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TOEICの勉強を毎日続ける方法 (その11)音読を学習に取り入れる

2019-12-24 08:32:22 | TOEIC
「TOEICの勉強を毎日続ける方法」というテーマで、連載しています。

今回のテーマは、
音読を学習に取り入れる
です。

資格試験、たとえば、中小企業診断士や行政書士の試験勉強とTOEICの英語資格の勉強の大きな違いは何でしょうか?

それは、語学の勉強では、「聞く」あるいは「しゃべる」能力が直接問われる点です。

したがって、他の勉強と比較して、音読による学習が重要になります。

TOIEC L&Rはリスニングとリーディングの試験です。したがって、スピーキングが直接問題として試験に出るわけではありません。

音読は一見、スピーキングの勉強のように見えるかもしれません。
たしかに、スピーキング能力を鍛える勉強ではあります。
音読は、スピーキング能力だけでなく、リスニング能力を大いに鍛える学習法です。

さらに、
リーディングとライティングの能力もきたえてくれるのです。

なぜ、音読が語学の学習にとって、重要なのか。リスニングとリーディングの観点から説明します。

<リスニングに効く!音読>
リスニングで聞き取れる音=自分がしゃべれる音 というルールがあります。
自分がすらすらと喋れる音、これは、聞き取れます。
自分がしゃべっても、つかえてしまう音。これは、聞き取れません。

聞き取れるということは喋れるということ、しゃべれないということは聞き取れないということなのです。

ためしに、聞き取れない会話やアナウンスメントなどを、音読してみてください。
すらすらとしゃべれないはずです。

音読を練習することにより、少しづつ、上手にしゃべることができるようになります。
上手にしゃべれるようになれば、だんだん、聞き取ることができるようになります。

音読によりすらすら喋れるようになる→聞き取れるようになる
だから、音読はリスニングに効くのです。

<リーディングに効く!音読>
「返り読み」という言葉をご存知ですか?
英語の順番ではなく、関係代名詞や修飾語を先に読む、日本語訳の読み方です。
英文の和訳が求められる高校英語、受験英語を経験してきた人がよく陥るのが、この「返り読み」の癖です。

「返り読み」の何が行けないか?前からだーーっと読むのではなく、あっちで戻り、こっちで戻りするので、とてもスピードが遅いのです。これは、TOEICのリーディングPart7で致命的です。

この「返り読み」を治す特効薬、それが音読です。

なんせ、音読する際は、前から順に読んでいくので、戻っている暇はありません。返り読みができないのです。

リスニング教材だけでなく、リーディング教材も音読することによって、この「返り読み」を治すことができます。

このように、リスニング、リーディングの両方に効く音読。TOEICの勉強の最強兵器と言っても過言ではありません。

TOEICの勉強に取り入れない手はありません。

TOEICの勉強を毎日続ける方法の1つは、この音読を上手に学習に取り入れることです。

音読を学習に取り入れる→リスニング能力、リーディング能力が劇的にアップする→能力アップで嬉しいのでさらに勉強したくなる→勉強を続けることができる

のです。

英語の音読はいろんな人が、いろんな本で進めています。私も、英語の学習の一定量は、音読に使っています。

TOEICの勉強を毎日続けるための音読、やってみませんか?

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