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映画評『大統領の執事の涙』

2020-07-19 18:02:00 | 映画評



Amazonで観て面白かった映画。黒人版『フォレスト・ガンプ』とも呼ばれる映画。

どこが似ているかというと、アメリカの歴史をうかがえる映画だという点です。

主人公は、アメリカの7人の大統領に仕えました。その7人の大統領の時代の大きな出来事と、黒人差別廃止に向けた社会活動が、主人公のドラマとともに描かれています。

印象的なのは、長男との確執。

主人公の執事は、自分の息子が黒人解放運動をすることに悩み、子供を軽蔑します。
年老いて、人間として息子がしていることがいかに価値があることなのかに気づきます。
何十年という親子の確執。お互い愛しているのに、自分の固定観念と自分の方が正しいという思い込みが、2人の仲を引き裂いていたんですね。

終盤にこの確執が解消された時、その後の、小さな子供とその父親の素直な関係を見ていると、やっぱり親子っていいなぁと思えるのでした。

そこが、私の一番気に入ったポイントです。

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実在したホワイトハウスの黒人執事の人生をモデルにしたドラマ。奴隷から大統領執事となり、7人の大統領に仕えた男の波乱に満ちた軌跡を追う。主演を務める『ラストキング・オブ・スコットランド』などのフォレスト・ウィテカーを筆頭に、ジョン・キューザック、ジェーン・フォンダ、テレンス・ハワードなどの実力派が結集。メガホンを取るのは、『プレシャス』などのリー・ダニエルズ。濃密なドラマとストーリー展開に加え、アメリカ近代史を見つめた壮大な視点にも引き込まれる。シネマトゥデイ





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