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町工場 職人の声

職人と現場人間の想いを誰かに伝えたい!

戦車について考える 3

2018年04月12日 | 国家防衛

戦車について考える 3

ティーガー戦車、重量57トン・・・重すぎるよ。
それに兵器としての要求仕様の目的は何なんだろう?
砲塔1回転に1~2分もかかったら近接戦に大きな不利・・・
傾斜装甲の不採用は厚い鋼板を斜めにした時の溶接線が長すぎて
充分な強度の溶接が出来なかったのかも知れない・・・
加工として重量物の斜め加工は労力がかかる点も在る。
砲塔が11トン、これを振り回すも困難だ。

戦車全体重量を30トンにして50ミリ傾斜装甲、砲塔40ミリ傾斜装甲。
車体幅を狭くし転輪も単純配置、区動輪減速を止め車内で減速。
正面に廃土板を備え油圧で上下操作、これを正面装甲厚の不足に対処。
88ミリ砲はそのまま搭載。
ガソリン採用は当時の石炭液化だとガソリンが多く出て来るそうだ・・
砲塔は1回転6秒としたいよね。
照準器も通信機も性能は充分だよ・・・
廃土板を付ければ自分で戦車壕を作れる。

ティーガー1両つくる生産力で3両は作れる、と思うんだ。
必要なのは88ミリ砲であって装甲では無い、どうしてかと言うと
88ミリの射程と命中率は高い、遠距離戦なら特別の装甲は不要だ。
近距離戦でも照準が早ければ発砲も早いので不利は無い。
戦車の機動力とは、同じ攻撃力を搭載した場合の優劣である。
機動力と装甲のどちらが戦力に寄与するかを考えれば機動力となる。
戦車はトーチカでは無いのだから・・・
現実に自走砲で20両のシャーマン戦車を破った例が在るらしい。

30トン戦車なら輸送も整備も修理も大きな問題は無い。

 


戦車について考える 2

2018年04月11日 | 国家防衛

戦車について考える 2

戦争には無視する人の多い真実が在る!
戦場における勝敗とは戦力で決まる、が戦力の意味を知る者は少ない。
戦場における総合戦闘力こそが戦力だ。
総合戦闘力とは兵器の性能差の事では無い・・・
気象や地形や地面や植物や動物や明るさや指揮官や将軍の忠誠心や
政治家の考え・・・・とても多くの条件が戦場に集約される。
多種類の兵器や規模も条件を構成するのは言うまでも無い。

端的に言おう!
ドイツのタイガー戦車は最強と思う人は多いが、海上で使おうと言う
者はほとんど居ない、それなのに泥の地面で平気で使う者は多い・・・
ヒトラーの作戦命令は後世から見ると兵器で勝敗が決まる、と思い込ん
でいた様に見える・・・巨大な列車砲、巨大な戦艦、巨大な要塞、
巨大な戦車、巨大な輸送機、高性能の戦闘機・・・

零下45度の戦場に夏服の兵士を投入、でこぼこと泥沼に重い戦車、
燃料不足なのに1000キロ越える進軍命令、補給に馬を使ってるのに
荒野のソ連に突撃ばかり・・・
どんなに装甲が厚く、大砲が強力でも戦車の障害物は数多い・・・
川や湖でさえ戦車に不利、重い程不利である。壕に落ちたら登れない。
兵器の特定性能は戦場の条件次第で有利不利は決まる・・
適材適所、大昔から伝えられ続けている事なのだ。
これを忘れれば、数千両の戦車と数百万の将兵を投入しても敗北する。

戦車は確かに強力だが武装の主力にした場合、撃滅されたら軍は壊滅。
戦場数学という考えは有用と想う・・・軍事数学より広い範囲を扱う。
戦場数学を用いて想定戦場を計算し自軍有利の戦場に導き勝利を得る。
単純に言えば、ソ連の数千両の戦車を阻止する方策は何が効果大か?
5000の戦車を5000の戦車で阻止確実とは、とても言えない。
しかし、充分な対戦車壕を敵の移動速度より早く建設できれば阻止確実。
阻止出来れば、対戦車砲や迫撃砲や火炎放射機で攻撃できる・・・
壕は狭いので命中率は高く、攻撃効率は上昇し兵器消耗は少ない。

