海外では日本では人気がトップではないヒーローが大人気になる場合が
ある。フランスでは高い山がない事情で基地が富士山のふもとにあるマ
ジンガーZ(1972年)が受け入れてもらえず(笑)代わりにグレンダイ
ザー(1975年)を買い取られ大人気に。ブラジルではジャスピオン(19
85年)の陽気なキャラクターが受けて大人気に!フィリピンではボルテ
スV(ファイブ・1977年)が大人気!日本国内ではどれも人気シリーズ
のひとつにすぎないので最初の作品のマジンガーZ・宇宙刑事ギャバン
(1982年)コンバトラーV(ブイ・1976年)の方が再評価されているし、
映像作品での復活・現在の技術で玩具化をされる確率が高い。フィリピ
ンのボルテスV人気の発端も単にキャラクターとして斬新だったせいか
もしれないが、ストーリーが重厚でモチーフが宝塚の歌劇で人気だった
ベルサイユの薔薇をモチーフにしており、敵の星の住民は悪の軍団では
なく、一部の貴族が支配する封建的な星だったのだ。なんとクライマッ
クスは地球側の助けで庶民が立ち上がりフランス革命よろしく王権が打
破される。当時、独裁者として名高いマルコス大統領にとって好ましい
内容ではない事は明らかでクライマックス直前のヤバイ部分に差し掛か
った時期に「教育的な内容ではない」と寝言をのたまい放映中断! 日本
でも新聞記事になり中学教師の筆者の父はその記事に大喜び!教育関係
者はテレビのキャラクターが生理的に嫌いな人が多いので筆者は最初か
ら父の寝言は相手にしなかった。生理的に動物嫌いの親に家で犬か猫を
飼おうと言っても話は進展しないのと同じだからだ。筆者の両親は筆者
が生まれる前に犬を飼っていたらしいが死んでも野ざらしで放置してお
り知り合いが見かねて墓を作ったそうだ(…正しく外道で絶句!)。プ
ライベートな話が長くなったが話を戻そう。そのボルテスVが実写で大
復活!新作・レガシーはかなり凝ったCGなので劇場作品では?と思っ
たがなんとテレビシリーズで日本国内でも1話から3話が YouTube で
試聴できる…多分公式だ。ただ、現地の言葉で字幕がないので少し前に
アニメチャンネルのAT‐Xで放映した録画をチェックして予習をしな
いと本編観ても意味が分からない気がする。「オリジナルを全く知ら
ないの?」と聞かれそうだが、筆者は1号ライダーの世代なのでオリ
ジナル放映の時代は心の病んだ子供以上大人未満の境界人だった。総
ての事に行き詰まり毎日自殺する事ばかり考えて悶々としていた時代
…いや年齢だったので、娯楽が心に入り込む隙間はなかったのだ。た
だ、ボルテスV以前は男児の番組の主題歌を女性が担当した例がなく、
アニソンの女王と呼ばれる堀江さんも女児の番組か女戦士の挿入歌限
定だった。そのため主題歌が当時は斬新だったのだ。オープニングは
時々チェックしたが内容は最終回以外観てない。当時、小学校高学年
でマニア資質のない弟が「これはコンバトラーVと合体そのものは変
わらないが、チーム5人の内で3人が兄弟らしい」と教えてくれて、
なんでそんなに詳しいの?と驚いたのを覚えている。オリジナルの旧
作アニメと新作実写のチェックという宿題が増えてしまったが…果た
してどうなる?多分待ってれば国内で字幕入りか吹き替えの放送か動
画が近く出る気もするけど???
~PS~
職場でかなり不快な事がありグロッキー状態。重い内容らしいの
で録画をディスク化したマイホームヒーローを視聴ではなく10倍
サーチでチェックしたが…早送りで観ても不快さ圧巻(とても凹
んだ時には観れんわ…)。
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