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書評『早起きできる習慣』(朝活コンサルタント著)

2019-06-27 05:48:26 | 書評
私は朝早く起きて、資格試験の勉強、執筆、読書といった、自分を成長させることに時間を使っています。しかし、世の中には、朝起きるのがとても苦手な人がいます。この、朝起きるのが苦手な人が、どうやったら「朝型」になれるか。その答えを探すために、「早起きできる」とうたう電子書籍を読みました。

著者は「朝活コンサルタント」。実名を出していないということは、副業を禁止している会社のビジネスパーソンかな。と思いつつ、そんなことより、中身です。

この本は、著者が早起きになるために行ったことにしぼって、わかりやすく解説しています。その科学的根拠だとか、他の人の実績は、ほとんど書かれていません。ひたすら、「早起きするためには」何をすればいいのか、が書かれています。

早起きのメリットはわかっている。とにかく朝が苦手なので、早起きできるようにしたい!どうしたら早起きに慣れるか知りたい!

そう考える人にとっては、これくらいシンプルな本はとても読みやすいです。そもそも、睡眠全体を改善するというのではなく、「早起きする」ことだけについて書いた本です。

本を読むことに時間をかけず、「早起き」のためのアクションを起こすことが、一番大切です。

そのためには、この本に書かれていることは実践に移しやすくて、良いと思います。

では、早起きのために何をするか。3つ紹介いたします。私も形は少し違いますがやっていることです。

1)振り返り:シンプルに記録する
就寝した時間、起床する時間をシンプルに記録します。起床時間の目標は、3つたてます。例えば、今、7時に起きていたら、目標は、6時、5時半、5時。そして、どの目標を達成できたのかを、手帳にシンプルに記録するのです。

面白かったのは、100円均一で丸い色シール(アンケートなどでよく使うもの)を買って、それを手帳に貼っていくというもの。これは結果が一目でわかるし楽しいな、と思いました。

2)早起きの目的をリマインドする
そもそも早起きするには、動機があるはずです。この早起きの動機、目的を自分にリマインドするのです。

それは、資格試験かもしれないし、健康かもしれないし、仕事かもしれない。理由が何であれ、そのことを自分にリマインドすることで、起きれるようになるのです。私は、これが一番効果的だと思います。

3)一気に変えない
『「朝30分」を続けなさい!』にも書いていました。少しづつ早く起きる、ということです。いろいろ工夫をしても、一気に2時間早く起きるのは、とてもたいへんです。まずは30分から始めて、1時間、1時間半と伸ばしていけば良いと思います。

この本の最後に、早起きについての誤解として、以下を挙げています。


早起きについての誤解
・意志が弱いから早起きできない。
・夜型だから早起きできない。
・寝るのがもったいないから早起きできない。

そして、これは誤解であり、必ず、誰でも早起きできる、というのがこの本の主張です。朝起きる時間を早くするということは、資格試験の勉強をする上では、とても強い武器になります。しかし、現在早起きしていない人にとっては、難しい習慣化だと思います。

いろんな早起きの本を読む時間があったら、このシンプルな本に書いていることを、まず実践する。そこからはじめたらよいのでは、と思いました。

ストアカで「90日で100点アップ!TOEIC公式問題集 集中演習ゼミ」

2019-06-26 07:45:19 | 日記
ストアカで「90日で100点アップ!TOEIC公式問題集 集中演習ゼミ」を実施します。リクエストがあり次第、日程を決めて開催する予定です。場所は東京の恵比寿を予定しております。ご興味いただける方、是非、ご参加をお願いいたします。

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6月23日開催のTOEIC 公開テストの振り返り 2)Part 1, Part 2

2019-06-26 07:14:49 | TOEIC
6月23日に70日程度の勉強で受験してきたTOEIC L&Rの振り返りの第2弾です。

今回はリスニングのPart1,Part2の振り返りです。

Part1とPart2は、2016年にTOEICが難化する前は、比較的、得点しやすい分野だったのではないでしょうか。
しかし、2016年の難化以降、Part2は、TOEIC全体の中でも、とても難しい問題になりました。