戦車を作るのは製造に困難が多い、厚い鉄板の機械加工は労力を要す。
新型戦車の開発は容易で無い・・・
日本の戦後、残った戦車をブルドーザーに改造し事業を始めた人が居る。
この会社、今も健在で活動中・・・
明確に言える。土木機械の方が戦車製造より容易である!
対戦車壕を大平原に作るには、バックホーと自走ベルトコンベアだろう。
仮に10台で1日0.1キロとすれば、100台で1キロ、500台で5キロ・・・
10日あれば50キロの対戦車壕を作れる。1000台なら100キロだ。
敵の予想に無ければ侵攻は混乱し100キロ移動完了には数週間を要す。
奇襲的に対戦車壕を作れれば阻止は確実。

2号戦車は500両を軽く超える数が在ったし移送も軽量で問題無し。
改造も製造上の問題は無い、30日以内に500両の土木機械が完成。
その後、30日で500両を改造、2カ月で1000両を新設の工兵隊に装備。

対戦車壕という阻止線が確立してこそ、自軍戦車に有効性が生まれる。

 


戦車について考える 1

2018年04月09日 | 国家防衛

戦車について考える 1

弟二次世界大戦頃の戦車について考えてみる。
基本は鉄資源と戦力構成時の効果から・・・有名なドイツ戦車。
2号戦車、約9トン、時速40キロ、行動距離200キロ、140馬力。
20ミリ機関砲、乗員3名・・・1000両以上生産された。
装甲の薄さと攻撃力不足から戦車の主力とはされず偵察などに使用。
まあ・・・あまり戦力には成らなかったんだろう。

ここで戦力の基本は攻撃力である事を忘れてはいけない。
2合戦車の装甲を6ミリに変更し、砲塔の代わりにバックホーユニット
を搭載する、前方に廃土板を付けてブルドーザーを兼ねる。
油圧専用小型エンジンを搭載し土木作業車を実現。燃料タンクを増量。
強力な牽引力を利用し攻撃ユニットを多数牽引し移動攻撃力を実現する。
たとえば。

土木作業車・指揮通信車・箱型荷室・食堂車・シャワー室・野戦病院・
箱型荷室・箱型荷室・箱型荷室・伸縮塔式偵察車4台。

土木作業車・対空機関砲・88高射砲・88高射砲・88高射砲・
対空機関砲・迫撃砲30門・PaK36対戦車砲10門・弾薬車。

土木作業車・箱型荷室・箱型荷室・箱型荷室・箱型荷室・装甲燃料タンク・弾薬車・弾薬車・弾薬車・作業車。

土木作業車・対空機関砲・88高射砲・88高射砲・88高射砲・
対空機関砲・迫撃砲30門・PaK36対戦車砲10門・弾薬車。

バックホー専用車40台・箱型荷室20・装甲タンクローリー2台。
シャワー室4個。飲料水タンク車20・40トンクレーン2・ハーフトラック6台。

歩兵隊120名を入れて530名。工兵隊主体の機動兵力・・・
対戦車戦闘と対空戦闘を任務とする部隊。
言いたいのは2号戦車1000台より土木車両の方が戦力を高く出来る事。
120度対戦車壕を作り88高射砲を広く配置し幅17キロを防衛。
多数の土木車両で陣地と対戦車壕を極短時日で作り上げる能力こそ戦力。
単純に5300名で170キロを防衛。53000名なら1700キロ。
つまり2号戦車の資材で5200で台作れば1700キロ防衛が可能・・・

鉄の重量で検討だから約46800トン・・・まあ、50000トンだよね。
80センチ列車砲、1350トンを2門と言われているけれど線路や輸送など
を計算すると10000トンを超えるんで無いのか?2号戦車1000台6000トン。
80センチ砲で1100台、2100台分の鉄は在ったんだよね・・・
不足は3100台分・・・
戦車はまだ在る、3号戦車は4000両以上で22.7トンだから90800トン。
不足の鉄は3100台分18600トンだ。3号戦車の3ぶんの1で充足する。
88ミリ高射砲の鉄量は、48トンの100倍で5000トン・・・
他の使用鉄は合計5000トンとしても10000トンであり3号分で調達可能。

鉄資材と平原対戦車戦を考慮して出る戦略は機動工兵陣地戦、と想う。
戦車と戦車で戦えば資源量で勝敗が決まる、独ソ戦が実例だよね・・・
防御は大規模有効な対戦車壕で行い、攻撃は長射程の88ミリ高射砲。
敵の爆撃機に対する戦力として使えるから高射砲が最適。
装甲が無くても陣地を急速に作れれば砲身ぐらいしか敵には見えない。
対戦車壕に落ちたら37ミリ対戦車砲と迫撃砲で上部を砲撃し撃破。

