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戦艦大和を考える 8

2018年02月25日 | 国家防衛

戦艦大和を考える 8

大和級の目的を陸軍に対する妨害と想定すると多くの疑問は氷解する。
鉄鋼不足の当時に大量の鉄鋼を使用、レーダー研究の不採用、
マグネトロン研究の無視、八木アンテナの無視、ゼロ戦の改悪、
空母強化の否定、陸軍作戦に対する支援砲撃無し、ミッドウェー作戦
改変による大損害、中途半端なハワイ攻撃、海軍作戦海域の急拡大。
大和級計画開始で陸軍の鉄鋼使用妨害、燃料の海軍優先を強弁、
技術と製造工場を陸軍と取り合う、陸軍の対ソ戦に大反対・・・

近い将来の海戦は航空機が主体に成るだろうとの冷静で大勢の予想。
対空砲火の効果を見る実弾射撃において撃墜困難との結果。
何よりも改造空母を作り正式空母建造を進めている海軍・・・
大和級戦艦の必要性はどこにも無い・・・
資源と工業の小国大日本帝国。
配備済みの戦艦を少改造し空母建造に注力が普通の選択。
現実は完全秘密で大戦艦建造・・・
日本陸軍に対する妨害や攻撃以外の目的を思いつかない。

戦後占領下の進駐軍情報支配下においてなぜ大和が褒められたのか?
レイテ湾突入直前の180度進路変更・・・敵軍を攻撃しなかった大和。
陸軍の弱体化と作戦妨害にだけ役立った大和・・・
海軍上層部による陸軍せん滅と海軍自体の崩壊消滅。
神風特別攻撃隊・・・
航空機操縦要員の殺害を目的なら効果的である・・・戦死確実だ。
現場、戦場の将兵は捨て身で戦った・・・しかし・・・・
目的が上層部の保身最優先だとしたら・・・むなしい。

現場、末端の注力を称えるのは悪く無い、しかしその注力、死力を
言うだけで指導部、計画者が想定した目的を考え無いのは手落ちだ。
倒産会社で考えてみよう・・・
倒産確実を知った社長派閥、新計画の業務で金を誤魔化し私益を得る。
文句を言いそうな対抗派閥に対する資金を減額し妨害する・・・
会社維持の派閥は妨害され追い出される。
誤魔化した巨額資金は社長派閥で分けられる・・・倒産でも彼らは安泰。

巨大戦艦・・・単なる性能や戦歴だけの注目では意味が無い。
現代中共国の多数の無用ダム、これらも・・・目的が私益、利権なら。

 

 

 


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