D9の響き

Guitarを肴につらつらと・・

JeffBeck LiveAndExclusiveFromTheGrammyMuseum('10)

2010-11-17 09:07:52 | jeff beck-connection
ジェフ・ベック御大の最新音源がリリースされてます。
本年(2010年)4月22日ロスのグラミー・ミュージアムでのライヴ・パフォーマンスとのこと。
少し前にCJのニュースで見かけ、amazon.comのみでCD-Rフォーマットでも出るってんでオーダーしてた訳です。
今月早々に届いてましたが、ようやく聴ける状況になったんで、早速ネ。(笑)
iTunesで映像もゲット可能なようですが、とりあえず音源のみで楽しんでます。

personnel:
Jeff Beck(g)
Jason Rebello(kb)
Narada Michael Walden(d)
Rhonda Smith(b)

tracks:
1.Corpus Christi Carol
2.Hammerhead
3.Over The Rainbow
4.Brush With The Blues
5.A Day In The Life
6.Nessun Dorma
7.How High The Moon
8.People Get Ready

最新作からのモノが半分くらいで、あとは過去のレパートリーですが、全く違和感なく全て溶け込んでますね。
オケなしでも関係なくシンフォニックな雰囲気の音空間に包まれてます。
エレクトリックなのに妙にアコウスティックな感じもして面白いですね。
メンバーも凄腕揃いです。
特にロンダ女史、#5や#8でのプレイには脱帽。

#7を除きオールインストで、ほとんどギター弾き捲くり状態で纏められていて、聴いてて思わずニヤケてきます。
#2“Hammerhead”や#4“Brush With The Blues”でのハードで気合の入ったプレイは言わずもがな。
#7“How High The Moon”でのロカビリーも例に漏れずご機嫌な出来ですし。
・・そいやこの曲、LesPaul&MaryFordの超有名曲じゃないですか。
その他のポップス、フォーク&クラシカルなナンバーも外れが皆無なのが凄い。
特に、#3“Over The Rainbow”のハーモニクス&アーミングのみによるテーマ弾きは絶品ですね。
・・この辺の技は、既に神の領域に達しているのかも。

この方、歳を追うごとに更に高みに上って行くようです。


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2 コメント

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怪物 (ドイツ特派員)
2010-11-18 22:13:04
elmar35さん、マイキーショックはいかがでしょうか(笑)。

しかしベック翁も凄いですなあ。これ未聴なんですが、更に高みに行ってるとは…。彼って、多分曲作りが煩わしいタイプなんじゃないですかね?こういう過去曲を今の解釈でやる、というのは彼に合っている気がします。しかも彼は焼きなおしじゃないから発見があるわけですね。

さて、アームの練習でもしますか。
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ドイツ特派員様 (elmar35)
2010-11-20 19:34:30
DTは来年1月から新作録りに入るようで動向に注目してます。アンプラグド路線とか考えてるかもしれませんね・・時間ないし。(涙)
で、この作品?基本はDL配信モノなんですぐにでも聴いていただけますよ。
我慢して待ってたら、多分来年あたり普通に店頭にも並ぶとは思いますがね。
無意味に50歳に近づきつつある自分自身を思うと、この方の存在って有り得ね~って感じですね。
自分をアップデートしなくちゃ、って焦って来ます。
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