クルスク戦車戦では現実にソ連軍が対戦車壕と地雷で防衛し対戦車砲
を多数使ってドイツ軍を阻止、作戦を混乱させ戦車と戦車の消耗戦に
導いて勝利した。

機動工兵陣地戦。
機械化工兵と迅速な移動と対戦車対空攻撃力を組み合わせ陣地で阻止。
戦車の大群、怒涛の侵攻を1週間でも阻止すれば次の防衛線を作れる。
クルスクで現実に1週間阻止している、人が作った壕と陣地でね・・・
土木機械で作った壕と強力な88ミリ砲なら数週間の阻止または突破不能。
実際の戦闘なら航空機と戦車が使われ複雑ではあるが・・・
歩兵に対戦車兵器を装備すれば戦力は強化され敵の突破はより困難だ。
鉄はこういう事だが燃料だって節約出来る。
多数の戦車を走り回らせては燃料の無駄・・・
戦車を破壊されれば兵士、弾薬、燃料、鉄、生産労力が大量に無駄。
燃料を土木機械に集中するだけで無駄は消滅、戦車の機動力に使える。

ドイツはソ連に大量の戦車で侵攻され敗れた・・・
と言う事は、戦車の大群を阻止破壊すればソ連を止められた。
その間に、空軍を再建すれば制空権は戻った、と想う・・・
ドイツに必要だったのは優秀な戦車で無くて多数の土木車両。
6000台の土木車両を製造すればドイツは勝てた、かも知れないね?

 


戦艦大和を考える 11

2018年04月08日 | 国家防衛

戦艦大和を考える 11

兵器なのだから攻撃力は重要だ、重要なので考える。
46センチ砲、攻撃力は高いと言われ、強力だと宣伝されて来た、
けれど正確な数量評価なのか?
主砲弾約1トンとして何発命中で撃沈出来るのか?
4発なら4トンに過ぎず、至近弾は計数しないが命中弾の50倍は撃つ。
4発命中に200発以上の砲撃が必要なんだよね・・・
これを重量で考えると・・・
砲弾4トン、250キロ爆弾16発と同じとなるんだ。
ここで兵器としての重量効率を比べよう。

兵器の目的。4トンの攻撃力を2万m以上の敵に投射する事。
火薬カタパルトで離艦する250キロ爆弾1発の使い捨て高速攻撃機を
4機、巡洋艦に搭載する。遠方目標でも5万mなら10分で往復可能。
つまり巡洋艦4隻で攻撃力を達成できるんだ。
飛行時間20分の攻撃機で爆弾だけなら高性能機の実現は容易。
近距離で操縦員の疲労無し、爆撃の命中率は充分に高いだろう。
大口径砲は必要ない。

なのにどうして作るのか?
それは敵の兵器と比べる、という誰でも馬鹿でも出来る行為による。
大砲と大砲を比べ、戦艦と戦艦を比べる、戦闘機と戦闘機・・・
戦争において有効な兵器というのは比べる事では生まれない。
戦場を想定し有利な兵器を装備し低い損害で作戦目的を実現し続ける。
これが戦略の基本型。

戦場と言うのは兵器や兵士の戦闘では無くて、戦力の衝突なのだ。
そして戦力は戦術と兵器から構成される、兵士も兵器の一つ。
海の戦場を艦艇同士の戦闘と思い込む愚か者だけが大鑑巨砲に走る。
たとえばビスマルク。
あんな大戦艦を作るより高速魚雷艇を多数作る方が戦力は大きい。
想定戦場はドーバー海峡なんだもん・・・
そこに遊弋するイギリス艦隊を排除出来ればイギリス侵攻は実現した。
上空を空軍が支配すれば機甲部隊の上陸でイギリスは負けただろう。
ヒトラーも兵器と兵器を比べるに過ぎない戦争を知らない人物・・・
カタログ性能に感心する人物に戦争の勝利は無い。

