ORIONの難関

大人の生徒さんが自分の弾きたい曲を持ってきてくれた。
中島美嘉の「ORION」
私も好きな曲です

しか～～～し
その楽譜は♭が６個ついているのである
変ト長調。
黒鍵全部弾いたらいいやん、などといってその気にさせ、
果敢に挑戦させる。
お母さん、頑張ってますよ～

しか～～し
またここで問題。
間奏がやたら難しい
すごいプレイヤーの弾いたのをそのまま譜面にした？というもので、
これはさすがに大変。
なんとかならんか～と別のアレンジ譜を探すと・・・・
ありましたよ！月刊ピアノに！

しか～～～し
またまたここで問題。
月刊ピアノのアレンジは♯が６個、嬰へ長調なのです
弾いて出てくる音は一緒なのよ。
五度圏の一番下のところ、異名同音で、調号の変わり目なんだから。
でもねぇ、表記上は大違い。
今までフラット６個で読んでいた楽譜をいきなり
♯６個で読むって、めっちゃ頭の体操です。

結局　難しい間奏の部分２段だけ月刊ピアノバージョンで切り貼りし、
聴いている人にはわからないけど、
本人は苦しい頭の体操をして
乗り越えてもらうことにしました。
考えようによってはすごくいい勉強ですよ。

もちろんわたしもその痛みを分かち合うべく練習しています。
うう～～頭が・・
脳みそは負荷を掛けると喜ぶらしいから、
ボケ防止のために頑張るわ～～～

イメチェンのその後

大人の親しいお友達
　　「いや～ん、どうした～ん？」と頭をクリクリなでてくれる人多数。

小さな生徒たち
　　まじまじとしばらく顔を見つめる→ニッと笑う

中高生の生徒たち
　　何事もなかったようにその話題には触れないでいてくれる

保護者の方々
　　「先生、雰囲気変わりましたね～」

会う人会う人、髪型を話題にしてくれるので
かなり変わったのでしょうね。
みんな、優しい反応してくれるけど
中高生の生徒たちの反応が一番正直のような気がする・・・


みんな、早く慣れてくだされ～～