おまけの時間

仕事に追われて過ぎゆく日々の“しおり”として。

イラクに軍用ロボット

2004年12月13日 23時43分47秒 | Weblog
殺傷能力を備えた軍用ロボット車両、イラクに配備へ

そんな記事がありました。
日本でもアシモをはじめ、様々なロボットが注目を浴び人気ですが、ロボットがとうとう実戦に投入ですか…
ロボットの名前は「タロン」
当然ヒト型ではありません。
2足歩行なんて馬鹿げてますから。
2足歩行ロボットが評価されるのは各関節の連動を制御することが難しいからだけで、実用性を考えたときに採用されるはずもないですよね。
ヒトに似せたいと考えるのは、人間が最も優れた生き物だと勘違いしたいのか、感情移入をしたいかのどちらかなんでしょう。
こいつはキャタピラータイプで上部にM249機関銃を取りつけ、まったくもってメカメカしてます。

そしてメカメカした動きで人を殺していくわけですか…

この記事の中で軍事関連のシンクタンク『グローバルセキュリティー』の責任者、ジョン・パイクなる人物が、
「これは来たるべき未来を暗示するものだ。理にかなっている。こうしたロボットには、手紙を出すべき家族もいない。ロボットたちは恐れを知らない。兵士を送り込むのが難しい場所にも配備できる」

なんてコメントがありました。
まあね、その通りですよ。
でも、殺される側には手紙を出す家族がいるんだよ…

この「タロン」、人間が遠隔操作するからミサイルのような兵器と変わらないのかもしれないけど、自律型になったら恐ろしいね…
戦争ってもの自体が馬鹿げているとしても、人が殺しあうときには怖れや、狂気や、憎しみといった感情の発露があるもんでしょう。
そういうものが心のどこかに残っていくから戦争が嫌悪の対象になるんじゃないのか?

他の兵器だって大差ないんだけど、逡巡もないプログラムに殺されたら死にきれないよ。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ゆったりとした休日 | トップ | 発見!スターバックス サンタ号 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ハリウッド映画に慣れるな! (ハルミッチーノ)
2004-12-14 15:59:31
なんかハリウッド映画さながらですね。

やはり金銭目的で開発するんですよね。

子供達がゲームやマンガの影響で暴力に麻痺すると言われてますが、大人は戦争か。

ターミネーターとかロボコップとか、派手なアクションの娯楽映画は好きなので結構見ますが、

一握りの人の汚い欲望のために人やマシンが傷つけられ、命を奪われるのはたまらない。

そして、それが現実のもになるなんて!

万物その全てに魂があると聞いたことがあります。

マシンにも精神が宿る可能性は否定できないと私は考えます。



復讐したり、攻撃したり、猟奇的に人を殺したり、

映画やテレビで流れる映像に慣らされるな!

と、言いたい。

それは決して当たり前のことではないし、よくあることでもない。

こんなことは架空の世界のことだから娯楽作品として観ることができるのだ。
返信する
考えましょう (es2004)
2004-12-16 00:54:23
かくいう僕も最近映像に慣らされているな、と感じています。

CGに見慣れて少々の映像では驚かなくなっていたりとか、TVの見せ方に慣らされていたりとか…

映像はどんな風にも見せられます。

公平な映像なんてありません。

TVやネットに溢れる情報を読み解くためには自分のリアルな体験と想像力が必要なんですよね。



ハリウッド映画は観ててスッキリすることもあるけど、勧善懲悪だったり思想を押し付けてくるところが怖いかな~。
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事