戦艦大和・・・戦略の意味さえ知らぬ者達により作らされた無用兵器。
次は戦車について考える。


戦艦大和を考える 10

2018年04月05日 | 国家防衛

戦艦大和を考える 10

戦争に備えた資材人員の使い方として最大の効果を期待出来たのか?
国運を賭けた大戦争に備える時代であり国家の重大事でも在った・・
そこで重要な戦争資材である鉄について考える。

大和級は60000トンかける3隻分でたぶん180000万トン使う。
ドイツの88ミリ高射砲、アハトアハトは約7.5トン。
すごーく単純に計算すると24000其の88高射砲と同じ鉄の量・・・
そこでですね・・・
大和級3隻と24000の88ミリ高射砲のどちらが戦力として効果を持つか?
この高射砲、対空有効射程7600m最大低空射程11900mというから
7000mぐらいの爆撃機に対し有効性の高い砲撃ができたと思う。
しかも砲撃早さ毎分15~20発可能と言うから高射砲として優秀だ。
対地目標射程は14800mというからほぼ14キロ・・・
高射砲だから地上目標に直接照準砲撃が得意、つまり戦車や艦艇に
対し有効性の高い攻撃が出来た。

重要拠点防衛や本土空襲に対する反撃戦力として適してる、と想う。
戦力の建設早さで考えると・・・
高射砲なら生産分から配備可能、戦艦は施設準備に8年建造に3年・・
実戦で多数の高射砲を破壊するのは困難だし部品は残る・・
でも戦艦は沈んだら部品一つ残らない、将兵のほとんども戦死する。

24000基の88高射砲、1其に10名としても240000万の兵数となる。
輸送や予備兵を考えると36~40万の高射砲部隊となるよね。
現実は大和級3隻で、兵力50万高射砲24000門の大部隊を作れる。
こういう部隊に野砲や対空機関砲等を配備し対空と近接防衛に活用。

良く出来ている大和級戦艦、しかし戦争を指導するなら88ミリ高射砲
の大量生産と想うのだ。7.5トンなら当時の日本輸送船で運べるから。

 


戦艦大和を考える 9

2018年02月28日 | 国家防衛

戦艦大和を考える 9

神風特別攻撃隊の規模拡大はなぜ実現できたのか?
陸軍に敵対し大和を作り出した自己保身最優先の集団は敗戦に対処した。
生存した将兵と国民の避難を押さえ責任追及を阻止する方策。
海軍全体が一致団結し戦争を遂行し多大なる犠牲者を出した・・・
その海軍を称えるべきであり避難や追及は不適切との感情を作り出す事。
追及しそうな精神力を持つ将兵を国家防衛の名目で殺しつくす。
海軍将兵を大量戦死させ続ける事を陸軍に対する影響力に変え、陸軍
将兵をも特別攻撃で戦死に追い込む・・・

神風特別攻撃隊を守る飛行と言う名目で多くの戦闘員を殺させる・・・
かくして敗戦時に残った将兵は責任追及の精神力を欠いた。
わずかな追及者に対しては元軍人という論法で主張を圧殺した。
官僚の有力な部分は進駐軍による命令で職場を失い手だてを失った。
新聞も進駐軍の命令で検閲を受け続け海軍に対する追及は不能。
政治家は占領下に在りその後も他国の強い影響下・・・

政治家、官僚、元軍人、新聞、雑誌・・・追及不可能の状況は続いた。
雑誌を含め出版はどうだったか?
敗戦後に作られた出版法という法律が続く・・・
これには出版される全ての書籍は国会図書館に納入の法律義務を規定。
これにより不都合な書籍を非合法で圧殺を可能。

海軍上層の自己保身集団は敗戦に対し当然至極自己保身に走る・・・
陸軍海軍の情報を進駐軍に渡し保身を実現。

大和の沖縄反撃をどうして遅らせてのか?
大規模な航空特攻との同時攻撃こそ軍事上で有効なのに・・・
陸軍に対する海軍力の化身、それは保身の偶像。
だからこそ陸軍に対して温存。

戦艦大和は技術と労力、努力の結晶・・・この点は認める。
しかし目的はずる賢い、自己保身の偶像である。

技術と労力、努力を称える事で自己保身を隠す、ずるい人達。

近代世界は自己保身最優先の世界・・・これに金銭欲が続く。

 


