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6月23日開催のTOEIC 公開テストの振り返り 4)Part 4

2019-06-28 06:24:29 | TOEIC
6月23日に目標990点で受験したTOEIC公開テストの振り返りです。今回は、Part4です。

前回ご紹介した、私が今回のTOEICのPart3,Part4共通で気を付けていたのは、以下の3点です。

1)設問文、選択肢の先読みに時間をかけすぎない。
2)とはいえ、設問文だけは先読みできるペースで、リスニングして問題を解く。
3)3問1組のリスニング問題の、最後の1問に気を付ける。

前回ご紹介したとおり、Part3では冒頭で、1)ができませんでした。先読みに時間をかけて、大切な冒頭文を聞くことができなかったのです!!大ショックでしたが、その後、持ち直した結果、Part4は、まずまず、できました。

Part4はPart3よりは解きやすいと思います。Part3で流れる2-3人による会話と比べて、Part4では1人の人がスピーチ、あるいはメッセージを読み上げます。会話に比べて、内容を推察して読みやすいのです。

それでもPart4で間違うことがあるのは、Part2,Part3を解くことによる「疲れ」です。

本番では、振り返り1)で書いた通り、集中力を最大化するためのいろんなアクションをとりましたので、Part4で「疲れ」を感じませんでした。

このおかげで、
・Speaker/Listnerが誰か、どんなシチュエーションなのかを、きちんとつかむことができました。

・3問1組のリスニング問題の、最後の1問に対応する部分まで、きちんと聞き取ることができました。

・Part3の失敗からリカバリーできたので、気を取り直して、リスニングパートを完了することができました。

Part4の一番の敵は「疲れ」。そのためには、やはり、当日や前日の過ごし方、時間の使い方が大切だな、と思いました。

次回は、リーディングの振り返りを行います。

書評『朝8時までの習慣で人生は9割変わる 単行本』(市川清太郎著)

2019-06-28 05:48:25 | 書評



朝型のメリット、朝早く起きる方法、朝何をするか、をテーマに、集中的に本を読んでいます。この本は「朝8時」までの習慣で「9割」変わるという、目につくタイトル。表紙の目覚まし時計を持った男の子もかわいいので、読んでみました。

著者は、サラリーマンでコンサルタントをしながら、11のビジネス(主に不動産賃貸業)を行っている市川清太郎さん。なかなか元気な文体で、自分のエピソードたっぷりに書くビジネスパーソンです。

この本は、ただの早起き習慣の本ではありません。早起きをしてできた時間に、投資をしよう、という本です。ここでいう投資は、勉強を示す「自己投資」ではなく、不動産投資、具体的には「投資用不動産」「太陽光発電所」です。早起き習慣を作って、大きな収入増を見込めない本業ではなく、副業、それもあまり手のかからない投資ビジネスで儲けましょう、というのが、この本の骨子です。

投資ビジネスに関心があるかどうかば別として、早起きし方としては、著者の経験に基づいて、分かりやすく書いています。その中から、もっとも説得力のあることを挙げると、以下の通りです。私自身もそうなのですが、こうやって、書いてまとめたものを読むと、「なるほど、だから、僕は起きられるんだ」と納得できます。

・早起きを習慣化させるためのポイントは、「早起きせずにはいられない」という状況を作ること。
当たり前ですが、朝やることがあるから、起きられるのです。朝やりたいことがあるから起きられる。私が早起きできる理由について、やっと肚に落ちました。

でも、朝やりたいことがあっても、必ず起きられるわけではない。

朝早起きの習慣化に必要なのが、意外に、

・朝食を欠かさない、深夜の食事は避ける、規則正しい食事


早起き本で、食事について、こんなに重要性を説いている本は珍しい、と思いました。著者が引用する研究では、食事は体内時計を調整する、特に朝食は、体内時計をリセットする。だから、習慣化するには朝食は欠かせない、とのことです。

私自身は、朝起きたらすぐ食べるという習慣は当たり前のように50年間続けている習慣です。それも、朝型習慣を助けてくれていたんですね。

最後に、著者の市川さんは、いくつも、印象に残る引用を挙げています。たいへんな読書家であり、また、それを人生に、仕事に活かしている方だな、との印象を得ました。

いくつかその引用を挙げると、
「(人間の運を決めるのは)変化に間に合うかどうか」(桜井章一)
「転職を探し当てたら、仕事は趣味になる」(ジャック・ウェルチ)

朝型習慣を作って投資をしよう!というのがメイン・メッセージの本ですが、早起きのテクニック、仕事術などについても、豊富な引用とエピソードでわかりやすく書いています。自己投資(=勉強)のために早起きに変えたい人にとっても、参考にできる本だと思います。