るんるんぴあの♪

ピアノレスナーERIKO。のつれづれ日記
大阪市都島区友渕町のピアノ教室です

いい音で弾くために

2007-06-29 | ピアノ
腕に力が入って弾いていても音が鳴らない子。
脱力して腕の重みをすとんと落として鳴らすことをさせてみた。
実験台のように今日の生徒全員にさせてみる。

Cちゃん 
脱力した音と力で抑えつけた音の違いはちゃんと聞き分けられる。
「じゃぁ自分の音もちゃんとわかってたら直していけるよ~」
バースデイソングの左手の長い和音がきれいに鳴るようになりました。
今日は1曲も上がらなかったけれど、スケールをテンポアップしたり、
手の重みをかけてレガートしたり、いい音でひいたり・・とできるようになったことがたくさんあって、それを完璧にするためにもう一度宿題だからね。
「もしお母さんに『曲同じのばっかりで一個も上がってへんねぇ』と言われたら、
『中身が違う』って言いや~。」
「うん、そう言うわ。先生だけは私の味方やし!」と共同戦線。
先週よりも上手になってる自分が実感できてて、
目的がわかって練習してるから、たのしいね。

KAEちゃんも脱力音だしの後、ゆっくりと重みを意識して移していくと
きれいに鳴るようになってきた。
指が細長くて難しかったんだけど、指1本に乗せられるようになりました。
バーナムでもちちんぷいぷいでも生かせるね。

いい音かどうかのききわけ、弾きわけ。
今日の課題はなかなかヤリガイがありました