読書と資格試験挑戦で夢をかなえるブログ

資格試験・読書で夢をかなえる人を応援するブログ

6月23日開催のTOEIC 公開テストの振り返り 3)Part 3

2019-06-27 06:25:53 | TOEIC
6月23日に目標990点で受験したTOEIC公開テストの振り返りです。今回は、Part3です。

2016年のTOEIC難化で難しくなったパートの一つが、このPart3です。

私は、Part3,Part4共通で気を付けていたのは、以下の3点です。

1)設問文、選択肢の先読みに時間をかけすぎない。
2)とはいえ、設問文だけは先読みできるペースで、リスニングして問題を解く。
3)3問1組のリスニング問題の、最後の1問に気を付ける。

解説を加えます。
1)設問、選択肢の先読みに時間をかけすぎない。
Part3,Part4では、設問文、選択肢を先に読んでいたら、解答する上で有利です。なぜなら、どのポイントに注意して聞いたらいいか、わかるのです。時に、具体的な時間や数字、場所、会話に出てくる人の職業などについては、会話の大筋をつかんでいるだけでは、覚えていくのは難しく、最初に「何について問われるか」を把握することが、絶対的に有利です。

この先読みについては、「先読みを勧める」攻略法と、「先読みはしないことを勧める」攻略法の2つに大きく分かれます。いくつもの攻略法を参考にした私の感覚では、圧倒的に先読み派が多いです。私も、絶対的に先読み派です。

しかし、ここで大事なことは、当たり前ですが、
しっかり、会話をリスニングする。これは、あくまでもリスニングのテストだ!

ということです。この点は、朝活でも、何度もメンバーの方にリマインドしてきました。

2)とはいえ、設問文だけは先読みできるペースで、リスニングして問題を解く。
選択肢の先読みに時間をかけない、とはいっても、選択肢の4文は読めなくても、設問文1文だけは先読みして、どんな会話になるか、スピーチになるか、先読みしよう、というのが私の考えです。

まったく先行情報なしに、会話を聞いて回答するのは難しいです。また、先に述べました通り、具体的な時間や数字などなどについて聞かれる問題については、そこを意識して聞かないと、頭に入り記憶をとどめることができません。


そこで、少なくとも設問文だけは先読みできるペースで、リスニングを聞いて、解答する。それが、大切です。

3)3問1組のリスニング問題の、最後の1問に気を付ける。
Part3,Part4の問題は、3問1組で、リスニングを行い、解答していきます。この3問のうち、3問目が、一番くせものです。次にどういう展開になるか、どいうことが予想されるかを問われることが多く、文脈とともに最後のいくつかの文を丁寧に聞き取り、推察することが必要です。

また、息切れもします。1問目、2問目に力を注ぐあまり、3問目には力が抜けてしまうのです。

では、本試験では、どうだったか?
あろうことか、朝活メンバーに口を酸っぱくしてアドバイスしていた、1)先読みに時間をかけすぎないことができず、Part3冒頭で、躓いたのです。

Part3のDescriptionを読んでいる時点で、出来るだけ先まで先読みしようと、3つめの設問くらいまで先読みしていました。そのため、1つめのリスニング問題が流れた1,2文(冒頭はとても大切!)をしっかり聞けなかったのです。

先読みに夢中になりすぎて失敗する。一番してはいけないことを、やらかしてしまいました。

その他のアクション項目、2)3)は、できたと思います。次回は、1)に特に気を付ける、特にリスニングの最初の問題については、リスニング重視で、最初の文の最初の言葉から、しっかり聞きたいと思いました。

写真は、公式問題集3。10回にわたり反復学習した公式問題集3です。悔しい。。

書評『早起きできる習慣』(朝活コンサルタント著)

2019-06-27 05:48:26 | 書評
私は朝早く起きて、資格試験の勉強、執筆、読書といった、自分を成長させることに時間を使っています。しかし、世の中には、朝起きるのがとても苦手な人がいます。この、朝起きるのが苦手な人が、どうやったら「朝型」になれるか。その答えを探すために、「早起きできる」とうたう電子書籍を読みました。

著者は「朝活コンサルタント」。実名を出していないということは、副業を禁止している会社のビジネスパーソンかな。と思いつつ、そんなことより、中身です。

この本は、著者が早起きになるために行ったことにしぼって、わかりやすく解説しています。その科学的根拠だとか、他の人の実績は、ほとんど書かれていません。ひたすら、「早起きするためには」何をすればいいのか、が書かれています。

早起きのメリットはわかっている。とにかく朝が苦手なので、早起きできるようにしたい!どうしたら早起きに慣れるか知りたい!

そう考える人にとっては、これくらいシンプルな本はとても読みやすいです。そもそも、睡眠全体を改善するというのではなく、「早起きする」ことだけについて書いた本です。

本を読むことに時間をかけず、「早起き」のためのアクションを起こすことが、一番大切です。

そのためには、この本に書かれていることは実践に移しやすくて、良いと思います。

では、早起きのために何をするか。3つ紹介いたします。私も形は少し違いますがやっていることです。

1)振り返り:シンプルに記録する
就寝した時間、起床する時間をシンプルに記録します。起床時間の目標は、3つたてます。例えば、今、7時に起きていたら、目標は、6時、5時半、5時。そして、どの目標を達成できたのかを、手帳にシンプルに記録するのです。

面白かったのは、100円均一で丸い色シール(アンケートなどでよく使うもの)を買って、それを手帳に貼っていくというもの。これは結果が一目でわかるし楽しいな、と思いました。

2)早起きの目的をリマインドする
そもそも早起きするには、動機があるはずです。この早起きの動機、目的を自分にリマインドするのです。

それは、資格試験かもしれないし、健康かもしれないし、仕事かもしれない。理由が何であれ、そのことを自分にリマインドすることで、起きれるようになるのです。私は、これが一番効果的だと思います。

3)一気に変えない
『「朝30分」を続けなさい!』にも書いていました。少しづつ早く起きる、ということです。いろいろ工夫をしても、一気に2時間早く起きるのは、とてもたいへんです。まずは30分から始めて、1時間、1時間半と伸ばしていけば良いと思います。

この本の最後に、早起きについての誤解として、以下を挙げています。


早起きについての誤解
・意志が弱いから早起きできない。
・夜型だから早起きできない。
・寝るのがもったいないから早起きできない。

そして、これは誤解であり、必ず、誰でも早起きできる、というのがこの本の主張です。朝起きる時間を早くするということは、資格試験の勉強をする上では、とても強い武器になります。しかし、現在早起きしていない人にとっては、難しい習慣化だと思います。

いろんな早起きの本を読む時間があったら、このシンプルな本に書いていることを、まず実践する。そこからはじめたらよいのでは、と思いました。