町工場 職人の声

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離島海域防衛 5

2010年10月07日 | 国家防衛
日本に向けられている巡航ミサイルとはどのような物かを知る必要が有ります。ネット
やテレビや雑誌では低空を地形にそって飛び続け正確に目標に到達して爆発する一トン
ぐらいまでの爆薬を持つミサイルを巡航ミサイルとしているようです。自動操縦で低空

を飛行する爆弾つき飛行機とも言えるでしょう。開発史の上では確かにそうなのでしょう。
しかし現在中共国で配備されつつあるミサイルはステルス性能を少し加えた物です。小型
でステルス性能がいくらかでも在ればレーダーによる探知は難しくなります。探知できる

性能を持つ戦闘機は大変な高価格と成る。現状では機関砲で撃墜が可能でしょうが近い将
来にはそこまでの近距離に接近する事は出来なくなると思う。それは巡航ミサイル自身が
防御戦闘能力を持つ事になるからです。防御手段として考えられる第一は小型空対空ミサ

イル1~3発を装備する事。これにより機関砲を封じれば戦闘機は空対空ミサイルを使用す
るしか方法は無い。中共国は最初に巡航ミサイルを発射する事で迎撃側の戦闘機が持つ空
対空ミサイルを大きく減少させる戦術を取る可能性が高いわけです。日本側としては戦闘

機ミサイルの減少を防ぐ対策が必要となります。

離島海域防衛 4

2010年10月05日 | 国家防衛
沖縄住民として不安を感じている人たちは多いと思いますが不安を超えて恐怖を感じて
いる人たちが居るのが中華民国(台湾)でしょう。漢民族の容赦無い仕打ちを自覚して
いる。台湾に数百年という長い年月にわたり暮らしてきた人たちには判るのでしょうね。

中共国が支配者になれば弾圧により全てを奪われてしまう事を。しかも中華民国(台湾)
を国として認めて国交を持つ国は世界中でも少数なのです。本音として支配を否定したく
ても軍事侵攻の危険を考慮すれば簡単には否定できない。近隣国との友好により対処しよ

うとしてもフィリピンしか近くに無いのです。そのフィリピンはといえば実効支配してい
た島を中共国に軍事占領されてしまいました。自国の領土を取られたフィリピンに中華民
国(台湾)を支援する余裕は無いでしょう。さらに将来フィリピンに重圧を加え日本を台

湾と切り離し中華民国(台湾)を孤立無援という状況に追い込んで占領し支配するという
筋書きが見えるのです。台湾住民による尖閣への侵入行為が増えていくと考えられます。
これにより日本と台湾の関係に亀裂を作ろうとするでしょう。アメリカは軍事的には台湾

を支援していますが政治的にはいつでも切り捨てる事が出来るのです。日本の都合として
はどうでしょうか?台湾とフィリピンが中共国の支配に屈すれば広大な海域が中共国の物
となります。海洋国家日本としては大問題です。台湾とフィリピンに対して我国との友好

と支援が望ましいのです。日本の外交政策として台湾を孤立させてはならない。中共国の
数千基に及ぶミサイルに至近距離で対峙している台湾を何らかの形で支援する事が緊急に
必要なのです。今回行われる尖閣奪還演習はこの地域に対して日本とアメリカが軍事力行

使を決断できるという事を示す物ともなるでしょう。巡航ミサイル防御を考える時期が来
たのです。


離島海域防衛 3

2010年10月04日 | 国家防衛
中共国が2007年から2008年の約一年で配備した巡航ミサイルのDH-10型とはどのような物
かと言えば最大射程1500~2000キロであり半数命中率半径10~15メートルと推測される。
弾頭は通常および核弾頭。これを一年で約200基を配備したと推測されています。

単純に計算しても現在の数は1000基を超える。他形式の巡航ミサイルも在りますから数千
基のミサイルが沖縄と台湾に向けて配備されているのが現状況です。これらのミサイルは
日ごとに数を増大しているだけでなく専用の爆撃機の開発も完了していると思われます。

爆撃機から発射すれば最大射程は5000~6000キロを超えるので距離的には日本本土攻撃が
可能となります。尖閣や沖縄はこの巡航ミサイルの射程内という不安の中に在るのです。
だから個別の島を守るのではなく離島海域の全体を守るという広域防衛が必要となります。

巡航ミサイルに対する防御戦法の研究が特に大切なのです。

離島海域防衛 2

2010年10月03日 | 国家防衛
中共国として支配領域拡大の希望とは次のようであろうと考えます。初期段階では台湾
の北と南の海洋を支配し重圧により台湾の実権を手に入れる事だと思います。海洋域支
配の為に巡航ミサイルおよそ1000基を配備完了しているのが現在の状況と思う。

(1) 南シナ海の制空権制海権を支配
(2) 東シナ海の制空権制海権を支配
(3) 東、南シナ海に領土権を確立
(4) 中華民国(台湾)の実権を掌握
(5) 中華民国(台湾)軍を用いて沖縄諸島を攻撃
(6) 大陸空軍で米軍を牽制しつつ沖縄本島を占領
(7) 沖縄独立宣言
(8) 中華民国(台湾)が沖縄を併合
(9) 中華民国(台湾)軍を用いて小笠原攻撃占領
(10) 中華民国(台湾)軍と北朝鮮軍を用いて対馬占領
(11) 韓国の実権を掌握
(12) 3カ国を用いて日本本土を攻撃
(13) ロシアに北海道を渡す事で分割支配の開始
(14) 北京政府が日本を含めて4カ国を併合

離島防衛 1

2010年10月02日 | 国家防衛
尖閣諸島に対する他国民の違法侵入と違法行為が話題に上がり国際政治問題のように成
っています。この状況を見て思うのは我国の領土領海の防衛体制であり特に思うのは国
境を接する離島域における防衛体制です。狭い国土の我国ですから陸上防衛よりも周辺

海域の守りを強固に固める事で敵接近を阻止する。多数の離島を中核として海域防衛を
戦略として採用する。空と海と陸に戦闘力を配備展開し戦法を研究し戦術を高める。も
しも自衛隊が戦闘をした場合、単に勝利すれば良いと言う物では無い。勝利しても離島

住民である我国の国民に多数の犠牲者が出たのでは勝利の意味が半減する。また無制限
に防衛費が増えていく事も避けなければならない。予算が際限なく増える場合には当事
者の考えが足らなくなり重要性の判断をせずに戦法戦術の研究をなまける事に成る。低

予算で最大の防衛効果をだす戦略と戦法戦術が必要。南西海域防衛。つまり尖閣諸島周
辺を含む海域であり仮想敵国は中共国と中国(中華民国)です。特に必要なのは中共国
に対する防衛体制です。現代戦においては相手の攻撃能力を推測する事が何よりも優先

すべきです。それに対して防衛体制を築く。