Part2では、間接的な回答が多くなりました。質問を聞かれて、I don't know.(知りません)と答えるのが、その典型例です。実際には、何十ものバリュエーションがあり、一筋縄ではいきません。

Part1,2で絶対にやると決めていた1つのこと
その、Part1,Part2で、私が直前に、1点だけ、絶対にやることを決めていました。まずそれをご紹介します。

Part1では、写真の先読みを、しっかり行う。
Part1はDirectionsが長く、Part3の先読みなどに時間を使い、そわそわしがちです。それでも、写真の先読みが必須です。

人物は誰が写っているか。
それらの人物は何をしているか。
どこにいるか。
物は何が写っているか。
どのような状態をあらわしているか。

問題に出そうな、これらのポイントを、リスニング前に押さえておくのです。これは、Part3,4の先読みほど必須のアクションではありません。それでも、写真を先読みして、ある程度、解答選択肢を予想しながら読むのは、とても効果的です。

Part2では、質問文を頭のなかで繰り返す。
Part2は、質問文も選択肢もすべて読み上げです。問題用紙を読む、という作業がまったくなくなるのです。ここで怖いのが、「ぼーっとして、集中力が切れてしまうこと」。これを防ぐために私が編み出したのが、

「質問文を頭のなかで繰り返す」こと。

今一度、質問文を頭の中で繰り返すことにより、正しい選択肢を選びやすい、ということだけではありません。問題用紙を読むなどの作業がないPart2において、無理やり作業を作ることで、集中力切れを無くすのです。

以上のPart1,Part2のひとつづつのアクションを本番で実際に行ったのは、今回のTOEIC公開テストがはじめてでした。

結果は、なかなかの効果だったと思います。Part1は、楽々回答できました。
Part2も、比較的集中力は保てたのですが、

失敗したのが、以下の点です。
>質問文の頭の中での繰り返しを、全問で行うことができなかった。

>1問、答えを迷う問題があった後の切り替えが、遅かった。

Part2のキーワードは「マインドフルネス」(今に生きること、集中すること)。次回受験する際には、さらに「質問文を頭の中で繰り返すアクション」を実践して、集中力切れを防ぎたいと思います。

最後に、間接的な回答が増えたPart2の問題演習として、おすすめの問題集を紹介します。「TOEIC L&R TEST パート1・2特急 難化対策ドリル (TOEIC TEST 特急シリーズ)」です。間接的な回答や間違いやすいポイント(主語が違う、時制が違う等)を盛り込んだ良問がそろっており、解説も詳しいです。問題レベルとしては、本試験並みの問題から、ずっと難しい問題まで含まれますので、すべてが解けるようになる必要はないと思います。

ご参考になさってください。

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ストアカで「90日で100点アップ!TOEIC公式問題集 集中演習ゼミ」を実施します。リクエストがあり次第、日程を決めて開催する予定です。場所は東京の恵比寿を予定しております。ご興味いただける方、是非、ご参加をお願いいたします。

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書評『「朝30分」を続けなさい』(古市幸雄著)

2019-06-26 06:33:49 | 書評



朝勉強すること - これは、私の勉強においては、常に絶対的な成功要因でした。私は朝勉強するときは少なくとも1時間は勉強するのですが、朝30分の勉強を続けることを勧める本を見つけたので、手に取りました。

著者は古市幸雄さん。『「1日30分」を続けなさい』という40万部のベストセラーを書いた作家であり、英会話学習塾の経営者です。自称、「日本の能力開発の第一人者」。「中卒、高卒、三流大卒のハンディは継続的に勉強すれば必ず克服できる」というモットーを持っています。このモットー、ミッション、すばらしいな、って強く同感します。

この本のメイン・メッセージ:勉強の成果は勉強量で決まる
「朝30分」をタイトルに強く出していますが、メイン・メッセージはベストセラーの『「1日30分」を続けなさい』とほぼ同じです。

