おまけの時間

仕事に追われて過ぎゆく日々の“しおり”として。

永平寺は紅葉前でした

2005年10月25日 00時02分13秒 | 旅路
金沢に行ったついでに、今日は福井まで足をのばし、曹洞宗の大本山は『永平寺』に参拝してきました。

なかなか福井県に行く機会もなく、訪れるのは初めて。

一般参拝者は通用門から入ると、まずは“吉祥閣”という建物に通されます。

この建物は木の雰囲気を感じさせる造りになってはいるものの、鉄筋コンクリート建築です。

正直、「なんか風情ないなぁ…」と思ってしまいました。


参拝前に、ここの広間で修行僧から永平寺の歴史と、参拝の心得、そしてここは修行の場であるということを説いてもらいます。

そう。永平寺は修行の場なのです。

参拝して回るにつけ、それを感じることになります。

修行僧の方もおっしゃっていましたが、国宝や重要文化財がゴロゴロしているような寺ではありません。

もちろん、永平寺最古の建物“山門”など、観るべきものもあるのですが、一番挽きつけられるものは、修行の場であるという“空気”です。

ちょうど昼の12時ごろに“僧堂”の横を通ると、時を告げる太鼓(ドラ?)が鳴り響き、一斉に修行僧の読経が聞こえてきました。

そして、渡り廊下を歩く修行僧とすれ違ったりすると、修行の妨げになっているんじゃないかとさえ感じてしまいます。

ぐるっと回ったこの永平寺の中で、日々行われている厳しい修行。

その内容を知ってはじめて、建物の造りや歴史なんかはどうでもいいことだと思い知りました。反省。


まだまだ木々は色づいていませんでしたが、靴を脱いでお堂を回っていると足が冷たくなりました。

紅葉はまもなくのようです。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
先日はありがとうございました (Takaimax)
2005-10-25 20:51:58
先日は中野新橋の華屋の件でコメントありがとうございました。



永平寺に行かれたんですね。

私は添乗員をしているので

何度か行きますが、ぶっちゃけ

永平寺の和尚がクラウンに乗って

裏門から出ていったのを見て

興ざめしてしまいました。(笑)



それと、初めて添乗で行った時

東尋坊の土産物屋のババァに、

失礼!おばさまに、

客の誘導が悪いと、

こっぴどく叱られたのを思い出して

今でもむかつきます。

てめぇ!俺は客だぞ?!
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納得です (es2004)
2005-10-26 01:20:26
>Takaimaxさん



コメントありがとうございます。

添乗員をされてるんですね~。

そちらのブログは最近の分しか見ていないのですが、記事の内容が広範囲に渡るのも何か納得です。



残念ながら東尋坊には行きませんでしたが、永平寺前の客引きもなかなかのものでした。

お店のおばちゃんたちの駐車場への誘導があまりにも手馴れていて、危うく入りかけましたから。

土産物屋さんとの関係も難しいものだとお察しします。

またゆっくりと記事を読ませていただきます。
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