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映画『グリーン・ブック』

2020-09-22 12:38:39 | 映画評

絶賛されたにも関わらず映画館で観れなかった「グリーンブック」を家で家族で観ました。

見終わった後、全員が「面白かった」との感想。家族で観てよかったな、と思いました。

この映画は、相棒(バディ―)映画で、ロードムービー。旅行というミッションの中で、友情を深めていく話です。

舞台は1960年代のアメリカ。黒人差別が色濃く残るアメリカ南部を、黒人のミュージシャンと白人の運転手が、音楽ツアーする、という話です。

私が特にこの映画のことを好きになったポイントは3つ。

1)バディーの組み合わせが最高
商業的には大成功しているが寂しい、悩みを抱えた黒人天才ミュージシャン。
破天荒ですぐ感情的になるが、やさしく家族・仲間思いのイタリア系のアメリカ人。

しゃべり方、動作、表情、すべてが対照的で、面白い。旅する中でお互いを尊重しあって、だんだん似てくる点があるとこも楽しいです。

2)イタリア系アメリカ人の家族がいい
破天荒な主人公のことを愛するイタリア系の家族、親戚たちがとても良いです。明るくよくしゃべるのですが、しっかり家族のことを愛している、ファミリーがとても見ていて楽しかったです。

3)アメリカ南部の景色
旅してまわるアメリカ南部の自然、景色が美しい。アメリカって、とんでもなく広くて自然にもあふれているんだなーと思いました。

黒人差別は、本当にひどい。観ていて、つらくなります。まだまだ色濃くアメリカに残る人種差別、黒人差別ですが、このような名作が出ることにより、「忘れてはいけない過去の過ち」として、アメリカで、世界で映画が見られるのは、とても大切なことだと思います。
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黒人ピアニストと彼に雇われた白人の用心棒兼運転手が、黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を手に人種差別が残るアメリカ南部を巡る人間ドラマ。『はじまりへの旅』などのヴィゴ・モーテンセンと、『ムーンライト』などのマハーシャラ・アリが共演。『メリーに首ったけ』などのピーター・ファレリーが監督を務めた。アカデミー賞の前哨戦の一つとされるトロント国際映画祭で、最高賞の観客賞を獲得した。シネマトゥデイ

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