こないだはイエローハットで銀じー(’81 R100RS)適合品の
イリジウムプラグをたまたま見つけちまったもんだから
ついつい買っちまった訳だけど
ほんとはその前に社外品のプラグコードを注文していて
プラグはその時に一緒に交換するつもりだった。
先週、やっとそのプラグコードが入荷したと云う事ですぐに送ってくれて
休みを待ち侘びていたのだよ
注文してたのは「テイラー」のプラグコード
性能もさることながら、コードの色が多くてカスタム感が高いのがポイント
最後まで赤と迷ったけど、とってもきれいな青にした
買ったのはBMWディーラーの「FLAT」さん
青が在庫切れだったけど1週間くらいで送ってくれた。
〇
交換作業はとっても簡単
燃料コックが閉まってる(OFF)のを確認してからホースを外しておく
燃料タンクのシート側の2個の樹脂ナットをくるくるとはずしたら
まずはタンクの後ろを持ち上げてネジから引き抜き
そのまま後ろへ引くとすんなりタンクが外れちゃいます
ただーし!タンクの下に生えてるブリーザーホースに注意!
スピードメーターケーブルとかフレームとかに一緒にインシュロックで止められてると
タンク抱えて焦るから、外す前に要確認でよろしく
しかし、なんちゅー低重心なんでしょうね。
ステアリングヘッドがいやに高い位置に感じる
タンク外したついでにワイヤーの取り回しもチェックチェック!
ついてるコードを思い切って引っ張って外しちまう、けっこう固い
フレームについてるラバーグロメットは下に見えてる赤いバンドで締めてある
おもしろいつくりだね
そんなことはどうでも良いけど、ついでだから周りの固定具合なんかも見ておく
コードの装着は、まー「確実に」っていう位であまり何もない
コードが見栄え良くなるようにインシュロックでステーに固定
うーん、青にしてやっぱ正解だったね
〇
早くエンジン掛けたかったから光速(?)でタンクを戻して
いざー!
おおおおおおおおーーーーーーーーーー!
うっそーーーん?
すっげー始動性アップだよ。
これで5000円は安ーい。
〇
でも本当にすごかったのは翌日の朝練。
その日一発目の始動も難なくこなしたよ。
間違いなく始動性は改善されてるな。
極低速から低速、そして中速域へと爆発の粒がきれいに繋がってよどみなく
それがトルクがアップしたような感じを与えている
実際はどうかわからないけど
エンジンの「解像度」が上がった感じだ。(よくわからん?)
そして、上郷SAでいつものように朝食にしようと
SAの手前で仕上げとばかりにスロットルを絞り上げると
銀じー(’81 R100RS)は豹変した(←ヒョウ?ねこ?笑)
5速(トップギア)・4000rpmでスピードメーターの針が真上を指すんだけど
以前は、そこから上へ回転を上げようとすると
エンジンがすごい振動を出して不快な感じがあった。
まーね、30年も前のオートバイだし、今までどんな風に扱われていたかも定かではないんで
正直云って、その先へ行くのは「コワイ」わけですわ。
アウトバーンでポルシェやメルセデスに負けないポテンシャルも
今となっては「狂気の沙汰」的な蛮勇でしかなかったんではないかと…
でもね
今日の銀じーはちがった。
ピックアップが確実に良くなっていたために
その不快なゾーンをあっという間に乗り越えて回転を上げ続け
タコメーターが5500rpmを指すと、なんとまったく震動が消えてしまった。
オートバイとそれに跨っているボクはフラットツインのクランクが生み出す
強力なジャイロモーメントに包まれていて、その安定感から
初めて銀じーを信じることができると確信した。
すごいよ!RS!
そしてなおもそこから車速をグイグイ伸ばしていく。
もうだめだ、とりこだね。
NSR250Rでコーナーを駆け抜けても
ZEPHER1100で淡々と距離を重ねても
ZX12Rでスロットルをひねり上げても
一度も感じたことがない種類の感覚だよ。
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タナックスのバインドシステムにオサラバして、
バグスターを復活させます。
デジイチがすっぽり収まりそうなタンクバッグ
を注文しました。今後は何処へ行くにも
デジイチを持ち出します。
ほんときれいです(自画自賛)
性能も伴っているようなので大満足です。
RSにもバグスターのカバーをつけようか迷っています。
RTと違ってタンクが金属で塗装やラインがきれいなので。