るんるんぴあの♪

ピアノレスナーERIKO。のつれづれ日記
大阪市都島区友渕町のピアノ教室です

憧れの効能

2009-03-09 | レッスン
ピアノはだいたい個人レッスン。
私がこどもの頃などは
自分以外にどんな子が教室にいるのか、
自分以外の子がどんな曲を弾いているのか、
全く普段はわからなくて、
発表会のときにお初にお目にかかって
「へ~こんな子がいるんだ~」みたいな意識でした。



ひとりコツコツ練習するのも大切だけど、
でも人と合わせる楽しみも大きいもの。
だから我が教室の発表会では合わせ物をたくさんして、
ソロ以外にアンサンブルや連弾をプログラムにたくさんとり入れている。
それぞれ顔なじみ音なじみになって、仲よくなり、
他の生徒の存在を意識して、
「レッスン時間は違うけど一緒にピアノを勉強している仲間」
という意識はかなり濃いでしょうね。

発表会後のアンケートでも
「○○ちゃんの演奏がステキだった」
「■■ちゃんの弾いていた曲を私も弾きたい」
「△△ちゃんみたいに弾けるようになりたい」
という憧れの仲間を意識した声がたくさん聞かれます。

私はそんな声のキューピット役。
「○○ちゃんがあなたのピアノを好きって言ってたよ~」
「△△ちゃんがあんなふうに弾きたいって言ってたよ~」
とラブコールを伝えて、またまた自分以外のつながりを意識して
練習せざるを得ない・・いや練習したくなるのです。
むふふ。。。

憧れる者も憧れられる者も、いい刺激だこと。
やっぱり人は支えあっているよね。