松江シティ のマネジメントとして
資金に困らないクラブへの道について、皆様から特にご意見は無く、さみしい思いです。
昨今のJリーグへは「大手企業撤退」や「観客動員数頭打ち」とか厳しいメディア報道にさらされていてますので、苦戦している情報しか入らないかもしれません。
先般、「週刊東洋経済」で、(五輪×スポーツ大解剖)特集で、上記のような指摘も書かれていましたが、別に、川崎フロンターレが、”集客努力で人気クラブに上昇”の記事もありました。 詳細は読んで下さい。
何が人気クラブになる、観客動員が増える の要因となるのでしょうか。
それは、地域密着度 と言えるはずです。
「Jリーグ百年構想」の忠実な実施です。
それでは、松江シティのマネジメントです。
(1)「チーム名は、市町村名が良い。」 です。
鳥取県のように、鳥取市と県名が同じ場合は、致し方ない事ですけれど、県名より所在地都市名が付くほうが、愛着度が桁違いに高くなります。
例えば、島根県から離れた、富士山五合目の駐車場で、島根ナンバーの車が停まっていたら「島根だー」と来ていることに感動するかもしれません。 それが 松江ナンバー(実在しませんけど)だったなら「松江だ 誰だろう」と会おうとする感情が湧きやすくなると思われませんか。 ※ Jリーグ 傍士理事からのご教授です。
松江市のサッカー競技者人口は、1.5%程度です。 人口 20万人ですので、3千人程度ですね。
残りの19万7千人には、サッカーは無関係な事ですが、新聞等に「松江」と出ると、おじいちゃん、おばあちゃんでも、何? と見てくれる確率は、グッ と上がります。 気にしてくれると言うことです。
島根県や山陰のほうが広域で支援頂ける人口も多くなるのではと、思いがちですが、愛着度は俄然低下します。薄れてしまうので、当然 クラブの所在都市の方々も愛着度は低下します。
そばに居るのに、心が離れている・・・・ 本当に愛しているのは誰?のような ・・・・・。
(2)希望観客動員数の3倍の仲間が必要
勝ってJFLに昇格した場合、年間の維持費は最低 6千万円です。
誰もが、すぐに「スポンサー」と思う事でしょう。 いやいや JFLに昇格するまでに、持つべき財産があります。
それは、「仲間」です。
地域リーグに所属する間に、将来 JFLで平均3千人の観客を希望するなら、仲間を9千人目標とする必要があります。
単純に、3千人×20試合×1千円=6千万円 でして、更に 5千人なら1億円です。
この単純な掛け算の取組みが、絶対に必要な仕事です。
では、どうやって集めるのか、「会員」と、「仲間」との違いは何なのかについてと、 「順番が肝心」と前回書いた意図については関連性がありますので、次回とします。
では、改めて 全国の方々 田舎でも資金に困らないクラブへの道を考えてみましょう。
ご意見をお待ちしています。