読書と資格試験挑戦で夢をかなえるブログ

資格試験・読書で夢をかなえる人を応援するブログ

『マンガ 中国とアラブがわかる世界史』(ゆげ塾著)を読んだ

2018-11-06 07:48:36 | 日記
高校の時に世界史を選択していなかったうえ、中学の時まったく勉強していなかったので、まったく、世界史には疎いです。いきなり難しい本を読んでもハードルが高すぎ寝落います。ゆげ塾の世界史の本は、世界史の大きな流れを必然としてとらえ、それをとてもわかりやすく書いています。この「マンガ わかる世界史」シリーズでは、イギリス、中国、日本という国をマンガに出てくる女の子とたとえ、表情豊かに描きます。子供じみているように見えますが、なかなか、本質がわかりやすく、私には勉強になりました。

この本を読んでの気づき、
1)中国にはもともと中華思想とそれに伴う作法政策と朝貢貿易の長い歴史があった。その後のアヘン戦争以後の欧米による半植民地化と日中戦争の経験が、現在の中国の外交政策に影響している。

2)エジプトのムハマンド=アリー、アラブ大反乱のフサイン=イブン=アリー、第2次中東戦争で英仏イスラエルと戦い敗れるも国際世論を味方にしたナセル、いろんな英雄がアラブの統一と繁栄を目指しましたが、いずれも欧米の思惑に基づく横槍のせいで、失敗しています。欧米列強はアラブの中の一国が力を持つことをおそれ、常に勢力分断するよう、介入してきた。その長い歴史の結果として、現在のアジア情勢がある。

以上の二つの大きな流れを知ることができました。ニュースを見ていても、見方が変わると思います。世界史は私の専門のテーマとは最も離れたところにある分野ですが、マンガと基本書を読んで、大きな流れをつかみ、海外出張や日本にいる外国人の理解の際に参考にしたいと思います。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