戦艦大和を考える 8

2018年02月25日 | 国家防衛

戦艦大和を考える 8

大和級の目的を陸軍に対する妨害と想定すると多くの疑問は氷解する。
鉄鋼不足の当時に大量の鉄鋼を使用、レーダー研究の不採用、
マグネトロン研究の無視、八木アンテナの無視、ゼロ戦の改悪、
空母強化の否定、陸軍作戦に対する支援砲撃無し、ミッドウェー作戦
改変による大損害、中途半端なハワイ攻撃、海軍作戦海域の急拡大。
大和級計画開始で陸軍の鉄鋼使用妨害、燃料の海軍優先を強弁、
技術と製造工場を陸軍と取り合う、陸軍の対ソ戦に大反対・・・

近い将来の海戦は航空機が主体に成るだろうとの冷静で大勢の予想。
対空砲火の効果を見る実弾射撃において撃墜困難との結果。
何よりも改造空母を作り正式空母建造を進めている海軍・・・
大和級戦艦の必要性はどこにも無い・・・
資源と工業の小国大日本帝国。
配備済みの戦艦を少改造し空母建造に注力が普通の選択。
現実は完全秘密で大戦艦建造・・・
日本陸軍に対する妨害や攻撃以外の目的を思いつかない。

戦後占領下の進駐軍情報支配下においてなぜ大和が褒められたのか?
レイテ湾突入直前の180度進路変更・・・敵軍を攻撃しなかった大和。
陸軍の弱体化と作戦妨害にだけ役立った大和・・・
海軍上層部による陸軍せん滅と海軍自体の崩壊消滅。
神風特別攻撃隊・・・
航空機操縦要員の殺害を目的なら効果的である・・・戦死確実だ。
現場、戦場の将兵は捨て身で戦った・・・しかし・・・・
目的が上層部の保身最優先だとしたら・・・むなしい。

現場、末端の注力を称えるのは悪く無い、しかしその注力、死力を
言うだけで指導部、計画者が想定した目的を考え無いのは手落ちだ。
倒産会社で考えてみよう・・・
倒産確実を知った社長派閥、新計画の業務で金を誤魔化し私益を得る。
文句を言いそうな対抗派閥に対する資金を減額し妨害する・・・
会社維持の派閥は妨害され追い出される。
誤魔化した巨額資金は社長派閥で分けられる・・・倒産でも彼らは安泰。

巨大戦艦・・・単なる性能や戦歴だけの注目では意味が無い。
現代中共国の多数の無用ダム、これらも・・・目的が私益、利権なら。

 

 

 


戦艦大和を考える 7

2018年02月24日 | 国家防衛

戦艦大和を考える 7

軍事的に考えて日本に不適当な大戦艦をどんな理由で作ったか?
理由と想定した攻撃目標とは何だったのだろう・・・
推測する前提に当時の海軍周辺の状況を振り返ると・・
大日本帝国の国防を検討した陸軍が大本営運営の現状を危惧し
陸軍と海軍の軍事的一体化、すなわち指揮系統と軍政の一体化を
提案し実現に動いた。つまり大本営海軍軍令部の改革や廃止。
これを海軍上層部は陸軍による海軍に対する支配と受け止め強硬に
反対した。現代官僚界で言うところの組織防衛と自己保身・・・
陸軍は兵力が多く強大で有り憲兵隊も全国土で強力に活動。

軍事的に適している軍事力統合という動きに単なる反対では阻止不能。
大組織の支配層は馬鹿や無能では無い。
阻止する案を思いつき実行したのだ、と想う・・・
案とは何か?
陸軍を敵と想定し攻撃できる有効な海軍力を装備する事。
実現すれば陸軍のどんな提案や命令をも実力で阻止し排除できる。
具体的な方策・・・
陸軍の攻撃に充分耐え、近海から砲撃で陸軍要塞さえ粉砕する大戦艦。
主砲射程30キロ以上なら日本の陸軍施設と駐屯地のほとんどを含む・・
地下施設破壊には巨大砲弾を要する・・・

巨大な主砲、重装甲、低速度、対地攻撃力重視、通信重視の大戦艦。
大和級に3隻もの予算を海軍は秘密裏に振り向けて建造に動いた・・
政府にも陸軍にも海軍にも秘密で進めた・・・
それでも陸軍上層部は気が付いただろう、けれど表向きはアメリカを
仮想的としている海軍である。
大戦艦は対米戦に備える為であると主張されれば反論出来ない・・・

