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ゼロロク第2計画

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大映ドラマとライダーの脚本家が死去!

2024-01-28 11:29:28 | 特撮ヒーロー

脚本家の江連卓(えづれたかし)氏が亡くなった。この方は大映の熱血

ドラマや東映ヒーローを語る上では欠かせない人物だ…が、筆者は漢字

の名前が読めずエレンタク?と読んでいた(汗)。 江連氏は、悪の組織

の作戦は全てやり尽くしたと降板した伊上氏の代わりにスカイライダー

(1979年)の後半から関わり、スーパー1(1980年)ではメインとなる。

スーパー1が少林拳を使うのは江連氏自身が少林拳をしていたからと言

われている。意外にも後にRX(1988年)もメインで脚本を書いており、

RXのライダー離れしたした設定はヒンシュクを買ったが、 前作のブラ

ックよりも本来のライダーっぽい雰囲気なのは江連氏の脚本に昭和ライ

ダーの血脈が宿っていたせいだろう。後の平成ライダーはRXでの失敗

を繰り返さないように、フォームチェンジしても顔はあまり変えない。

武器は手にしても決め技はライダーキックという基本は大体守っている。

ちなみに元号はRX序盤に平成となる(リンクを参照)。観ていた当時

に気になったのは「冗談じゃないぜ」という光太郎のブラック時代には

言わなかった口癖である。これは江連氏の口癖なのでは?と考えている。

ヒーロー物は一人の戦士の成長物語としてゲストライダーは避けていた

の江連氏なのだが、スーパー1の劇場版では脚本にない歴代ライダーの

乱入が現場で行われ、RXの終盤でも同じような事が怒る…いやおこる。

個人的には歴代ライダーが出てくれた方が華やかでいいかな?(でもあ

まり強くない)ただ、江連氏の努力と関係なく、スーパー1はガンダム、

RXはノリダーに敗れてしまうし、2作の主演男優はファンと借金トラ

ブルをしたり、東映に無断でライダーの像を自分のお店に飾ったりと…

過去にはゲストに積極的に出てくれていたのに、現在はライダーとは縁

切れ状態なのは残念無念である。大映テレビの方は、トミーとマツ(19

79年)とヤヌスの鏡(1985年)が代表と言われ、どちらも変身ならぬ変

心ヒーローだ。ただ、男女(おとこおんな)と言われて切れたり、多重

人格のヒーロー物的な描写などは現在のテレビでは問題になりそうだ。

あと、トミーの変心能力は課長とマツしか知らない設定らしいが、仲間

の刑事も知っていると思われる描写もあり統一されてないのが気になっ

た…昔のドラマはビデオ普及前なのか前後の矛盾は少なくない。大映ド

ラマはクサくても真面目に演じて笑いを誘う裏ギャグドラマとも言われ

るが、殺人描写がなく暖かい気持ちにさせてくれる?秘密のデカちゃん

(1981年)が一番好きだった。江連氏の御冥福をお祈りいたします。

~PS~

色々と多忙で追悼記事なのに遅れてしまいました。


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