事務局長の生活

一般社団法人島根県サッカー協会事務局長の日常業務を通し、取組み等、皆さんにお伝えします。

C級コーチ・リフレッシュ研修会 参加しました

2007-03-06 19:53:44 | Weblog
2006年度C級コーチ・リフレッシュ研修会が
3月3日、4日の両日行われ、私も資格者の端くれでして
ポイント確保の為 いえいえ 真剣に学ぶ為、参加しました。
写真は、松江市営補助競技場(S-Pitch)クラブハウス
で、熱心な指導をしていただいたU技術委員長です。

資格の位置づけ、目的等 日々変化しています。
C級コーチの業務は、U-12年代に対し「個の育成」を行なう
為の資格として位置付けられています。
また、U-12年代では、チーム強化ではなく「個の育成」を大切にする
事を最重要としています。
チームが負けても良いという訳ではなく 個の向上=チーム力向上 の
コンセプトが、将来の選手たちのために必要だと結論付けています。
チームを勝たす為の資格は、A級以上で学ぶ事となります。
今回の研修で特に感じた点は下記の通りです。

①ボールフィーリング等を行う以上に、まずコーディネーションによる
 動ける身体作りが先行する必要性があること。
②U-12では、ディフェンス強化こそが将来の攻撃力向上への近道であり
 ボディコンタクト等を含めた個人戦術での厳しさの提供が必要である。
③練習で子ども達に力の調整を要求するのではなく、常に100%を求め
 指導者側が、距離等をコントロールしレベル管理をすること。
④コーチは、子ども達に答えを与えるのではなく「自ら判断しプレーする力」
 を養えるよう多くのチャンスを与える我慢強さが必要。
 結果で、すぐ指導してしまうような事の無いよう日頃から子どもの考えを
 知る努力が必要である。(これも 大人力ですね)
⑤個の能力向上なくして他県に勝てる近道無し!

 前を向いて能力が出せた子は多くいるが、前を向ける子は無いに等しい
現状は、チョッとした差では無い事を知る必要性があるそうです。