地底人100物語

相手にとって不足なし

地底人の襲来?

2022年11月18日 | 福沢 湯キチ
小春日和の某日、やぼ用を終え国道116号を走行中、
ちょうど新潟市西蒲区の西川地区に差し掛かったその時だった。
目の前に、天空を突き刺すようにそびえる鉄骨の櫓が現れた。

いったい誰が、何の目的でこんなところにポツンと…

翌日地元の情報通に取材を申し込むと、ヨウ素等の地下資源の採掘井戸を掘っているらしいと。
こんな施設が作られるんじゃないかと。

「じゃ~、温泉…」
「ないない」

後日あらためて現地を偵察してきた。
現場に張り出されている掲示板から発注者をメモ。
インターネットで検索するとやはり温泉のボーリングではなさそうだ。

そのまた数日後。
タイムリーなことにローカル紙の新潟日報に「身近な資源 天然ガス」の記事が掲載。
それによると、地下500~1000メートルの地層から「かん水」を汲み上げ、水溶性天然ガスを取り出し、さらにヨウ素も取り出した後、地盤沈下防止のため地下に戻すんだとか。
そんなガス田が西川地区や黒埼地区にあるそうな。

温泉ボーリングだと、掘削に成功すると櫓の下の鉄箱の湯舟に入り、万歳しているマニアな写真を見かけますよね。
体験したかったけど妄想に終わりました。

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