楽しきかな第二の人生

黒衣おじさん&看板おばさんと愛犬福太郎の物語。

カナディアンロッキーの旅 ーその8- 

2015年08月10日 | 旅行(カナディアンロッキー)

 今日は、ウィスラーからバンクーバーそして、成田行きの飛行機に乗り込みます。

 

 

宿泊した「アーヴァ・ウィスラー・ホテル」

リフト乗り場も近いし、冬来てスキーも良いかなと思いましたが、黒衣おじさん、年なので「もう滑ることはないだろう」とスキーを処分してしまいました。

 

 

ウィスラーを出発するときの太陽、相変わらず煙で霞んでいます。

5年前、アイスランドの火山が大噴火をして、ヨーロッパ中の航空機が大混乱を起こしたことがありました。

たまたま、黒衣おじさん達スペインに行く途中、トランスフォーのためロンドン空港に寄ったとき、マドリードのバラハス空港が火山灰の影響で一時封鎖され、マドリード行きが飛び立つことができなくなってしまいました。そのため、ロンドンの空港で足止めされたことがありましたが、それを思い出してしまいました。(ブログ「スペインの旅 その1」にその時の様子をUPしてあります。)

欠航となり、もう一泊する羽目になったとき「海外保険はカバーしてくれるのだろうか」等話をしていましたが、添乗員さんから「バンクバーは大丈夫」との情報が入り一安心

 

 

ウィスラーから州道99号線を南下し、バンクーバー・バラード入江に架かるライオンズ・ゲート・ブリッジにたどり着きました。

橋は三車線なので、交通量によって中央分離帯が信号で変わる様になっていいます。

ここを渡ると、バンクーバーの中心部に入ります。

 

 

ライオンズゲートブリッジから見たバンクバー市街

 

 

バンクーバー市内

帰りも、女子ワールドカップ決勝戦が行われたBCプレス・スタジアムの前を通ってくれました。

日本の選手団は、一日前に帰国してました。6日にバンクーバーを発ち、7日の16:30成田に降り立ちファンの大歓迎を受けていますから、一日違いの同じ便だったようです。

 

 

バンクーバー空港に到着しました。

 

 

ずっと一人で運転してくれたドライバーと記念写真。

巨漢ですが何時もにこにこしていて、そして、熊の親子がバスのフロントに立ちふさがっている画像を見せて「俺が撮ったんだ」と自慢したり、弁当の空箱を片付けてくれたりと、愛嬌があって気さく。

お蔭で、楽しい旅ができました。ありがとう。

 

 

空港内で出国手続き。

出国手続きは、問題なくスムーズに済ませるlことができました。

 

 

バンクーバー発 14:25 JL0017便に乗り込みました。

帰りの座席はカウンターで手続きをしましたが、最後尾に並びで4座席を確保することができました。

 

 

バンクーバーから成田までは10時間5分のフライト。

機内食が飛び立ってしばらくして出され、食べ終わると機内は照明を落とし就寝タイムに。

 

 

 

ぐっすり熟睡とまではいきませんが、うとうとしたり、モニターで映画を見たりしているういちに、飛行機は北海道沖に。

 

 

最後の機内食(軽食)です。

食べ終わって片付けられると、飛行機は着陸態勢に入り、無事予定の16:30成田に到着。

楽しかった「美しき世界遺産 カナィアンロッキー 8日間」の旅も無事終了しました。

 

 

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カナディアンロッキーの旅 ーその7- 

2015年08月09日 | 旅行(カナディアンロッキー)

 

六日目は、カムルーブスを出発して、車窓からカナディアンロッキーの雄大な風景を眺めながら、途中、リルエット、ペンバートンで休憩を取り、ウィスラーに向かいます。

 

 

 

カムルーブスの日に出、今日も4人で早朝散歩。

右端が宿泊した「サンピークス・グランドホテル」で、目の前がスキー場です。

 

 

ゲレンデに小さな穴が沢山空いていて、そこからかわいいリスが顔を出しています。

 

ホテルを出てしばらく走ると、広大な牧草地が広がり、移動式スプリンクラーがあちこちで牧草に散水している風景が見られるようになりました。

 

 

台地を下刻しながら流れる川。硬い岩盤なのか草木が生えられない。

 

 

