開業医の妻のたわごと

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@妄想女なり

@人間万事塞翁が馬

欲張りババア

2009年10月27日 17時28分05秒 | Weblog
今日、朝食後、いつものように家の近所を徘徊した。


散歩は最近の私の日課だが、体調の良い日は約1時間、のろのろと歩き、

あまり良くない日は30分ぐらいで切り上げることにしている。


昨日は雨だったので、歩かず。


だから、今朝は、ちょっと張り切って、1時間近く歩きたいな・・・と思い

家を出た。


空は真っ青で秋の空気が気持ちいい。

我が家から徒歩10分ぐらいのところに、畑がいっぱい広がっている。


数日前、散歩をした時、

ある大きな畑に、なすとピーマンが、根からほりあげられ、

実がついたまま束で捨てられているのを見たので気になっていた。


今朝、その畑の前を通ると、

ちょうど、そのなすの束の横で農作業をしている男性(60才代後半か)が居た。

だから、声をかけた。


近くの人らしかった。


副業程度に農業をし、今は会社を定年退職したので、

農業が生き甲斐になっているとのことだった。


小さな小さな家庭菜園をしている私は色んな事に興味があったので、

思わず、そのオジサンと立ち話をした。


捨てるナスは出荷した後の傷物だと言う。

私には、まだ充分食べられると思えるぐらいりっぱな茄子たちだったけど。


その畑にしばらく放置して乾燥したら、消却処分すると彼は説明してくれた。

それらを肥料にするのには手間がかかりすぎるから、とのことだった。


農業は採算が合わない。

だから、息子たちも跡を継いでくれないと彼は嘆いていた。


今、民主党は、お米には助成金を出す政策をお持ちのようだが、

自給率の低い日本、本当に米だけで良いのかっ!!!


あんなふうに捨てられる野菜が、日本中どこにでもあると思う。

綺麗な形の物しか食べないなんて、日本人は贅沢過ぎる。

(形の悪いものもすべて出荷許可したら、野菜などの値崩れが起きるという現実もあるが)


そんな事を思いつつ、出会ったオジサンの畑の野菜を誉めていたら、

畑の中で一番綺麗なキャベツを彼は選んで、それをカットして私にくれた。


御礼を言いつつ、キャベツ畑の横の白菜に目を移した私は

「この白菜も出荷されるんですか?」と訊いた。


すると「ああ、出荷するけど、よかったら、これもあげるわ。」と言って、

一番大きなサイズの白菜を私に手渡してくれた。


(э。э)bうふっ。

嬉しい。

ヤッター\(^^)/。


右手に白菜、左手にキャベツ。


まだ家から10分程しか歩いて来てなかったが、帰るしかなかった。

(今日は1時間ウォーキングする予定だったのに・・・)

だって、

だって、

ものすごく

重いんだもん。


よたりながら家に着いた。


白菜とキャベツを持って、体重計に乗ってみた。

何と、ふたつで2・5kgもあった。

くたびれた・・・。


普段、お箸ぐらいしか持った事の無い私。

(あ、外出中はバッグを夫に持たせるあるね。笑)


あまりにチカレタので15分程、お昼寝した。


寝ながら気がついた・・・


欲張りバアサマは・・・得をしようとして・・・損をする?
コメント (9)
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