ソロツーリストの旅ログ

あるいはライダーへのアンチテーゼ

振り返ってみるとオートバイがいちばん好きだった

冬の定番散歩コース

2008年12月14日 | R1150RT (2001) あお号

正午近くでも、道路際の街路樹の影が長く落ちるこの頃。

もうすぐ冬至だ。

冬将軍は今か今かと時を待ち

上空に時折流れ込んでは冷たい雨を降らせる。

さすがに師走も半ばを迎えると

ボクでさえ仕事に追われまくってバタバタする。

おまけに慣れない仕事の日々で

ここ何十年ぶりのひどい腰痛にも襲われ

せっかくの休みもウチでマッサージ機にかかっている始末だ……

        ○

昨日は天気がすばらしく良かったのと

翌日の日曜が雨の予報だったので

朝から、痛い腰をだましながら、あお号(R1150RT)を引っ張り出し

何とか乗れないものかと眺めているうち

「明日も休みなんだから、乗っちゃえ乗っちゃえ」の悪魔の囁きが脳裏を駆けずり回る。

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電熱ベスト着て行けば、温泉に入ってるのと同じだから(ほんとですか?)

腰にも良かろう(?)という雰囲気になる。

まぁー、だからと云って無理も良くないので

軽くいつもの散歩コースを回ってくることにした。

        ○

とはいえ、どうにも腰の具合が悪いようで

加減速の度に腰がピキッとくる。相当悪いなこりゃ、と思ってみてもあとの祭り。

電熱の加減を最大にして腰椎の機嫌をとる。

それに引き替えなんと陽気の良いことか。

風はほとんどなく、弱いながらも冬の太陽は、快晴の空に精一杯のエネルギーを拡散していた。

国道248号線を南下して、幸田から岡崎バイパスに入る。

道は結構空いていて快調にスピードに乗る。

4速4000rpm。

ボクサーツインの至福のトルク感と振動にしばし腰の痛みを忘れる(ウソ、ド痛い)

矢作川を渡る前でバイパスを下りて

県道で碧南・衣浦海底トンネル方面へ。

西尾の南を迂回して進むと辺りは真っ平ら。

目的地のでっかい建造物も視界に捕えられる。

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中部電力の碧南火力発電所。

壁面のデザインはヨットをイメージしているのだそうな。

中はどうなっているのか興味津々だねー。

でっかい発電機がウィーンって回ってるんだろうなー。

その後、近くにある秘密テストコースに行ってみる。

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すごいバンクのコーナーが延々続いている。

ここは地元T社の旧テストコースでかの2000GTはここで開発が進められた

のはもちろんウソで(今日はウソばっかだな)ただの護岸堤防です。

バンクは進入禁止です。あしからず。

ふざけて入るとほんと危ないからね。

スピード出てないとどんどんイン側に吸い寄せられるよ、マジ。(これほんと)

        ○

距離にすれば行って帰ってで100kmにも満たない距離だけど

遠出できない冬の休日を紛らすにはちょうど良い散歩コースです。