この本のメインのメッセージ
勉強の成果を出す最大の要因は勉強量 → コツコツ毎日勉強したものが勝つ


要するに、勉強、仕事、スポーツ、いずれも結果を決めるのは勉強量(仕事量、練習量)。勉強法や自己啓発の勉強、人脈作りなんてしている暇があったら、勉強しなさい。
ということです。

私は、この点には一理ある。でも、私の考えは少し違います。
勉強量は大切です。しかし、それだけで結果が決まるわけではない。やはり、勉強には戦略、すなわり、何を何回、どのように勉強するかが重要だと思います。

それでもこの本の素晴らしいことは、「ラクな道ばかりを探すのではなく、コツコツ毎日勉強することを勧めている点です。合格戦略は大切、でも、一定の勉強量の勉強をこなさないと、絶対に合格できないのです。

朝型になるのに重要なこと:強い動機を持つことと、少しずつ早起きにすること
朝型を進める本には、寝る時間を早くする、朝明かりをつける、朝シャワーを浴びる、などの具体的な方法が書かれていることが多いです。この本で勧めるのは、大きく2点:強い動機を持つことと、少しづつ早く起きること

朝早く起きるのはつらい、それを続けるには、強い動機が必要です。「どうして自分が早く起きて勉強することが必要なのか?」を考えるのです。

著者は、自分のためにとだけ考えたら、必ず失敗すると言っています。「自分以外の大切な人のため」と思えるから頑張れるのです。
この考えは、とても同感できますし、私も実際に考えていることです。

次に、少しづつ早く起きることです。いきなり1時間早く起きることにチャレンジしたら、失敗してしまう。30分から始めて、少しづつ、勉強時間を延ばしましょう、という考えです。

あ!だから、「朝30分」なのか!!

古市さんの本と拙著との共通点は、勉強で成果を出すには反復学習(繰り返し学習)は絶対に必要だ、という考えです。力強いミッションと信念のもと書かれており、著者やご家族、スポーツ選手や経営者のエピソードがたくさん入っており、とても説得力があります。やはりベストセラーになるだけのことはあるな、と思いました。

資格試験を目指す人にとっては、①毎日コツコツ勉強すること ②勉強の絶対量も必要 であることをリマインドしてもらえる作品です。スランプの時に読むには、最適な本だと思います。お薦めです。 

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ストアカで「90日で100点アップ!TOEIC公式問題集 集中演習ゼミ」を実施します。リクエストがあり次第、日程を決めて開催する予定です。場所は東京の恵比寿を予定しております。ご興味いただける方、是非、ご参加をお願いいたします。

https://www.street-academy.com/myclass/60356?conversion_name=direct_message&tracking_code=5ff1307a05e6afbaa0ada2f569290170



6月23日開催のTOEIC 公開テストの振り返り 1)環境・準備

2019-06-24 08:33:29 | TOEIC
4月17日に第一回の開催を行い、6月5日まで5回にわたり朝活TOEICの会を行ってきました。補講も入れたら7回の勉強会の開催を行いました。

そして、昨日、6月23日、TOEIC公開試験を受けて、打ち上げもしてきました!

TOEIC朝活コンプリートです!! 

私的にはイベントのコンプリートとTOEIC受験の終了で、結構、達成感があります。
第1回から第5回までは一人も脱落者なく、最後まで参加してくださったメンバーの皆さんに心から感謝します。

さて、昨日のTOEICの振り返りです。

以下の内容で、TOEIC振り返っていきたいと思います。
1)環境・準備
2)Part 1, Part 2
3)Part 3
4)Part 4
5)Part 5, 6
6)Part 7

1回目の振り返りは、環境、準備。実は、これがとても大切です。環境、準備だけに力を入れていると、本末転倒になってしまいますが、勉強をすべて行った上で、最後のプラス・マイナス30点程度を左右するのが、この環境・準備だと私は考えています。

1)環境・準備
①高校が試験会場の時のメリット、デメリット
今回の試験場は、写真の場所。日本工業大学 駒場高校でした!


