今日も朝からいまひとついい天気ではありません。しかし畑仕事はできる・・・ということで、畑へ出かけました。月桃をスコップで掘り起こします。大きい株を2つ抜いただけでどっと疲れてしまいました。
さて、本日の写真です。何の変哲もないただの道です。でも、まだ舗装されていない地道です。雨が降るとびちょびちょになります。重い車が同じ道を通るとわだちができて、道が凸凹になります。風が強いと木の葉や木の実が落ちて、道は一見すると汚く見えます。
それでも、私はこの道が大好きでした。確かに足の裏に当たる木の実は痛いし、ごつごつしています。自転車で走るとハンドルを取られることもあります。でも、夜遅くホタルの幼虫が、光っているのを見たり、木の実が落ちてそこから、新しい木が芽を出していたり、嬉しい発見も多いのです。
この道が、歩道舗装されます。便利になることを喜ばなくてはならないのでしょうが・・・寂しいです。足の裏に、本当の道を感じたいのは私だけなのでしょうか・・・
水溜りをバシャバシャしながら歩く。
冬は霜をシャクシャク、薄氷はパキパキ。
単純に歩くことを楽しめた子供時代が懐かしい。
大阪市内に暮らしてると、地道はもう遠い存在。
石垣でも減っていくんですね…。