るんるんぴあの♪

ピアノレスナーERIKO。のつれづれ日記
大阪市都島区友渕町のピアノ教室です

親の思いと子の思い

2006-07-07 | ピアノ
今日も自主勉強会でした。
前回のハンドタッチの復習から入り、プレ3の3分の2まで進めることが出来ました。
交代に弾きながら、お互いの弾いているのを見合うのが
すごく勉強になると思います。
他人の手そして、子どもの手って自分とは違います。
自分と違う動きをする手に向かって、動き(音)が揃うようにアドバイスをしていくのって、難しいけどこれをやらないといけないですね。


ところで今日はランチの時の子どもさんと母親のかかわり方のお話
とても参考になりました。
私も娘とのかかわり方で悩める毎日です。
ピアノのレッスンも見学拒否されてから行ってません。
一度だけ久し振りについていったら、それはそれは機嫌が悪くて
先生に申し訳ありませんでした。
以来 お任せし、覗くのはやめました。
ツェルニーとインベンションの生レクチャーだったのに、残念です。
あ、まぁこれは脱線ですが。


親御さんがこうあって欲しい、上手になって欲しいと応援してくださるのは
とてもありがたいことなんですが、子どもさんの精神年齢によって
スタンスを上手に変えていかないといけないですね。
親の呪縛を振り払う為に「ピアノはもういい、辞める」
とならないためにも、親は賢く立ち回らないといけないと実感しました。
これというはっきりした答えはありませんが、
生徒本人が楽しんで音楽・ピアノを好きであればつぶれないと思います。
でも親のため、 親が言うから、 自分がピアノを弾くと親が喜ぶから、
といういい子ちゃんで、自分の気持よりも人の気持ちを優先する子だと
だんだん親の思いが呪縛になってきて、しんどくなってくるのかもしれません。
真面目に真面目に 思いつめて・・。

「張り詰めた琴線は鳴らすと切れてしまうが、
適度に張り適度に緩みを持ったものは美しく響く。
精進もまたかくの如し」と仏説の一文にありますが、まさにそのとおりです。
お釈迦様 ぴんぽ~~~んですね。

今日のお話の生徒さん、お母様が意識改革できたらいいですね。
生徒さんも「あ~私はこれがあるからピアノが好きなんだわ。
息抜きにピアノを弾きたい」と思うことがあったら続けられそうだと思います。
自分のピアノでお母様以外の子が喜んでくれた体験もたくさんありそうなのに、
そこは感じてないのかな・・。

ピアノをめぐる親子バトルは永遠の課題ですが、
うまくいくようにお祈りしています。
(明日はわが身か