筆者は色々と多忙でグロッキー状態だが、この作品だけは放置できず、
全10話を食事や風呂の時間を利用して3晩かけてキャプチャ録画をした
(合法行為ではありません)。ちゃんとは観てはいないが、時々チェッ
クをしたので内容は少しは分かった。アマゾンズ(2016年)の際はアマ
ゾンの変身は狼男映画のハウリング(1981年)意識した真ライダー(19
92年)みたいになると思いきや、意外とズバッと変身してしまい凝った
変身描写よりも初期の平成ライダーを意識した長編ドラマの面白さを追
求したものだった。今回も同じくズバッとした変身なのか?少年サンデ
ー連載だった萬画版(1987年)の要素は取り込むのか?以下はネタバレ
になるので、観てない人は観た後に読んでね!萬画版からの引用は最初
は変身ポーズなどなく、色もグリーンで明らかにバッタ男という怪人に
なる所。旧ブラックや萬画版の時代はハウリングを意識してメイクや特
殊な技術を使ったリアル変身がイメージされ真ライダー(1992年)で結
実したが、今回は時代に合わせてかCGを使ったスピーディーなシャカ
シャカした変身だ。黒くなってからは王道の変身ポーズをとり、デザイ
ンもテレビ版と萬画版のバッタ男の中間の形に落ち着いた。萬画版での
もうひとりのライダー信彦の変身態は主役と見分けができない黒いバッ
タ男だったが、今回はテレビ版を意識したのか銀色のバッタ男となって
いる。悪と政府の癒着部分はブラックよりも最初のライダーの萬画版・
最終章の「仮面の世界」を彷彿させる。あの騒がしいお笑いの人も総理
大臣に見えてしまう所は苦労を重ねてきた人生の重みだろう。現実をつ
きつけられてもとぼける政治家達は現在の旧統一教会騒動を予知して撮
影していたとしか思えない。ブラックのオープニングを真似たシーンも
あり、これは旧1号のオープニングを真似したシンのプロモーションの
「真似の真似」だろう。リメイクのパクリなのでパクリメイクと名付け
て流行らせたい(多分流行らない)。ブラックとシャドームーンの戦い
はセット内なのでテレビ版よりもZO(1993年)の決戦を思いだすなど、
ほんの少し観ただけでも色々な思い(想い)がよぎる作品だ。主演の西
島氏は筆者は嫌いではないが「なぜ50代の男優さんを」と思ったら、同
じ歳なのに何故か若い姿の信彦に「老けたな」と指摘される。怪人は数
万年は生きられるらしいが、組織を離れて特殊な食事を摂取してないと
生身の人間と同じように歳をとるようだ。この設定は最初はオリジナル
男優の倉田氏に主役を頼むつもりで作った設定のような気がしてならな
い。ゴルゴムの怪人は数万年生きられるので旧ブラックの南光太郎は本
来なら歳をとらない筈なのだが、現実の男優に「歳をとるな」要求して
もそれは無理(ハリウッドでは顔のシワをCGで消しているけど)。そ
れを考えたら倉田氏も東映と揉め事起こさなければ藤岡氏のように「久
々の主演復帰!」と話題になっていただろうに…残念である。各エピソ
ードは少しづつ観てUPします。
~PS~
1日2本になったが…これだけは早めにUPしたかった。ライダー
愛は強し!ギーツの録画は放置だけど(おいおい)。
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