おまけの時間

仕事に追われて過ぎゆく日々の“しおり”として。

“狼狽”が生き物だとは・・・

2005年04月22日 22時15分32秒 | なんでだろう?
この歳になるまで「狼狽」の語源を知りませんでした。

「狼」はオオカミ。狼は前足が長く、後ろ足が短い(?)。
「狽」はオオカミに似た動物。狽は逆に前足が短く、後ろ足が長い。
で、このチグハグな動物は歩くのが苦手で、お互いに支えあって生きている。
なので、この2匹が離れることになると動き回ることができなくなり、ひどく慌てふためく…
そんな様子を称して「狼狽」としたそうです。

ただ、狼が前足長いかというとそうでもなく、狽は明らかに架空の生き物だから、この場合の狼も実際のオオカミとは違うんでしょうね。

今の“オオカミ”は何で「狼」なんだろう?
「狼狽」は何で「足りないところを互いに補い合う様子」という意味にならなかったんだろう?

この熟語でしかお目にかかれない「狽」。
それを創造(想像)した人っておもしろい。



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