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映画評『バットマン ビギンズ』(2015年)

2019-05-12 11:33:39 | 映画評
バットマン リブート三部作「バットマン ビギンズ」「ダークナイト」「ダークナイト ライジング」三部作は、アメコミ ヒーローものの中で、もっとも好きなシリーズです。すでに何度か観た本作を、英語のリスニング練習も兼ねて観ました。

感想は、あらためて、面白い。

ダークヒーロー
リストファー・ノーラン監督の描くバットマン シリーズは、恐怖に支配されるゴッサムシティーで、恐怖と憎しみの中から生まれたダークヒーロー=バットマンです。全シリーズのような「バットマン=正義」という位置付けではなく、恐怖の支配する世界で孤独に悪と戦うヒーローです。理解者もほとんどいない、孤独なヒーローです。

クリスチャン・ベールの口元に注目
キャスティングがすばらしく、クリスチャン ベールがブルースを好演しています。ブルースの時の柔らかい口元、バットマンの時の厳しい口元。いずれも美しく、最高のはまり役ではないでしょうか。

美しく正義感の強い幼馴染を演じる ケイティー ホームズも、清楚で美しいレイチェルを演じています。

脇役で重要なのが、ゴードン警部補に扮するゲイリー・オールドマンと、執事のアルフレッドに扮するマイケル・ケイン。孤独なヒーローであるバットマンにも、絶対に裏切らない2人がいるのが、救われます。

英語リスニング教材としても◎
主役、脇役含めキャスティングがすばらしく、ヒーローものとしてだけでなく、人間ドラマの映画でもあるため、会話を楽しめます。英語リスニング教材としても、とても秀逸。

最後に、ゴードンがバットマンに、

“I forgot to say thank you."
と言ったときのバットマンの返答が

"And you'll never have to."
最高に格好いいエンディングのセリフがしびれます。

何度観ても楽しめる映画です。

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