天皇は陸軍の強大化を望まない・・・
陸軍は大戦艦に反感を持つが有効な阻止策は無い・・・
大和計画で膨大な資材が海軍に振り向けられ陸軍向けの資材は不足。
陸軍の戦力増強に齟齬となる。
海軍は大本営統合を阻止し、大和級建造という巨大利権を分け合う。
陸軍が海軍を全力で潰し大本営統合に動く前に我が国の眼前に・・・
大戦争が急速に迫る・・・

海軍は優秀で馬鹿で無いからアメリカの参戦が無い場合は陸軍による
勝利が重なると推定出来ただろう。イギリスはドイツで忙しい・・・
インドをも陸軍が開放した場合、海軍の予算は現状維持か減らされて
陸軍予算は急激に増大する。陸軍独自の海軍さえ補給名目で容認される
事も起こりえる。インドを失ったイギリスはドイツに対抗不能・・・
ドイツは全力でソ連攻撃に出て戦況はドイツ勝利に傾く。
陸軍はインド開放後にソ連解放に動くは明白、数十年に渡る対ソ戦研究
が在るのだ。そうなれば海軍不要論が我が国に満ちる・・・

組織防衛と海軍利権、自己保身の上層部はどんな策を立てたのか?
アメリカを参戦させれば陸軍による大勝利は無い、海軍上層は安全。
危機に際し、海軍の保全を捨て海軍上層の保身を最優先に動いた・・・

我が国、日本対アメリカ全面戦争・・・
海軍は陸軍の強い反対意見、内部の反対さえ完全無視でハワイ攻撃。
目的通りアメリカによる対日戦争宣言を導きだした。
後は陸軍を邪魔し捨てて戦力を削ぐ、海軍の戦力消滅も実行する・・
ドイツや陸軍の要請を軽視しインド洋作戦に海軍主戦力を投入せず。
ミッドウェーで日本主力空母4隻を消滅・・・
陸軍を見捨てる多くの海軍司令官、陸軍に対するでたらめの勝利通告。
ゼロ戦に対する性能劣化となる改変の強要と大量生産で戦場の敗北。

戦場の将兵は死力を尽くし任務を果たした・・・
結果は?
陸軍は消滅し、帝国領土の多くを失い、国土は灰燼と成り果て、
兵民数百万が落命。海軍さえ将兵と艦艇を失い消滅した・・・
占領下の戦後に残ったのは何か?
裸の天皇家と海軍上層の者達・・・

なぜ戦艦大和は最後まで残ったのか?
海軍上層が陸軍を攻撃する手段として残したから、と想えるのだ・・

歴史とは残された文物から過去を見定める事。
戦艦大和は海軍上層を守る手段。
それを忠節とか忠義とか恩義とか誇りとか多くの名で呼ぶ・・・

第二次世界大戦、日本の大勝利となる可能性は高かった、かも?
それを潰した海軍上層、その褒美で占領軍による追及は無し。
軍人恩給を老衰で死ぬまで受けつつ宴会を繰り返し寿命を迎えた。

・・・とまあ、考える者も意外と大勢居るのかも?

 

 

 

 


戦艦大和を考える 6

2018年02月20日 | 国家防衛

戦艦大和を考える 6

軍隊と言う組織、戦闘組織と言う物はゲリラや正規軍を問わず
武器計画に基ずき武装を実現し戦闘に備える。
兵器とは計画により開発あるい買い入れにより装備する。
正式な装備であるかは兵器計画の正当性で決まる。
そこで・・・戦艦大和の兵器計画だが・・・
連合艦隊司令長官に就任したほどの山本五十六にさえ秘密だった
と伝えられている。海軍のごく一部で構想し計画し設備を建設し
政府にさえ秘密で嘘の資金計画で建造された。

兵器計画は高度の軍事情報と作戦計画の検討から作られ国家や
集団の状況から選択され資金計画により実現すべき計画を策定する。
兵器計画の実行を秘密にする事は在っても計画自体を秘密には出来ない。
戦艦大和は計画自体を秘密にした事によって兵器計画で無くなった。
これにより軍事情報と作戦計画との断絶が生じた・・・
軍全体としての検討をしなかった事により不適当な兵器を採用した。
誰が見ても判るように巨大な砲弾も命中しなければ無意味だ・・・
実用的な射程距離は15000内外だろう、つまり30000は無用な性能。

