地底人100物語

相手にとって不足なし

越乃湯温泉「越乃湯旅館」

2015年05月30日 | 新潟の地底人
越乃湯温泉「越乃湯旅館」

マップルの気になる温泉シリーズ。
今回は長岡市の越乃湯温泉を訪ねてみました。

マップルをお持ちの方はちょっと手に取って見ていただけるでしょうか。
信濃川が大河津分水と別れる手前、馬越島の左岸に「越の湯」の記載があると思います。
ネット上では休業中とか再開したとか…
天気もいいことだし、ドライブ気分で確かめに行ってみることにしました。

ドライブの始まりは新潟西バイパス。
そのまま国道116号を南下し、大河津分水を渡ったところで県道22号へ。
下道オンリーでもそれほど時間もかからずの到着でした。
信濃川の土手沿いに走る県道の下、並走する旧道かな、そっちに建っている案内板がこれ。

これを目印に山の中へ入っていきます。
途中の道順は省略しますが、宿のHPの「アクセス・問合せ」のページに画像付きで詳しく記載されているので活用してください。

駐車場に車を停めたら奥の高台の母屋へ。

遠目には民家のように見えますね。
玄関に近づくと…

ちょっと胸キュンです。

立寄り入浴を乞うと浴室へ案内いただきました。
階段を降り、突き当りの左右に男女別の浴室。


脱衣所はシンプルな造り。


では裸になったら浴室へ参りましょう。
浴室はタイル張り、こちらもシンプルな造りです。



湯舟を満たす湯はオリーブ油色の透明湯。
色が綺麗ですね。
湯口からはドバドバ投入されているものの溢れ出しのない循環仕様。


しかし表面に漂うアワブクが曲者っぽい。
なんか濃厚感があるんですよね。
ではじっくりと身を沈めて湯を堪能しましょう。
適温で入り頃と思っていたら…結構温まりがあるじゃありませんか。
たちまち吹き出す玉の汗。
これはタマランチと、窓を開け放して外気とりこみ頭寒足熱モード。
アンド浴槽の踏込のところでのヘソ湯の体勢。
肌触りもサラサラだし、窓から吹き込む風が気持ちいいなぁ。

一息ついてなんとはなしに気が付くと、浴槽の隅に茶色の沈殿物。
すくってみると杉の花粉玉のような湯華でした。


そして窓の外には桜の木。
ピークの時は花見の温泉が味わえるんでしょうね。

かなり濃厚な食塩泉ですが、ゆう出量が少ない冷鉱泉とあって加水・加温・循環あり。
しかし凶暴さの片鱗をうかがえる湯でありました。

駐車場に戻り振り返ると、物置かと思っていた建物が浴室だったんですね。


源泉名 越乃湯
ナトリウム-塩化物強塩冷鉱泉
16.6℃ pH6.9 0.6L/分(自然ゆう出)
成分総計 41360mg/Kg
調査及び試験年月日 平成21年7月22日

新潟県長岡市与板町馬越1082-1
TEL 0258-72-4385

2015年4月の入浴メモより。

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