中学3年になり、進学進路の時期、担任の先生から『お前・・このままやったら高校進学・・厳しいで!今からでもええから勉強せぇ。私立やったら何とかなるやろ・・』新聞配達に町の剣道場・・不整脈をおこしてからさすがに、ここも辞め、珠算もやめクラブも辞めましたが・・新聞配達だけは辞めるに辞められず・・なぜなら私自身の小遣いに生活費を稼がねばならなかったからです。もちろん・・いきなり勉強せぇと言われても、その習慣がなく毎回の定期テストも最悪でした。テストは最悪、授業態度に提出物の内申点も最悪のため、まず公立高校は不可能・・親に言うと『どこでもええから公立は無理なんか?』親としても自転車、欲しければ新聞配達せぇと言った手前・・強くは押し切らなかったと思います。『高校くらいは出ないとな・・』父がボソッと言いました・・担任から行けそうな私立高校名を言われた時・・正直、ショックでした。確かに勉強しなかったのは自分ですが・・当時、柄の悪さで評判な高校か周囲からは頭がよくない・・そこに行けばオシマイ!みたいな学校名ばかり・・(やっぱり勉強しとくんやった)後悔ばかり・・せめて普通の公立高校くらいは・・と嘆いても後の祭りです。私は京阪沿線では知名度の低い偏差値の低い私立高校を選びましたが担任から、この数か月勉強するよう指導され進路懇談で母も担任からトクトクと言われさすがの両親も私に『新聞配達、辞めなさい。』と言いました。やっぱり高校生にはなりたい・・京阪沿線の私立とN高校だけは避けて、偏差値の低い私立を専願で受験したのです。2月の寒い時期でした。入学試験に私の中学からは、たった5名。試験会場である、その高校に着くと・・ビックリ!!まず髪型はリーゼントやらパーマでチリチリの茶髪、中学生なのに髭を生やしてる奴・・ズボンはブカブカの当時、ボンタンというスタイルで学生服も長く応援団みたいな・・私の中学には一人もいない・・とにかく、カルチャーショックを受けましたΣ(゜Д゜)ま・・不良と言われる連中の多いことなんの・・一緒に受験する同じ中学の同級生から『オマエ・・専願やろ?3年間、大丈夫か?』そいつの言うとおりホンマ、大丈夫なんやろか??すると・・『俺、少林寺拳法習ってるねん。お前も来るか?』当時、ブルース・リーのカンフー映画も流行っていて武道を習ってる者も結構、いました。『そやな・・自分の身は自分で守らないとアカンな!』受験も終わり私は早速、そいつの通う少林寺拳法の道場へ見学に行きました。