抹茶コーチのFOOTBALLあそびLIFE

サッカー・メンタルコーチとして「教えない指導」を実践中!毎日の試行錯誤をお届けします。

そこに山があるから

2022年01月28日 16時02分00秒 | 遊びがモノをいう
どうも抹茶コーチこと遊びの伝道師、永田です。

「そこに山があるから」

とは、
登山家が「なぜ山に登るのか?」と聞かれた時のカッコいい決めゼリフ。ww

コレ
格好つけてるわけではなく
本当に登りたくなるんですよ。

私がコーチをしている
サッカーあそびスクールゆめりあ会場には



フットサルコートの横にこんな斜面があります。

これ見たら、
子ども達は登りたくなります!




こんな感じで

なぜなら、そこに斜面があるから。笑笑

そしてお尻で滑って降りたり、
走って降りてみたり




小学生低学年くらいまでは
まあ楽しそうに登ります。

高学年になるともう登りません。

公共施設なんで
登ったらいけないんじゃないかとか
お尻で滑ったら汚れるし、穴開くとか
そんなのガキのすることだ、とかww

いろいろ理由はあると思いますが、
大人っぽい思考が入ってきてるんですね。

はじめての時はお母さん達も
「ダメだって〜」
と注意しますから。
でもうちのスクールではダメではないです。

子ども達の心と身体のためには大事な体験ですからね。

園児の姿を見ていると
そんなに楽には登れません。
結構イイ運動です。

子ども達にとって、
そのちょっとのチャレンジが心地よいのでしょう。

簡単ではないけど
出来ないことじゃないと判断して
登っていきます。
上から見下ろす景色も心地よいのでしょう。
この達成感味わうとクセになるようです。
1年以上経っても登ってしまいます。

皆さんも、おそらく富士山見ても登ろうとはあんまり思わないでしょ。

中には「登りたい!」と思う方も当然いますよね。
登った後の達成感や快感を知っていたり、それを想像できたりする人なんでしょう。

こうして「何かをやりたい」という衝動にかられる環境をあえて整えることを

アフォーダンス

というそうです。
みなさんご存知ですか?

ウキペディアさんによると
アフォーダンス(affordance)とは、環境が動物に対して与える「意味」のことである。アメリカ知覚心理学者ジェームズ・J・ギブソンによる造語であり、生態光学生態心理学の基底的概念である。「与える、提供する」という意味の英語afford から造られた。

コーヒーカップの取手の丸い部分はこれにあたり、大抵の人はここ持ちますよね。
だから熱いコーヒーが入っていても持てますね。
逆に湯呑みは取手がないので熱いです。
自然に両手で持ちますね。

そんな風に人間が深く考えずに
そうしてしまうこと
そんな環境が大事なんじゃないかと。

あると思わずやってしまうこと

ボールが転がっていたら
思わず蹴ってしまう

コレも小さな子ども達のあるあるです。
遠くに蹴っ飛ばそうととします。

私も思わずやってしまいます。笑

ちなみに、この『アフォード』には余裕があるという意味もあり、これは私好み

だから、
自然に斜面を登ってしまう子ども達には余裕があるんでしょうね。
そんな環境で育ってるって事で
保護者の皆さんに感謝です。

私達コーチも余裕を持って接しましょう!

子ども達が思わずサッカー、スポーツしてしまう環境をつくろう!!


思わず子ども達がイキイキしてしまう
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