町工場 職人の声

職人と現場人間の想いを誰かに伝えたい!

お手伝い空母2

2015年06月10日 | 国家防衛

集団的自衛権という良く判らない言葉を政治家が使う。

意見の相違は考えずに効果という点で判断すると使う価値が

政治家に在るだろうか?安倍総理大臣は何年か前に美しい国

 

という主張をした。それを聞いた私は何の意味だろうと迷うばかり。

歴史と未来を語る政治家が年寄りにも意味不明の日本語で政治上

の勝利を得られると考え判断したならば政治能力の欠落を意味する。

 

日本の軍事力向上を目指すため国民に説明するなら国民の言葉を使わず

には不可能である。言うまでも無く集団的自衛権は国民、庶民の言葉では無い。

私なら、お手伝い出動 と呼ぶ。どうせ想定はアメリカ軍のお手伝いなんだから。

 

政治家とは現実の目的を政策実行で実現して行く者。

政策を学者の論争で左右しては政治家の名が泣く・・・

お手伝い出動なら学者の論争を避け現実の目的を達成できると思う。

 

 


お手伝い空母1

2015年06月08日 | 国家防衛

ネットで言われてきた日本が空母を作るべきという考えについて考察。

自衛隊では多目的空母という呼び方があるそうですが判りにくい単語。

空母を作るならアメリカみたいな空母艦隊を編成する論がある。

 

しかし、そんな艦隊を数個艦隊作るのは莫大な資金と資源を費やし

能力がアメリカ艦隊との戦闘と言うのでは外交上の下策と言える。

現在の日本外交の状況では実現性は無い。

 

日本が空母を建造するとして原子力推進は現状では採用不可。

通常推進なら行動距離に制限を受ける。50年前じゃないんだ、

居場所は常に知られてる、タンカーから何時間もかけて燃料補給

 

など実戦だと不可能。だから通常空母なら西太平洋が戦域となる。

もし他の海域に展開するならアメリカ艦隊に付随しての作戦行動。

日本空母はアメリカ艦隊のお手伝いを目的に設計が良い。

 

お手伝い空母の艦載機なら制空戦闘では無く、地上攻撃を主目的

とする小型攻撃機が適切。適切に設計すれば小型空母に100機

搭載可能と考える。つまり小規模攻撃の機体を多数用いる戦術。

 

艦載小型攻撃機は他国に無いので日本の自主開発、生産となる。

小型なら機械式カタパルトを現代技術で作れば運用に有利。

北極海で作戦しないなら機械式で充分。

 

こういう、お手伝い空母を12隻建造し海洋空軍力の萌芽とする。

1200機の地上攻撃機による打撃力は戦術戦力として有効。

もちろん一度には出来ないから何年もかかる。


小型攻撃機の生産も要すので10年以上・・・