韓国の若者達がきびしい状況みたいですね。日本以上に生きづらい・・
借金は身の破滅を招くと昔から言い聞かされて来ましたが・・・
【「決められた期日までに150万ウォン(約11万円)を返済できなければ、わたしの身体を好きなようにしてください」21歳の若い女性が地下鉄の駅
で「融資」と書かれた小さなチラシを見て訪ねてくると、ヤミ金業者はこ
のように記載された「身体放棄覚書」を差し出した。職場も信用もないの
だから、この書類に署名が必要ということだった。現金が必要だったこの
女性は、月100%の利子に2カ月の期限で150万ウォンを借りた。ところが金
を返せなくなると、ヤミ金業者は覚書を提示し、彼女を忠清道にある売春
宿に売り飛ばした。これは、数年前に逮捕されたヤミ金業者の悪質な手口
だ。とりわけ悪徳金融業者は、公務員や公共企業の職員、軍人などをカモ
にしている。身分が確かで高い利子でも取り立てやすく、暴力を振るって
も職場を失いたくないため届けを出さないからだ。とりわけ女性は「歩く
担保」と呼ばれる。歓楽街に売り飛ばせばすぐに現金化できるからだ。世
の中を知らない女子大生たちが友人の頼みを聞いて保証人となり共に借金
を抱えるというケースも多い。ヤミ金業者から逃れられなくなるのは高い
利子もあるが、返済できない資金を再び貸し付ける「再融資」という手口
によるものが大きい。昨年ソウルで携帯電話の代理店を経営していたある
人物は、ヤミ金業者に100日間にわたり毎日12万ウォン(約9000円)の元金
と利子を返済する条件で1000万ウォン(約75万円)を借りた。実際に金を
渡されたときには最初の利子50万ウォン(約3万8000円)が初めから差し引
かれていた。その後返済に行き詰まると、業者は利子と元金を合わせて6回
の再融資を行い、1年で借金は7000万ウォン(約530万円)にまで膨れ上がっ
た。業者は担保として確保していた自宅も競売で売り飛ばした。昨年11月
には、50代の父親が風俗店で働いていた大学生の娘を殺害し自らも命を絶
つという事件が発生した。娘がインターネット・ショッピングモールを開設
するため、一昨年にソウルのあるヤミ金業者から300万ウォン(約23万円)
を借りたのが災いの元となった。借金は再融資を重ねて1年で7000万ウォン
にまで膨れ上がった。ヤミ金業者はこの女子大生をルームサロン(高級個室
バー)に売り飛ばしその店のママと共謀して1日に3人と性的な関係を持つ
よう強要した。警察が先日、彼らの身柄を拘束して取り調べを行ったとこ
ろ、212人に対して1年で最高680%の利子を取り立てていたことが分かった。
利子だけでも33億ウォン(約2億5000万円)に上るという。現在、韓国には
正規に登録されたものと違法営業を合わせて2万3000の貸し付け業者が存在
し融資額は10兆ウォン(約7500億円)に上ると集計されている。また成人
20人に一人の割合となる189万人が平均529万ウォン(約40万円)の借金を
抱えているという。貸し付け業者の利子に関する法的な上限は49%だが悪徳
金融業者は身体の肉をえぐり取るよう要求する「ヴェニスの商人」よりも
その手口は悪質だ。娘を殺害して自らも命を絶った父親の心情を思えば先
進国の入り口に立ったという国でなぜこのような悲惨なことが起きるのか、
あまりにも胸が痛い。 朝鮮日報
http://www.chosunonline.com/news/20090411000044】
借金は身の破滅を招くと昔から言い聞かされて来ましたが・・・
【「決められた期日までに150万ウォン(約11万円)を返済できなければ、わたしの身体を好きなようにしてください」21歳の若い女性が地下鉄の駅
で「融資」と書かれた小さなチラシを見て訪ねてくると、ヤミ金業者はこ
のように記載された「身体放棄覚書」を差し出した。職場も信用もないの
だから、この書類に署名が必要ということだった。現金が必要だったこの
女性は、月100%の利子に2カ月の期限で150万ウォンを借りた。ところが金
を返せなくなると、ヤミ金業者は覚書を提示し、彼女を忠清道にある売春
宿に売り飛ばした。これは、数年前に逮捕されたヤミ金業者の悪質な手口
だ。とりわけ悪徳金融業者は、公務員や公共企業の職員、軍人などをカモ
にしている。身分が確かで高い利子でも取り立てやすく、暴力を振るって
も職場を失いたくないため届けを出さないからだ。とりわけ女性は「歩く
担保」と呼ばれる。歓楽街に売り飛ばせばすぐに現金化できるからだ。世
の中を知らない女子大生たちが友人の頼みを聞いて保証人となり共に借金
を抱えるというケースも多い。ヤミ金業者から逃れられなくなるのは高い
利子もあるが、返済できない資金を再び貸し付ける「再融資」という手口
によるものが大きい。昨年ソウルで携帯電話の代理店を経営していたある
人物は、ヤミ金業者に100日間にわたり毎日12万ウォン(約9000円)の元金
と利子を返済する条件で1000万ウォン(約75万円)を借りた。実際に金を
渡されたときには最初の利子50万ウォン(約3万8000円)が初めから差し引
かれていた。その後返済に行き詰まると、業者は利子と元金を合わせて6回
の再融資を行い、1年で借金は7000万ウォン(約530万円)にまで膨れ上がっ
た。業者は担保として確保していた自宅も競売で売り飛ばした。昨年11月
には、50代の父親が風俗店で働いていた大学生の娘を殺害し自らも命を絶
つという事件が発生した。娘がインターネット・ショッピングモールを開設
するため、一昨年にソウルのあるヤミ金業者から300万ウォン(約23万円)
を借りたのが災いの元となった。借金は再融資を重ねて1年で7000万ウォン
にまで膨れ上がった。ヤミ金業者はこの女子大生をルームサロン(高級個室
バー)に売り飛ばしその店のママと共謀して1日に3人と性的な関係を持つ
よう強要した。警察が先日、彼らの身柄を拘束して取り調べを行ったとこ
ろ、212人に対して1年で最高680%の利子を取り立てていたことが分かった。
利子だけでも33億ウォン(約2億5000万円)に上るという。現在、韓国には
正規に登録されたものと違法営業を合わせて2万3000の貸し付け業者が存在
し融資額は10兆ウォン(約7500億円)に上ると集計されている。また成人
20人に一人の割合となる189万人が平均529万ウォン(約40万円)の借金を
抱えているという。貸し付け業者の利子に関する法的な上限は49%だが悪徳
金融業者は身体の肉をえぐり取るよう要求する「ヴェニスの商人」よりも
その手口は悪質だ。娘を殺害して自らも命を絶った父親の心情を思えば先
進国の入り口に立ったという国でなぜこのような悲惨なことが起きるのか、
あまりにも胸が痛い。 朝鮮日報
http://www.chosunonline.com/news/20090411000044】
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