川を挟んだ両岸に貨物列車が走っています。

カナディアンロッキーを走る貨物列車は、とてつもなく長く、何回か走っているのに出会い見ることができましたが、先頭の車両と最後尾の車両を同時に見ることはなかった。

聞くところによると、100両以上繋いでいるとか。

 

 

途中、リルエットで休憩。

このリルエットの街は、19世紀半ばにフレーザー川流域で金が発見され一攫千金を夢見た人々が集まりゴールドラッシュとなった街です。

その時に、カリブーロードと呼ばれる金を求める人たちのために道が開拓されました。

写真の石積みは、カリブロードの起点を示すケルンで、マイル0(ゼロ)と彫られた銘板が埋め込まれています。

 

 

観光案内所前の小さな広場にはヒスイの原石が並べられています。

 

 

リルエットを後にウィスラーに向かいます。

道路は2車線ありますが幅がちょっと狭く、山間を縫って走る99号線はカーブの連続。

道路下は、千尋の谷です。

 

 

ペンバートンで休憩

晴れだというのに、周りが何となく霞んで見え、そして焦げ臭いにおいが漂っている。

添乗員さんに「周辺で山火事が発生している」と会社から連絡があり、それの影響だったことが分かった。

これだけ霞んでしまうのは相当規模の大きい山火事?

 

 

ウィスラーに到着

このウィスラーは、世界有数の山岳リゾート地で、冬は沢山のスキーヤーで賑わう所。

2010年に開催されたバンクバー冬季オリンピックでは、アルペン競技が行われ、今でもオリンピック広場には、表彰式が行われた会場が残されています。

 

 

街中で見かけたゴミ箱

カナディアンロッキーに設置されているゴミ箱は、熊が餌を漁ることができないよう、このように堅牢に作られています。

 

 

 ウイスラー・ヴィレッジ・ゴンドラ乗り場です。ここからウイスラー山に昇ります。

 

 

ウィスラーの絵地図、全体のイメージがつかめると思います。

 

 

 

8人乗りのゴンドラ

標高差1,500mを一気に昇って行きます。

 

 

ヴィレッジ・ゴンドラの終点 ここからピーク2ピークに乗り換えます。

本来ならこの山頂から、雪を抱いた山々を、そして眼下にはウィスラーの市街地が見渡せるのですが、山火事の影響でガスが掛かったような状態で、大パノラマを楽しむことはできません。

 

 

山頂にも五輪のモニュメントがあったので4人で記念写真。

何の表彰?勝手な想像をめぐらしてください。

 

 

ウィスラー山とブラッコム山を結ぶピーク2ピーク

世界最高の地上436mを通り、全長4.4kmのうち、なんと約3kmは支柱なしという世界最長のゴンドラで空中散歩。 

 

 

楽しみにしていた360°の大パノラマが、山火事の影響で御覧の通り、濃霧に包まれたように視界がきかない。

 

 

ブラッコム山頂も御覧の通り。

 

 

現地ガイドさんが、スマフォで火災発生の状況を示した地図を見せてくれた。

現在いるところがウィスラー、120km離れたところがバンクーバー。

連日、晴天が続いていることから乾燥し、自然発火による火災が多発したようです。

明日はバンクーバーから帰国しますが、飛行機は飛ぶのか心配になりました。

 

ホテルのテレビでは、山火事の様子がニュースで流れていました。

 

 

 

 

今日は、ホテルでの最後の晩餐。

食事を終えた後は、部屋に戻って帰国の準備をしたのち、黒衣おじさんの部屋に集まりワインで旅行の打ち上げ。

打ち上げと書くと最後の日だけ飲んだような感じですが、毎晩飲んでました。

 

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カナディアンロッキーの旅 ーその6- 

2015年08月05日 | 旅行(カナディアンロッキー)

5日目は、ジャスパーから93号線を南下し「マリーンレイク」等を見学。

その後再び93号線を北上し16号線に入り「マウントロブソン」を眺望し宿泊地のカムルーブスに向います。

走行距離は450km。

 

 

 

 

ジャスパーを出発してすぐに鹿の群れを発見、さらに走ると熊までも。

走っている車窓から撮ったのでピントが合っていませんが、確かに野生の鹿と熊を見ることができました。

大自然のカナディアンロッキーは、野生動物にとってはパラダイスなんでしょうね。

 

