便所文明の全段階、糞尿文明について考える・・・
多くの点が動物に近いと容易に想像できる、つまり生物的行動の文化と成る
動物の代表として犬を取り上げる
普通に犬を飼うと食糞を喜んでするものだ・・・清潔や不潔は考えず・・・
生物の合理性で考えると自然で有効な生存行動と判断できる
糞の中には未吸収の養分が豊富に在る、いくつかの説では30~60%の養分とも
これらがかなり消化された状態で含まれてるのが糞なのだ
野生に近いと栄養不足への対応が生死を分かつ
慢性的な栄養不足なら食糞は真に最適な生存行動と言える
これは人間に対しても当然に言える事である
食人しなければ生存出来ない世界に有っては食糞は通常の行為であろう
肉食動物の多くは食糞し内臓を喰うのを優先する
状況次第で肉を喰わず内臓だけを喰う、別に内臓の栄養を考えてる訳じゃない
生存の食糞、それを包んでいる内臓ごと喰うというのが真相であろう
糞尿文明の特徴が食糞と内臓喰いに有るとする説は当然と思う
糞尿文明においては糞の善し悪しが行動を決める主要な要素である
戦いは糞の奪い合い、つまり糞の所有権の争いなのである
糞の量を争い、良質な糞、おいしい糞について争うのだ
社会の指導者とはより良い糞を提供する事が出来る者。
肉食動物の多くは狩りの際、糞を嗅ぎながら追いかける、同時に糞の質を判断してるのだ
夏にうるさい蚊だっておいしい血の方を吸う・・・
人間がおいしい糞を求めて集団で動き始めるのは当然である
教科書でいう文明人を野蛮人が襲うというが理由が釈然としない
ろくな文化を持たない野蛮人がどうして?わざわざ?遠方を襲う?
人間社会にも最初に糞尿文明が起こったとすれば説明が付く
野蛮人が襲った理由とは何か? それは自分達の誰よりもおいしい糞を出す集団だから。
最初の争いは最大の価値で有るおいしい糞をめぐって行われた、と。
現実に犬の食糞でも争いが起きるのだから・・・
人間も最初は糞を喰う場所で争った、と。