おまけの時間

仕事に追われて過ぎゆく日々の“しおり”として。

パワーをもらいました

2004年09月23日 23時19分24秒 | 出来事
今日は広島から高校時代の友達が遊びにきました。
彼は少し前から大学の講師になり、会うのは2年ぶり。
どこか行きたいところはないか?と聞いたところ、 日本科学未来館 に行ってみたいとの答え。
僕もそういうところに行くのは久しぶりでしたが、早速2人で行ってみました。


ここは宇宙飛行士の毛利衛さんが館長という科学館で、情報科学、環境科学、生命科学などの展示がされています。(写真は宇宙から見た地球を再現してくれる「ジオコスモス」)
色々な体験ができるようになっていますが、展示パネルの内容などはなかなか難しいです。
大学時代に専門分野だった生命科学はさすがに理解できましたが、情報技術の量子論などは現象だけを単純に説明してるがゆえによくわからん?という感じでした。


2足歩行で有名になったASIMO(アシモ)のデモンストレーションなどもやっていて、祝日だけに子供づれの親子で賑わっていました。
友人は「アシモに“頑張れ~”と声援したりする光景はおかしくないか?」と情報関連の講義をしているにも関わらず(?)、苦言を呈していました。
とはいえ、「うちの生徒もここに連れてきて、理解できるまで回らせたい」などと、なかなか刺激を受けたようです。


祝日だからかもしれませんが、ボランティアの人や、学生(?)さんがたくさん解説の手伝いをしていました。

潜水艇「しんかい6500」が展示されているあたりでは、“研修中”という札をつけた女の子が一所懸命、深海生物研究の意義を解説してくれました。

「深海の定義は意外と浅くて水深200mからなんです。太陽の光が届く限界の距離なんです。」
(へ~、大陸棚より深いと深海なんだ・・・

「私たちの生活とは全く関係ない深海の生物の研究。無駄な研究と思われるかもしれませんが、その環境は生命が誕生して間もない頃の地球の環境と似ていて、生命の進化などを調べる上でも意味のあることなんです。」
(いやいや、無駄だなんて全然思わないですよ・・・

何だか、「自分の説明でこの分野の面白さを伝えきれているだろうか?」と心配していたみたいです。
大丈夫。充分伝わってきました。
日本科学未来館に足を運ぶ機会があれば、どのフロアにもいるガイドの方に説明をしてもらうことをオススメします。
みんな楽しさを伝えたくてウズウズしているようですから。



そんなこんなで科学館を堪能した後、新大久保まで行って2人で焼き肉をたらふく食いました。
昔の話からお互いの近況まで、色々と話しこんでいる中、

「俺なぁ、この仕事(教師)が大好きで、やっててほんまにワクワクするんや。だからなんぼ頑張っても、全然つらないねん。」

という友人のひと言…。
こういう言葉聞くと、分野は違えど、「俺も負けずに明日から頑張ったるぞ!」という気になるのです。
たまに同期に会うと、いつもパワーをもらいます。


コメント (4)
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