 

ジャスパーからマリーンレイクに向かう途中にある「メディスンレイク」です。

車窓からの見学の予定でしたが、時間があったので下車しての見学となりました。

 

 

逆光気味で写真はイマイチですがきれいでした。そして非常に神秘的です。

じっと見つめていると、ネッシーが突然姿をあらわしてきそうな、そんな気がしてきます。

 

 

黒衣おじさん、若かりし頃、湖の調査をやったことがあります。

浜名湖、田沢湖、支笏湖の地形・地質調査を担当しました。

船に音響測深機を積んで湖底地形を調べたり、採泥器で湖底の堆積物を採取し底質を調べました。

日本には氷河で出来た湖はないので、非常に興味があります。

 

 

次に訪れたのがマリーンレイク

幅は1kmと狭いですが、全長が22kmあり、とてつもなく細長い湖。

 

このマリーンレイクには、カナダを代表する絶景ポイントと言われる湖に浮かぶ島「スピリットアイランド」があります(正確には繋がっているようです)。

絵葉書を買ってこなかったのでお見せすることができませんが、ネットで検索しその風景を見れば、「あ~見たことがある」と言うほどポスター・絵葉書等で取り上げられている有名な場所です。

その場所に行くためには、ちょっと時間が掛かるので、残念ながら今回のツアーはそこまで組み込まれていませんでした。

 

 

ここはマリーンレイクからほど近い「マリーンキャニオン」。

カナディアン・ロッキーにある渓谷の中で、最も長く、そして深い渓谷です。

 

 

 

石灰岩質で柔らかいため、どんどん浸食が進み、わずか20mほどの小渓谷ですが、深さが50mもあり迫力満点。

 

 

特異な形に浸食された石灰岩質の白い岩、そして針葉樹の緑が相まって、素晴らしい景観を呈しています。

 

 

車窓からの眺め

マリーンキャニオンの激流も大河となり大地を潤しています。

このひょろひょろ尖がった木、特徴のある針葉樹ですが松の一種か?カナディアンロッキーを代表する針葉樹です。

生い茂っていない分バックの風景が透けて見るので、すばらしい風景写真が撮れます。

 

 

 

次に訪れたのはマウントロブソンの麓、国道16号沿線にあるインフォメーションセンターです。

この「マウントロブソン」、カナディアンロッキーの最高峰で、標高3954mあります。

 

 

雄大な眺めですね!

 

 

マウントロブソンの山頂は、一年の内約7割が雲に覆われていて、なかなか山体全体を見ることは出来なく、もし山頂まで観ることができたら、ラッキーなんだそうです。 

今日は、地層の縞模様まではっきり見えました。

 

 

インフォメーションセンターの広場で、マウントロブソンを眺めながらの昼食。

サンドイッチが特大で食べきれませんでした。果物はリンゴ、酸味があって日本のリンゴの方がおいしい。

でも、カナディアンロッキーの自然の中で食べる昼食は、また格別なものがあります。

 

 

 

国道16号と別れ5号線(ビーバー街道)に入りカムルーブス方面へ

トイレタイムで寄ったガソリンスタンド

外国では、日本でいうドライブインを兼ねたガソリンスタンドが多い

 

 

そこで、ハミングバード(ハチドリ)を発見。

軒先につるした蜜の入ったポットにハミングバードが蜜を吸いに来たところをパチリ。

初めて見ました。感動ものです。

このときばかりは「250mmの望遠レンズがあったらもっとアップで撮れたのに」と持ってこなかったことをちょっぴり後悔。

 

 

ここはウエルスグレイ州立公園内にあるスパハッツ渓谷

 

 

 スパハッツ渓谷の滝

落差は60m、幅が7mの細くて長い滝。日光の華厳の滝を彷彿させる様な滝です。

 

 

450km走破し、今夜宿泊するカムルーブスのホテル「サンピークス・グランドホテル」に到着。

ホテルの隣は、スキー場があるリゾートホテルです。

 

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カナディアンロッキーの旅 ーその5- 

2015年08月01日 | 旅行(カナディアンロッキー)

