

鍛える場所は、大腰筋と太ももの表と裏です。この3箇所を鍛えれば、健脚の効果が得られます。

筋トレ方法は、明日に続く ・・・・