水平線の向こうに砲撃して動き続ける目標に命中など期待不能だ。
大和とは軍事上の検討から作られたので無くて単なる前例踏襲という
官僚主義、役人主義と利権構造から作られたのだと想う・・・
226事件などで考える軍人を放り出した陸軍と海軍に残ったのは
役人根性という自己保身優先の前例踏襲・・・
戦艦が無用と言う意味では無い、当時の日本として最適な兵器だった
のか?それこそが眼目なのである。
戦車輸送船1隻さえ装備できず大戦争に備えてるという海軍・・・
そんな海軍に巨大戦艦3隻与えても戦争は出来ない。

日本近海における艦隊決戦を想定したなら20センチ砲を多く装備
した高速巡洋艦と駆逐艦を多数建造した方が有効である。
空母さえ不用かも、陸上から戦闘機を飛ばせば近海戦闘は出来る。
大和計画時でも大戦艦は不要、役に立つのは巡洋艦。
大和級3隻より高速巡洋艦9隻の方が戦術上の有効性は高い。
建造施設の費用も含めて考えると巡洋艦12隻以上に匹敵・・・
日本の戦争に大戦艦は不要。
役人根性から生まれた大戦艦大和・・・精根かけて建造しても
戦争における有効性とは無縁なのは当然で在った・・・

 


戦艦大和を考える 5

2018年02月12日 | 国家防衛

戦艦大和を考える 5

大和級戦艦建造は10年の準備期間を要したと伝えられている。
ドッグ拡張工事、主砲製造設備・・砲身切削旋盤、垂直熱処理炉、
垂直焼バメ炉、大型部品工場。莫大な資金と10年が消えた・・・
戦後はドッグでのタンカー建造、砲身旋盤での産業設備製造、これは
昭和35年ぐらいでも続いていた、しかし敗戦による計画外使用である。
大和級3隻の計画を採用せず対空水雷艇1000~2000隻建造の場合を
考える。動力にディーゼルエンジンを採用し起動性向上を実現。
プロペラ動力源に用いる為、出力850馬力エンジンを開発製造する。

2000隻建造しても大和級の資材は大量に残る計算なのだ。
大量に作るので量産設備を要するが鉄道輸送可能な重量なので日本
国内のどこでも作れる。長野県の頑丈な山のトンネル内でも可能。
新潟や富山県の水系を開発し水力電力を作り出しトンネルつまり
地下工場建設を実現し生産設備を稼働させる。
松代大本営を作る労力が在るなら地下工場を作る方が増し。
たとえ爆撃されてもエンジン生産は続けられる・・・
8年あれば水力発電は実現し地下工場も完成する。専用生産ライン
も完成。850馬力エンジンの大量生産に問題は無い。

同時に地下工場にプロペラ稼働部の生産ラインも設置する。
プロペラは専用のならい切削工作機で大量生産、消耗品なのだから。
設計開発と余力を使い400馬力ディーゼルエンジンを試作し量産開始。
このエンジンを使い大型軍用トラックや装甲車を量産。
対空水雷艇のエンジン生産の余力を使い850馬力エンジンを在庫。
これはパンターやタイガー以上の新型戦車に使う為。
輸送トラック、重戦車により機甲部隊の強化を実現。
燃料は軽油だからドイツ軍の様なガソリン不足により機甲部隊停止
は避けられる。当時のどの戦車より馬力に余裕が在るので機動性で
も有利、余る電力で砲塔を稼働し指向速度を上げ側面攻撃を退ける。

大戦艦を止める事で強力な機甲部隊を作れる事に成る。
トラックの大量生産は軍の機動性を高め戦術の優位をもたらす。
400馬力エンジンを使う上陸強襲艇や戦車揚陸艦も作れるだろう・・
陸軍と海軍が同一エンジンを使う事で補給と整備の無駄を回避。
400馬力の無限軌道車体を使い2連2段4門の対空機関砲車両を生産する
もちろん対空水雷艇の機関砲と同形式であり弾薬の共通化を実現。
これは敵歩兵部隊に対しても有効な戦闘力となる・・・
車体本体は別として全部を地下工場で製造可能と成るように拡張を
続ける。大量生産には大きな注意と警戒を要するので爆撃や破壊工作
は計画を害する。最初から長野の山奥の地下工場で生産体制を作れば
戦局に左右されず生産は可能なのだ。
樺太や新潟や秋田県から石油を輸送し地下工場で精製する、少量でも。

これだけの計画を実行しても資金と資材はまだ余る・・・