岡崎直司の岡目八目

歩キ目デス・ウォッチャー岡崎が、足の向くまま気の向くまま、日々のつれづれをつづります。

山紫水明の西条。

2006-04-08 23:25:30 | ノスタルジー
所用で西条市へ。

途中、小松のあたり、国道11号沿いに桜が数本、麦畑の向こうに今を盛りと咲いていた。来月には麦秋か。

加茂川のほとり、武丈公園の桜も見事な景色になっていた。

昔、この町に二年間住んでいたことがある。丁度東京オリンピックの頃。町なかの水路の底の砂がいつも動いていた。水の都西条ならではの自噴水。沢山のアメリカザリガニもいた。
新産業都市政令指定となり(シンサントと呼んでいた)、その祝賀パレードで地元小学校の鼓笛隊の中で、縦笛を吹きながら歩いた町。全てが右肩上がりの高揚感にあふれていた時代。美しかった舟屋海岸の遠浅の海も、その全てが埋め立てられていた。

26回の転居をした中でも、美しさで思い出す良き町、今から42年ほど前のこの町の記憶。