江戸時代、幕府は鎖国政策をとりましたが、唯一オランダとは交流が行われていたことから、オランダから日本に伝えられたものはたくさんあります。
その一つとして、医師カスハルから伝えられた測量術があります。長崎の樋口権右衛門が学んだとされる技術で、三角法を応用し、コンパスと定規を用いて距離と高さを求め地図を作製する方法、紅毛(オランダ)流測量術と呼ばれています。
さらに、明治に入って内務大臣、大久保利通の運河構想により河川航路の維持を目的とした低水工事を開始しますが、測量は、国土の4分の1が海抜0m以下にあるため、高い水工技術を持っていたオランダの技師を招いて行いました。
招聘されたオランダ技師の一人リンドは、江戸川から利根川の河口まで水準測量を開始しますが、その測量の基準となる水準標石を設置しましす。
それが、浦安市堀江の清瀧(せいりゅう)神社の境内にある「堀江水準標石」で、日本最古の水準標石と云われています。
清瀧(せいりゅう)神社境内にある「堀江水準標石」
右が「水準標石」で、左が「土木遺産認定プレート板」(2007年に、社団法人土木学会の選ぶ「土木遺産」に認定されました)
堀江水準標石の説明版です。
ここから、わが国の近代水準測量が始りました。
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