前回3月受験したときは大学、今回は高校。その一番大きな違いは、教室の大きさ!!

そう、高校は基本的に、すべての教室がクラス別になっているので、教室が狭いのです。これは、ヒアリングにとって、良くも悪くもなると思います。良い点は、狭いので、音源に近い。そのため、音が耳に届くまでの邪魔が少ない、とい点です。悪い点は、天井が低く、かつ、部屋自体も狭いため、変な音の響き方をする可能性があることです。

それ以外のメリット、デメリットは、空調設備、トイレの数、交通の利便性などが挙げられると思います。しかし、それは学校によってまちまちだと思います。やはり、高校と大学の会場の違いは、教室の大きさでしょう。

→受験会場によって、教室の大きさが違うことを念頭におきましょう。

②エアコンの季節の特別な準備が必要

6月に入って、蒸し暑い日が続きます。試験日は比較的気温も低かったのですが、それでもこの時期の試験といくことで、エアコン(冷房)がガンガンきいていました。

私はエアコン対策のために、冬用セーター、夏用セーター、使い捨てカイロを持っていきました。結局、冬用セーターと使い捨てカイロを使うくらい寒かったです。

狭い教室であるため、どこにエアコンの吹出口があるかも、大きく影響してきます。私は腕に直接風があたったため、指先は冷たくなり、腕もカチコチになってしまいました。

→6月から9月に受験する方は、エアコン対策をお忘れなく!

③睡眠の重要性

TOEICのように、短い時間でたくさんの問題を解く試験では、とにかく、反射神経と集中力が必要になります。そこでとても大切になるのが、睡眠時間と睡眠です。

良い睡眠をとるためには前の日だけでなく、試験前の1週間の睡眠改善をするのが、効果的です。

私はこれを意識してやってきたにもかかわらず、最後の2-3日で、少しサイクルが狂ってしまいました。睡眠については、改善の余地があると思いました。

→TOEICを受験する方は、試験1週間前から、睡眠改善のアクションを!

④試験本番に慣れるには

試験当日の準備と移動、試験を受ける流れ、試験時間における集中力の維持の仕方、時間配分など、やはり本番ならではの要素が沢山あります。

もちろん、それに備えたトレーニングはできます。しかし、やはり本番とトレーニングは違います。試験本番に慣れて、集中力を発揮して時間配分を最適化するには、TOEICを2ヶ月、3ヶ月と連続に受験するのが一番だと実感しました。

→試験本番とトレーニングは違います。TOEIC公開テストを2ヶ月連続で受けることがおすすめです!

⑤当日の勉強について

当日の勉強については、頭を休めるために勉強しないことを薦める意見と、ギリギリまで勉強して英語慣れしたほうが良いと薦める意見の2つに別れます。

私は前者の意見にほぼ賛成、特にPart7,Part3,4といった頭を使う問題を解いたりといった頭を使う勉強については、当日は行わないほうが、試験本番で頭が働きやすく、力を発揮しやすいと思います。ただし、ギリギリまで勉強することも、脳が英語に反応しやすくなるという意味では、メリットがあるでしょう。

→当日の勉強についてはメリット、デメリットがある。

⑥当日の食事について

最後に、当日の昼食です。いろんな受験者の方の話を聞いている限りでは、途中のコンビニでおにぎり等を食べる人が多い気がします。

私は家を出る直前、11時前に食べる派です。

それではあまりに早すぎて食べれないという人もいるかもしれない。コンビニで食べるにせよ、家で食べるにせよ、2時間TOEICを受けるのに必要なブドウ糖を摂取するためには、昼食は必須だと思います。

→試験当日は、昼食は必ず取りましょう。

以上、環境・準備についての振り返りです。ずいぶん、多くの振り返りをつらつらと書きましたが、いずれも、集中力と実力を発揮するために参考にしていただけたら、うれしいです。