町工場 職人の声

職人と現場人間の想いを誰かに伝えたい!

台風

2012年06月19日 | 自己防衛

久しぶりの台風らしい台風ですね。住宅の被害が気になりますが外には出ない。
外に出たって何の役にも立たないんですから。見ているだけでは意味が無い。
家の中でじっと待つのも自己防衛。しかし~今回も外を見に行って死亡する人

が出てしまうんでしょうね・・・泥水がモノや人を押し流す力は凄いですから。
水の流れと泥の流れは効果が大きく違います。水深15センチでも泥の流れなら
足をすくわれて倒されてしまいます。泥水の危険を記憶する事が肝心です。

 

 

 


少子化問題 2

2012年06月08日 | 制度政策

村の少子化つまり大人の減少を無くし人数を増やす為にはどうするかが大切です。
減少して来た大きな理由の一つは村生活における慣習的人付き合いの不都合面が有る。
二つ目の理由として仕事内容の変化により山村暮らし漁村暮らしでは無くなった事。

三つ目の理由は日本の社会が貨幣を中心とした構造と価値観に変化した事。
四つ目の理由は国全体としての経済的成功により生活向上を希求し都市に集まった。
これらが目立つ大人減少の理由と思います。

一番大切なのは村人による慣習的人付き合いや集団行動をほどほどにする事。
村外から移住して来る人達は村人の家来になる為に来るのでは無いのだから。
村内に色んな価値観に基づく活動が生み出される状況を作らなければ成りません。

村内仕事の大半を占めた農業、漁業、林業では十分な貨幣を得られない点が問題。
他に収入の道が無ければ村を去るしか生活を開いて行く道は無い。
生活向上を希求し都市に集まる状況は道路網の建設により移動時間が短縮された

ので従前よりは状況の好転が見られます。これらの点を考えると村内少子化つまり
大人減少を好転させる為に必要な目標として十分な貨幣収入の見込める仕事を村内
に生み出す事。この一点が最重要であり最初に行うべき事柄と考えます。

移住者や子供を増やす事は他に優先するほど重要では無い。
余裕を失った村に出来る現実的方策は都市に存在しにくくなった会社を誘致する事。
これが村の活性化をもたらす唯一の道と想う~


少子化問題 1

2012年06月08日 | 制度政策

税金で子供を増やしてもなぜ好転しないという意見が在るかをもう一ひねり考える事
が他の問題にも役に立つと思います。子でもが減少していくと不都合が在るから数と
しての子供を増やせば良いと税金を使おうという訳ですよね。少子化問題を単に子供

の人数問題ととらえているのです。私は考えるんですよね。人数問題と捉える事が考
えと判断の間違いの大元であり原初。少子化というのは問題の原因では無く結果です。
社会的条件により少子化が起きた。だから人数を増やしても原因の条件は変わらず少

子化により発生する問題は続きます。少子化を考える場合は地方と大都市を考え日本と
世界を考えれば良いと思うのです。いきなり日本全体の少子化を考えずにまず地方の
少子化、老人化を考える事と想う。人間に直接関係する物事ですから慎重に。具体的に

考えて見ましょう。老人村で村の税金を20年つぎ込み年に20人成人する様に成れたと
します。村には子供や学生が400人以上住んでいますから見かけは確かににぎやかです。
単純な人達は20年間税金を出し続けた成果が出たと大喜びします。しかし村の少子化問

題は解決したのでしょうか????いいえ、全く解決していません。なぜなら成人して
いく20人内、村に留まるのは1~2人だからです。税金で大勢を育てても高度の教育を受
けた子供達の大部分が村を離れて大都市に向かうのですからね。最初から問題の捉え方

を間違っている。村の少子化とは子供が少ない事では無くて子供が村を出て行ったから
なんですから。私の出た村は高度の老人村で少子化村です。しかし盆祭りには里帰りで
大勢の子供や若者でにぎやかです。子供が少ないから老人村に成ったんでは無くて成人

が村を出たから住民の減少が起こり子供が減少した。老人村の解決とは成人数を増やす
のが解決手段であり良い方法なのです。現実の村では古き伝統?優先の付き合いが新住民
を拒否するので住民数は増えず老人がこの世を去るごとに住民数は減り続け寂れて行く・・・