地底人100物語

相手にとって不足なし

津川温泉「清川高原保養センター」

2023年09月26日 | 新潟の地底人
津川温泉「清川高原保養センター」
「一粒で二度おいしい」というか、一軒で2種類の源泉を味わえるというので行ってきた。

建物は1号館と2号館からなり、渡り廊下でつながる構造だ。
手前1号館に1号井、奥の2号館に2号井が利用されている。

まずは新しい方の「2号井」へ。
建物の奥の方にあり、さっそく裸に着替えてドアを開ける。
木造の浴室はやや暗め。
奥にある湯口からコンコンと、また底面からも盛り上がるように注入され、
ザコザコとあふれ出た湯は洗い場を染め上げている。
貝汁系褐色半濁の透明がかった湯といい、これは好みのタイプ。

まずはかぶり湯をして入浴。
思ったよりあっさりしている。
見た目ほどの金気はなく甘味塩味。
しかしなぜだろう、体が痒くなる。
温まりがいいせいだろうか。
風通しがよくないのも辛いところだ。
汗がとまらない。
窓を開け放し、へばりつくように涼むがのが精一杯。

続いては旧来からの「1号井」の1号館へ。
白を基調としたタイル張り、2面採光の明るい浴室。
無色透明な湯がサワサワと溢れでている。

高台にあり眼下の見晴らしが気持ちいい。
窓を開け放すと風の吹き抜けもけっこうあって爽快な気分。
こちらでもかぶり湯をして入浴。
人が湯船に浸かる分だけザザーっと溢れでて洪水状態。
すぐに満水にもどりサワサワの溢れ出し。
おほっ!
これって、けっこういいじゃん。
それにこのヌルツルの肌触り。
見た目じゃ判らん入り心地の良さ。
こちらの方が感動ありだな。
下の画像は併設のちょっと見露天風呂風の岩風呂



■津川温泉1号井戸
アルカリ性単純温泉
40.3℃ 120L/分(動力) pH9.6 成分総計638.2mg/Kg (平成17.5.20)
■津川温泉2号井
ナトリウム-塩化物温泉
49.0℃ 62L/分(動力) pH7.7 成分総計9127mg/Kg (平成21.12.15)

新潟県東蒲原郡阿賀町京ノ瀬4851
TEL 0254-92-5530


2010年7月の入浴メモより


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久しぶりに日帰り入浴に立ち寄りました。
以前は上記入浴メモのように1号館と2号館の2つの浴室が使え、それぞれで別源泉を利用していましたが、現在は1号館のみの利用となっていました。
なので入浴できる源泉も透明でにゅるにゅる湯の1号井戸だけです。
もっとも数年前から2号館も1号井戸の利用となってたんですけどね。

で、2号館はどうなったのかと言うと・・・
阿賀町の教育留学の拠点として、温泉施設を活用したまなびの森交流館「緑泉寮」となっていました。
寮のお風呂が温泉なんて、ちょっと羨ましいですね。

2023年9月の入浴メモより


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