米軍からタンクローリーを盗んだ職人 2

戦後の仕事が無い時期に米軍が輸送トラックの運転手を募集しました。
食うや食わずの日本人が集まったのです。軍隊でトラックを運転していた人も
いたそうですがほとんどは素人レベルの人達。

集団で一次面接を終えたら個人面接で詳しい経歴と能力を尋ねられました。
採用されたい一心で多くの人が自分の良いところだけを言ったのだそうです
この職人は世渡りの経験が十分在ったのでどんな嘘も米軍にはばれると予想
して正直に話したそうです。自分は運転が全く出来ない、小型トラックも運転
した事が無い。家族と生きてゆく為に何とか採用して欲しいと頭を下げた。

運転手に採用は出来ないが助手に採用するかも知れ無いからそれまで待てと
言われた。その時にしめた！採用されるかも知れないと喜んだそうです。

昔米軍からタンクローリーを盗んだ職人 1

職人の気概とはどんなものでしょう。ある渡り職人の戦後すぐの事件です。
ガソリン不足の世の中で米軍基地から満タンのタンクローリーを盗んで売り
さばいた職人がいたのです。小さな子供の私は事件発生をラジオで知りました。

その後何も報道されないので犯人は殺されたのだと思っていましたが生きてい
ました。その時に失ったのは給料と米軍の年金だけだそうです。

袋でジャガイモを盗んだだけで銃撃を受けた人がテレビに何年か前に出ていま
したがそれと比べると殺されないのが不思議です。

世の中を生きてゆくには気概が正義より必要なのです。

仕事道具

最近道具の手入れをしていません。道具といっても機械ですけどね。職人の気概が薄く
なっているのでしょうね。昔はもっと身近に感じたものでした。どうも金の計算をする
たびに気持ちが職人から離れて行きます。病は気からと言いますが職人技も気概が大切。

私には基本技の再確認が必要です。職人は金より気概です！

職人が頼る物

現実の困難や将来の不安に対して職人は何を頼りとすれば良いのでしょうか？少なくと
も金額計算では無いと思います。予想と計算から考えを始めるのが困難の元です。結果
を望み力を尽くすのが職人なのですから。目標を定めて自分を評価する事が始まりです。

たまに聞く営業者の相談話を可笑しいなと感じるのは目標が不適切だからです適切な目
標と言うのが実現する上での最低必要条件です。困難を解消する方法に目標変更が有効
である事を思い出すべきです。

金色のコルダ 3

間違いやすい教義の部分で妖精リリにより間違う事無く学ぶ手段を会得出来る
学ぶ心の会得だけに集中出来るので物事に十分な能力を得られます
そして物事を扱う経験を重ねる事で次の物事が近づいて来ます

同じように繰り返す事で幾つかの物事を進める事が出来ますがやがては能力の
不十分な点、不完全な部分が出てきます。学ぶ心を得る教義自体を取り扱う
経験の不足です。これがより高い段階での心の学び方に影響を与えます
こうして物事を取り扱う十分な能力、無学を失うのです。

主人公は教義の大切さに気が付いて最初から身に付け直すのですよね
苦しさに耐え学ぶ手段を身に付けようと決意し練習という教義に身を任せる。
そして得た学ぶ手段と学ぶ心により無学を会得し物事（演奏）を成し遂げる

手段（教義）と心は大切です。技と心とも言えるのです。
釈尊の教えがこのような物であり１０００年以上日本社会で続いて来たなら
当然、私も教えの影響下に在るのです。コルダを何度もみたいのはその為か
と想うのですよね～～～

無学とは完成ではなく完成を目指す無数の段階を自覚し会得する事。
その無限の道なのでしょう。釈尊の教えが無限ならアニメも無限と叫びたい。

本日はふらふらです

今日は正直な職人の声です。

納期遅れが１０日間。いい訳無用で二日連続物作りです。まぁ自分が悪いけれど。
片付いたので良しとします。暇な時ほど遅れるのはなぜかなぁ～～～

私の所の納期なんて一年遅れても世界に変化無し。自分の人生３０年遅れだし。
職人なら左甚五郎で行きましょう・・・古すぎますかねえ～～～