4日目(7月4日)の続き

バンフ国立公園からジャスパー国立公園に向かって国道93号(アイスフィールド・パークウェイ)をひた走り。

今日は、バスの座席が前の方なので景色が良く見えます。

車窓からの眺めを御覧ください。

カナディアン・ロッキー観光のゴールデン・ルートといわれるだけあって素晴らしい眺めです。

 

 

コロンビア大氷原に到着

1万年以上も前からの巨大な氷河が目の前です。

 

 

大氷原は寒いので一枚羽織るもの、それとサングラスを準備しておくようにと言われ、ウィンドブレーカーを着用しました。

 

 

幅1km、長さ6kmもの大氷河ですが、温暖化の影響で規模が小さくなっているようです。

 

 

アイスフィールドセンターでシャトルバスに乗り換え、約10分ほど揺られて雪上車乗り場へ。

 

 

雪上車は、56人乗りの特殊車両で、タイヤの直径は約1.5m(タイヤ1本50万円也)という巨大なもの。

氷河に到着しました。

 

 

この場所の氷の厚さが300mあると聞いてびっくり!

地球は、氷河期と間氷河期を繰り返していて、現在は氷河期と氷河期の間、つまり間氷河期です。マンモスが地球上をかっぽしていた頃が氷河期、当時どのくらいの氷の厚さで覆われていたのでしょうね、想像もつきません。

 

 

雪上車のドライバーと一緒に記念写真

 

 

次の観光は「グレーシャー・スカイウォーク」

アイスフィールドセンターでグレーシャー・スカイウォーク行きのバスに乗り換えです。

 

 

サンワプタ渓谷に張出した展望プラットフォーム「ディスカバリー・ヴィスタ」です。

この展望台、2014年5月にできたばかりの新名所。コロンビア大氷原から6.5km地点にありセットで観光されるようです。

ここから見るカナディアンロッキーもまた雄大。

 

 

全長約30mの展望台、こんなに観光客が乗っても大丈夫なのかと心配してしまいました。

 

 

プラットホームは強化ガラスで出来ていて透明、足元から サンワプタ渓谷の谷底が丸見え。

あまりの高さに足がすくんでしまいます。高所恐怖症の人は絶対に無理。

 

 

 ジャスパーに到着

本日宿泊するホテル「ウィスラーズ イン」です。6時ころ着きましたがまだこんなに明るい。

 

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カナディアンロッキーの旅 ーその4- 

2015年07月31日 | 旅行(カナディアンロッキー)

4日目は、バンフからジャスパーへ

 

 

2連泊したバンフの「リムロック・リゾート・ホテル」を出発

 

 

雄大なカナディアンロッキーの山並みを眺めながらトランスカナダハイウェイ(国道1号線)を快適に走行

 

 

アニマルオーバーパス

ハイウェイによって野生動物の移動が遮断されないよう地下道を造ったが、クマやオオカミは地下道を通って移動しないことが判明。そこで造られたのがアニマルオーバーパス、動物専用の陸橋です。神経質な動物が渡れるよういろいろな工夫がされているようです。

 

 国道1号線から分かれて国道93号(アイスフィールド・パークウェイ)に入ります。

建物は料金所、国立公園に入る場合は入園料が必要になりますが、ツアーはすでに支払い済みなので通り抜け。

 

 

このパークウェイは、レイク・ルイーズからジャスパーを結ぶ総距離232kmの観光道路。

周りは3000m級の山々が連なり、観光客を魅了させるカナディアン・ロッキー観光のゴールデン・ルートとも言われているところです。

 

 

車窓から見たクロウフット氷河

氷河の形がカラスの足に似ていたことから付けられた名前。

 

 

ボウ・レイクに到着。

コバルトブルーの湖、きれいですね!

 

 

このボウレイク、氷河の雪解け水が溜まって出来た氷河湖。奥に見えるのがボウ氷河。

 

 

カナダ会の4人衆

 

 

 次に向かったのはペイトレイク

これはペイト氷河です。この雪解け水によってできたのペイトレイク。

 

 

坂道のトレイルを下りボウ・サミットの展望台へ。

ペイトレイクは、湖畔に下りずに展望台から湖を眺めます。

 

 

この湖の色、春はエメラルドグリーン、夏は深みのあるブルー、秋はトルコブルーと季節によって色が変わるそうです。

すばらしい眺め、感動です。

次の観光は、コロンビア大氷原。次回に続く!

 

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