抹茶コーチのFOOTBALLあそびLIFE

サッカー・メンタルコーチとして「教えない指導」を実践中!毎日の試行錯誤をお届けします。

自己責任part2

2010年11月10日 09時13分56秒 | 試合
昨日に引き続きのテーマで・・・。


我がクラブの若手コーチ、先日の試合でも選手達にポジションを決めさせてからミーティングし戦っていました。

これは、オレ様が昨年まで担当していた学年でやっていたいわばパクリ(笑)
いや、このやり方に賛同してくれてやってくれています。

なぜ?と思う人もいるでしょう。

ただ単に、プレイするのは子供達、だったら子供達できめりゃぁいいじゃん!!
ってことから始めた。
自分が担当していた子達が自己主張することが元々多かったこともあるが、いわば選手達からの要望でもあった。

当時は4年生くらいから大会に参加していたが、はじめは負けっぱなし。
ただ何となくポジションも決めたから。
そのうち、一人一人の特徴や性格や、はたまた仲良し度まで考慮して配置。
自然と攻撃の仕方や守備の仕方も話し合うようになった。
すると徐々に勝てるようになってきます。
強豪相手にも善戦できます。
良い試合をすると楽しくなってきます。
黙って試合を観てあげて良いプレーには「ブラボー!!」と褒めてあげます。
(あと「素晴らしい~!」とか「上手い!!」とか)

するとさらに試合で良いプレーが出ます。


一応ポジション決めにはルールがあり、
1.全員出場すること
2.一人で決めないでみんなで決めること
3.試合に勝つこと
この3つ。


対戦相手にも『楽しそうなチーム』と評判でした。
(ホントは上手いチームとか言われたいんだけど・・・)


全ての試合この方法で戦った8人制リーグ戦では、なかなかの勝率。
指導者としての手腕のなさが問われます・・・。(笑)


試合を観ていて実感したのは、選手達自身が決めたことを責任もって果たそうとしていたこと。
誰に言われたわけでもなく、自分達で勝てると信じて決めたメンバー。
そして全員が出場してもポテンシャルを落とさないように、全員が必死で戦っていた。


これこそが、出場メンバーとポジションを自分達で決める良さ。

いつもコーチが決めていたら、どこかでコーチの責任にしてしまう。


みんなで意見を出し合い、戦っていく。
ピッチの中で戦えるのは、ピッチの中にいる選手のみ。
だったら選手達自身で考え、行動し、励ましあい、協力し合い、ゴールを目指そう!!



今回、一生懸命戦っていた3年生の選手達。
このまま自分達のサッカーをじっくり楽しんで、6年生になったらどんな選手になってるんだろう?
今から楽しみだ!!
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2 コメント

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Unknown (どうでもいいけど)
2010-11-11 03:37:21
 子供たちにポジションを決めさせて責任を持たせるのは勝手ですけれど、それってコーチが仕事放棄しているように感じるけどな
 子供たちに決めさせてよくいったら「よくやった!」って言うだけなら誰だってできるんじゃないの
 コーチにはコーチにしか出来ない事があるんだから親でも出来そうな事していて、やってやってる感、出していても預けているこっち側は不満が残る
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Unknown (fc-polarstar)
2010-11-11 23:37:33
>どうでもいいけどさん

コメントありがとうございます。
まず、”やってやってる感”があったのだとしたら素直に謝ります。申し訳ありません。
しかし、我々指導者は子供達に”やってやってる”など微塵も思っていません。そうとられてしまう何かがあるんだと思いますので、そこは反省致します。

そして”コーチが仕事放棄している”という点ですが、我々は何も試合の結果などを子供達の責任にするわけでは断じてありません。
試合で選手達が技術的・戦術的に上手くいかない部分は指導者が反省し、どうしたら上手くいくか考え、トレーニングに落とし込んでいます。

トレーニングは積み重ねが大事で、効果が現れるまでに時間が掛かります。是非、長い目で子供達を見守ってあげてください。

”親でも出来そうな事”いやいや、コーチにはとても出来ない、親にしか出来ないことのほうが多いものですよ。
我々も時間を掛けて、長い目で子供達の心身の成長をサポートしていきますので、今後ともよろしくお願いします。
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